Let's act positively!
生活しているとポジティブなインプット(誉め、賞賛)もあればネガティブなインプット(責め、非難)もあります。
何も考えずにこういったインプットを受けると、同じアウトプットを返しがちになります。誉められたら誉め返してあげたいし、責められたら相手の粗探しをして責め返したくなる。いわゆる前者は好意の返報性だし後者は嫌悪の返報性。
好意、嫌悪だけでなく行動を含めたすべてのことに対して無意識に返報性が働いていて、インプットと同じ内容が返報としてアウトプットに働きがちになります。
これが家族や組織の広範囲に広がることで正の連鎖、負の連鎖に発展し、それがそのコミュニティーの文化や慣習へと定着することになります。
となると、正の連鎖は促進したいし、負の連鎖は断ち切ろうと考えてしまうことになるのですが、ここで大切なのがインプットに対する返報としてのアウトプット。初めに言ったようにインプットにはネガティブポジティブ両方の種類があります。ついついネガティブにはネガティブ、ポジティブにはポジティブとアウトプットを返しがちですが、これを断ち切り、変えていく必要が出てきます。
そのためには、インプットがネガティブであろうとポジティブであろうと、それをポジティブに捉えてポジティブなアウトプットを返す意識付けが大切になってくるかと思います。それが巡り巡って正の連鎖を促進し、負の連鎖を断ち切ることにつながるはずだから。
Let's act positively!