徒然なるままな想い書き 日々の『思わぬ発見、気付き』をつれづれに。 2022-01-17T19:19:43+09:00 tsurzur Hatena::Blog hatenablog://blog/12921228815714073787 陥っている無駄 hatenablog://entry/13574176438053738064 2022-01-17T19:19:43+09:00 2022-01-17T19:24:24+09:00 最近、見えていなかった無駄が見えるようになってきました。 レジ袋消費が減ったけどマイバック消費が増加:差で増えているプラスチック消費が無駄 YouTubeで音声データだけ通信したいけど音声データのみは有料:無料だと動画データの通信が無駄 家の水道でお湯が出るまで水を出し続けなければいけない:水の分が無駄 こういった無駄は経済的なものや技術的なもの、様々な理由があるのでしょう。 これまでは当たり前のこととして何も考えていませんでしたが、昨今のSDGsの流行りから急にこういったことがすごく気になりだすようになってしまいました。 こういった無駄は、短期的、局所的にはメリットがあるように思えますが、長… <p>最近、見えていなかった無駄が見えるようになってきました。</p> <p> </p> <ul> <li>レジ袋消費が減ったけどマイバック消費が増加:差で増えているプラスチック消費が無駄</li> <li><a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/YouTube">YouTube</a>で音声データだけ通信したいけど音声データのみは有料:無料だと動画データの通信が無駄</li> <li>家の水道でお湯が出るまで水を出し続けなければいけない:水の分が無駄</li> </ul> <p> </p> <p>こういった無駄は経済的なものや技術的なもの、様々な理由があるのでしょう。</p> <p> </p> <p>これまでは当たり前のこととして何も考えていませんでしたが、昨今の<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/SDGs">SDGs</a>の流行りから急にこういったことがすごく気になりだすようになってしまいました。</p> <p> </p> <p>こういった無駄は、短期的、局所的にはメリットがあるように思えますが、長期的、全体的にはデメリットが大きくなっています。何と言いますか、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BC%FC%BF%CD%A4%CE%A5%B8%A5%EC%A5%F3%A5%DE">囚人のジレンマ</a>のような状況に陥って抜け出せないみたいなことになっているかと思います。</p> <p> </p> <p>これに対して自分ができることは大きくはないのですが、自分はシステム作りの仕事をしているので、少なくとも自分が関わるシステムに対しては、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BE%E5%A4%CE%B8%B6">上の原</a>因となる<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%CA%A5%C3%A5%B7%A5%E5%B6%D1%B9%D5">ナッシュ均衡</a>みたいなものを考えておいて、結果として<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BC%FC%BF%CD%A4%CE%A5%B8%A5%EC%A5%F3%A5%DE">囚人のジレンマ</a>として無駄を作り出してしまわないように意識をしたいなと思いました。もちろん、必要な無駄もあるので、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B5%A5%B9%A5%C6%A5%CA%A5%D6%A5%EB">サステナブル</a>を害するものだけなんですけれども。</p> <p> </p> <p><iframe src="https://hatenablog-parts.com/embed?url=https%3A%2F%2Ftsurzur.hatenablog.com%2Fentry%2F2015%2F07%2F04%2F122510" title="効率化された仕事よりも非効率と思える仕事の方が良いかもよ? - 徒然なるままな想い書き" class="embed-card embed-blogcard" scrolling="no" frameborder="0" style="display: block; width: 100%; height: 190px; max-width: 500px; margin: 10px 0px;"></iframe><cite class="hatena-citation"><a href="https://tsurzur.hatenablog.com/entry/2015/07/04/122510">tsurzur.hatenablog.com</a></cite></p> <p> </p> <p>ということで、無駄に気をつけようと思った今日この頃でした。</p> tsurzur 非日常に変わっていくもの hatenablog://entry/13574176438051706747 2022-01-11T18:34:29+09:00 2022-01-11T18:35:12+09:00 地元や実家って昔は日々を暮らしていた日常の場だったのに、帰省する度に、家族が増える度に、段々と非日常へと変わっていく。 慣れ親しんだはずなのに時によそよそしく、当時は当たり前だった仕草なのに時に恥ずかしく、捉え方が変わってしまう。 捉え方が変わることで自分が成長しているなと思う一方、何か哀しさを感じる今年の正月の帰省でした。 <p>地元や実家って昔は日々を暮らしていた日常の場だったのに、帰省する度に、家族が増える度に、段々と非日常へと変わっていく。</p> <p> </p> <p>慣れ親しんだはずなのに時によそよそしく、当時は当たり前だった仕草なのに時に恥ずかしく、捉え方が変わってしまう。</p> <p> </p> <p>捉え方が変わることで自分が成長しているなと思う一方、何か哀しさを感じる今年の正月の帰省でした。</p> tsurzur Let's act positively! hatenablog://entry/13574176438051232106 2022-01-10T11:18:04+09:00 2022-01-10T11:25:38+09:00 生活しているとポジティブなインプット(誉め、賞賛)もあればネガティブなインプット(責め、非難)もあります。 何も考えずにこういったインプットを受けると、同じアウトプットを返しがちになります。誉められたら誉め返してあげたいし、責められたら相手の粗探しをして責め返したくなる。いわゆる前者は好意の返報性だし後者は嫌悪の返報性。 好意、嫌悪だけでなく行動を含めたすべてのことに対して無意識に返報性が働いていて、インプットと同じ内容が返報としてアウトプットに働きがちになります。 これが家族や組織の広範囲に広がることで正の連鎖、負の連鎖に発展し、それがそのコミュニティーの文化や慣習へと定着することになります… <p>生活しているとポジティブなインプット(誉め、賞賛)もあればネガティブなインプット(責め、非難)もあります。</p> <p> </p> <p>何も考えずにこういったインプットを受けると、同じアウトプットを返しがちになります。誉められたら誉め返してあげたいし、責められたら相手の粗探しをして責め返したくなる。いわゆる前者は好意の返報性だし後者は嫌悪の返報性。</p> <p> </p> <p>好意、嫌悪だけでなく行動を含めたすべてのことに対して無意識に返報性が働いていて、インプットと同じ内容が返報としてアウトプットに働きがちになります。</p> <p> </p> <p>これが家族や組織の広範囲に広がることで正の連鎖、負の連鎖に発展し、それがそのコミュニ<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%C6%A5%A3%A1%BC">ティー</a>の文化や慣習へと定着することになります。</p> <p> </p> <p>となると、正の連鎖は促進したいし、負の連鎖は断ち切ろうと考えてしまうことになるのですが、ここで大切なのがインプットに対する返報としてのアウトプット。初めに言ったようにインプットにはネガティブポジティブ両方の種類があります。ついついネガティブにはネガティブ、ポジティブにはポジティブとアウトプットを返しがちですが、これを断ち切り、変えていく必要が出てきます。</p> <p> </p> <p>そのためには、インプットがネガティブであろうとポジティブであろうと、それをポジティブに捉えてポジティブなアウトプットを返す意識付けが大切になってくるかと思います。それが巡り巡って正の連鎖を促進し、負の連鎖を断ち切ることにつながるはずだから。</p> <p> </p> <p>Let's act positively!</p> tsurzur 心機一転のアクション ~2019年の抱負~ hatenablog://entry/10257846132698689959 2019-01-06T10:01:42+09:00 2019-01-06T10:15:40+09:00 はじめに 久しぶりの投稿。 どうも、旧「つれづれシバイヌ」から新「つれづれにダイスケ」です。 新年に入ったので心機一転です。 最近更新が滞っていたので、今後は内容をもう少しライトにして、「読みやすく・書きやすく・気づきやすく」を心がけたブログにしていきたいと思っています。 2019年の抱負 さて、本題。今週のお題「2019年の抱負」。 自分にとって、2019年は平成の終わりであり、20代の終わり。 まさに平成の始まりである平成元年に生まれた自分にとって、「平成の終わり、20代の終わり」が同時に来るので2019年は何とも感慨深い。 そんな2019年だからこそ、思うこともたくさんある。 2019年… <div class="section"> <h3>はじめに</h3> <p>久しぶりの投稿。<br /> どうも、旧「つれづれシバイヌ」から新「つれづれにダイスケ」です。<br /> 新年に入ったので心機一転です。</p><br /> <p>最近更新が滞っていたので、今後は内容をもう少しライトにして、「読みやすく・書きやすく・気づきやすく」を心がけたブログにしていきたいと思っています。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h3>2019年の抱負</h3> <p>さて、本題。<a class="keyword" href="http://blog.hatena.ne.jp/-/campaign/odai">今週のお題</a>「2019年の抱負」。</p><br /> <p>自分にとって、2019年は平成の終わりであり、20代の終わり。<br /> まさに平成の始まりである平成元年に生まれた自分にとって、「平成の終わり、20代の終わり」が同時に来るので2019年は何とも感慨深い。</p><br /> <p>そんな2019年だからこそ、思うこともたくさんある。<br /> 2019年に心がけたいこと、抱負は3つ。</p> <ul> <li>保守より革新</li> <li>異なる価値観の受容</li> <li>「考え」→「行動」のタイミングを良くする</li> </ul> <div class="section"> <h4>保守より革新</h4> <p>年齢を重ねてきて、自分の居心地の良い行動、態度、考え方、哲学が段々と分かってきた。<br /> なので、日々無意識に過ごしていると、ついつい居心地の良い方向へと向かい、それに留まってしまう。</p><br /> <p>もちろんそんな人生もアリだと思う。<br /> 人間幸福を求めていかないと人生やってらんないし、その幸福の一つが居心地の良さであって全然いい。<br /> ただ、自分の場合はブログの説明でも書いてるように『思わぬ発見、気付き』をすごく重要視している。<br /> 思わぬ発見があるとすごく嬉しいし、自分の場合はそれが幸福につながる。<br /> だからこそ、それを得るために今年は「保守より革新」というスタンスをより重要視したいと思っている。</p><br /> <p>というのも、去年のはじめからだろうか、仕事について転職を考えている。<br /> 仕事の内容自体はとても興味があり、主体的にやっているのだけれども、先の「保守より革新」というスタンスで見たときに、周りの人間関係というかコミュニティに少し物足りなさを感じ始めてきた。<br /> 熱意だけじゃビジネスはできないのはごもっともなことなんだけれども、こういったスタンスが文化としてある企業に自分の身を置いたら自分はどう変化していくのだろうかと興味が湧いている。</p><br /> <p>人間、やっぱり影響を一番受けるのは周囲の環境。<br /> 今年は周囲の環境を時には大胆に変化させる、広げることで、『思わぬ発見、気付き』をより求めていきたいです。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>異なる価値観の受容</h4> <p>上で述べたように自分たるものが段々分かってきたので、自分が大事にしている価値観も何となく分かり始めてきた。<br /> しかし、分かってきたがために、最近は自分とは異なる価値観に出会うと、「そういうものなんだ」とついつい突き放して考えるようにもなってきた。</p><br /> <p>でも、突き放してばかりいては、みんなで何かを成したいときに異なる価値観の人は動いてくれないし、時には敵対してしまうことになる。<br /> 2018年は幸い仕事ではそういったことで目立ったことはなかったが、恋愛面で相手と考え方のすれ違いが起こり、上手く行かなかった経験をした。<br /> これも裏には相手の価値観を突き放して受容しようとしなかったことが原因としてあったのかもしれないと思っている。<br /> 昔の記事(<a href="http://tsurzur.hatenablog.com/entry/2018/09/22/112948">&#x3053;&#x3093;&#x306A;&#x306E;</a>や<a href="http://tsurzur.hatenablog.com/entry/2015/03/15/133644">&#x3053;&#x3093;&#x306A;&#x306E;</a>)で書いたように、価値観に正解はない。</p><br /> <p>他人同士、自分とは絶対に価値観は違う。<br /> 今年は異なる価値観を突き放すのでは受容して、お互いのギャップを歩み寄って埋めていくような良い関係を築けるよう心がけたいです。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>「考え」→「行動」のタイミングを良くする</h4> <p>最近タイミングの重要性を感じている。<br /> 特に「考える」→「行動」のタイミング。<br /> 自分はこのタイミングがかなり悪い。<br /> 本当は考えて行動してそれで考えを確信するって感じだけど、考え煮詰まってから行動してしまっている。<br /> これじゃ遅い。<br /> 2019年はこれを何とかしたい。<br /> 具体的には、すごくベタな考えだけど、「考え」たら、すぐにできそうな「小さな行動」に分解して、とりあえずやってみようということを心がけたいと思う。</p><br /> <p>考えに対しては周囲の環境からのフィードバックが欠かせない。<br /> 「小さな行動」でとりあえずやってみて、すぐフィードバックを得て考えをブラッシュアップできるような、そんな習慣をまずは作っていきたいです。<br /> <br /> </p> </div> </div> <div class="section"> <h3>まとめ</h3> <p><a class="keyword" href="http://blog.hatena.ne.jp/-/campaign/odai">今週のお題</a>「2019年の抱負」。<br /> 堅い感じになってしまったけど、今年の抱負プラスワンになるけれども、<br /> ブログでは文の体裁を多少気にせず、どんどん意見を表に出していきたいと思っています。</p><br /> <p>今年もよろしくお願いします。</p><br /> <p>ではでは。</p> </div> tsurzur Mr.Children『重力と呼吸』全曲聴いてみた感想・レビュー hatenablog://entry/10257846132647536101 2018-10-07T18:54:14+09:00 2018-10-07T22:47:42+09:00 ようやくアルバム手に入れて全曲聴いてみたので早速感想・レビュー!重力と呼吸アーティスト: Mr.Children出版社/メーカー: トイズファクトリー発売日: 2018/10/03メディア: CDこの商品を含むブログ (1件) を見る <p>ようやくアルバム手に入れて全曲聴いてみたので早速感想・レビュー!</p><p><div class="hatena-asin-detail"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B07G3P28DX/hatena-blog-22/"><img src="https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/41dYMv741jL._SL160_.jpg" class="hatena-asin-detail-image" alt="重力と呼吸" title="重力と呼吸"></a><div class="hatena-asin-detail-info"><p class="hatena-asin-detail-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B07G3P28DX/hatena-blog-22/">重力と呼吸</a></p><ul><li><span class="hatena-asin-detail-label">アーティスト:</span> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/Mr.Children">Mr.Children</a></li><li><span class="hatena-asin-detail-label">出版社/メーカー:</span> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%C8%A5%A4%A5%BA%A5%D5%A5%A1%A5%AF%A5%C8%A5%EA%A1%BC">トイズファクトリー</a></li><li><span class="hatena-asin-detail-label">発売日:</span> 2018/10/03</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">メディア:</span> CD</li><li><a href="http://d.hatena.ne.jp/asin/B07G3P28DX/hatena-blog-22" target="_blank">この商品を含むブログ (1件) を見る</a></li></ul></div><div class="hatena-asin-detail-foot"></div></div></p><p></p> <div class="section"> <h3>はじめに</h3> <p>このアルバムに込めた思いについて語られている記事。<br /> これを読むのと読まないのとでは、<b>アルバムの聴き方が全然違う</b>と思います。</p><p><iframe src="https://hatenablog-parts.com/embed?url=https%3A%2F%2Fnews.yahoo.co.jp%2Ffeature%2F1106" title="「いつまで叫び続けられるんだろう」――桜井和寿、26年目の覚悟 - Yahoo!ニュース" class="embed-card embed-webcard" scrolling="no" frameborder="0" style="display: block; width: 100%; height: 155px; max-width: 500px; margin: 10px 0px;"></iframe><cite class="hatena-citation"><a href="https://news.yahoo.co.jp/feature/1106">news.yahoo.co.jp</a></cite></p><br /> <p></p> </div> <div class="section"> <h3>感想・レビュー</h3> <div class="section"> <h4>1. Your Song</h4> <p>イントロの叫び部分が何とも印象的です。</p><p><iframe width="560" height="315" frameborder="0" allowfullscreen="" src="//www.youtube.com/embed/ieQRDtBpBdY"></iframe><br><a href="https://youtube.com/watch?v=ieQRDtBpBdY">Mr.Children「Your Song」MV</a></p><br /> <p>時は過ぎ、まわりはどんどん変化していく中で、僕と君の関係を築いていく。<br /> まわりは変化していくけど、『ふとした瞬間に同じこと考えてたりして』であったり、『時にはちっちゃな事で笑い転げて』であったり、<br /> 2人でそれを経験し、同じ感覚を共有していく。<br /> そんなことができるのは君だけ。<br /> 『そう君じゃなきゃ』</p><br /> <p>すばらしいです、はい。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>2. 海にて、心は裸になりたがる</h4> <p>聴いていると何だかサビ部分で桜井さんと同時に叫びたくなる曲です笑</p><br /> <p>短所や欠点は誰にでもあって、みんなそれを冷静に自覚しつつ、多少卑屈になっている部分がある。<br /> それを認めず、隠したりもしている。<br /> そんな状態だから、ふとそういった卑屈な部分をさらけ出してスッキリしたくなる。<br /> そんな気持ちを吐き出す場所を海に例えて、気持ちの後押しをしてくれるような曲です。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>3. SINGLES</h4> <p>失恋ソングです。ただ、前向きな曲だと思います。</p><br /> <p>1番は自分(僕)について、2番は相手(君)について、思いを馳せています。<br /> 『それぞれが思う幸せ 僕(君)が僕(君)であるため』から、幸せの方向、価値観が違ったのかなと勘ぐっちゃいます。<br /> 1番2番ともメロの部分は未練たらたらですが、<br /> どちらもサビの終わりに 『have to go』となり、この先前を向いて進んでいかなければならないという意志が表れています。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>4. here comes my love</h4> <p>MVを観た後に聴いたせいか、何とも切ない曲に感じます。</p><p><iframe width="560" height="315" frameborder="0" allowfullscreen="" src="//www.youtube.com/embed/hNg2uOe28ak"></iframe><br><a href="https://youtube.com/watch?v=hNg2uOe28ak">Mr.Children 「here comes my love」Music Short Film</a></p><p>君の存在の奇跡さ、大きさ、失った後の悲しさ。<br /> そういったものを感じつつ、未知の未来に対して力強く生きていく。<br /> そんな意志を感じる曲だと思います。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>5. 箱庭</h4> <p>今感じているこの気持ち、感覚をずっと感じていたい、そんな曲です。</p><br /> <p>『乱暴なまでに僕はまだ 君を好きで~』のあたりから、おそらく失恋したんでしょう。<br /> それでも前に進めず、箱庭に閉じこもって今の気持ちをそのままにしておきたい。<br /> 自分も未練たらしいところがあるので非常に共感してしまいました...<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>6. addiction</h4> <p>自分の満足できない欲求にaddictionしている曲です。</p><br /> <p>そもそも欲求とは生理的な減少なので、当然抗えないものです。<br /> でも現代はそういった欲求を隠すように生きることを求められます。<br /> そこで、addictionという免罪符でネーミングして、それを解き放とうと唄っているのでしょうか?<br /> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/Mr.Children">Mr.Children</a>のこれからもどんどん攻めていくぞという意志を感じた曲でした。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>7. day by day(愛犬クルの物語)</h4> <p>愛犬クルについて歌った曲です。</p><br /> <p>と書きましたが、本当に愛犬について歌った曲なのでしょうか?<br /> 何かのメタファーな気もします。<br /> でも歌詞の内容は全面愛犬について唄ったものです。<br /> 私はペットは飼ったことがないので、この曲の感想はパスします...<br /> きっと、ペットを飼ったことがある人はいろいろと感じるものがあるのだろうと思います。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>8. 秋がくれた切符</h4> <p>今の季節にぴったりな曲です。ちょっと寒い季節に対して、ちょっとした温かみを感じます。</p><br /> <p>落ち葉を『何かの切符』にたとえています。<br /> 『何かの切符』は明示されていませんが、「現状を変えるキッカケ」のように私は感じました。<br /> それは良い方向なのか、悪い方向なのかは分かりません。<br /> それでも、何かが変わることを予感させます。<br /> そんな中、曲は『寒そうにしてる君に 駆け寄り手を繋ぐ』で終わります。<br /> きっと良い方向に進んでくれるでしょう。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>9. himawari</h4> <p>シングルとアレンジが違います。アルバムのほうが個人的には好きです。</p><br /> <p>シングルとアルバムのアレンジの違いは、MV版とライブ版の違いと似ています。<br /> アルバム・ライブの方が綺麗さよりも力強さが強調されています。</p><p><iframe width="560" height="315" frameborder="0" allowfullscreen="" src="//www.youtube.com/embed/_kXE9FHQy9E"></iframe><br><a href="https://youtube.com/watch?v=_kXE9FHQy9E">Mr.Children「himawari」Music Video</a></p><p><iframe width="560" height="315" frameborder="0" allowfullscreen="" src="//www.youtube.com/embed/-W0IEVetBaQ"></iframe><br><a href="https://youtube.com/watch?v=-W0IEVetBaQ">Mr.Children「himawari」from TOUR 2017 Thanksgiving 25</a></p><br /> <p>「君の<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%E7%B9%C2%A1">膵臓</a>をたべたい」の主題歌ということもあってかなり心に刺さってくる曲です。<br /> 『邪にただ生きている』自分に対し、『透き通るほど真っ直ぐ』なひまわり。<br /> 自分とは正反対に異なる君、そしてもう手が届かない君にずっと恋する。<br /> 本当切ない曲です。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>10. 皮膚呼吸</h4> <p>アルバムの最後の曲ということもあり、前に進んでいく力強さを感じる曲です。</p><br /> <p>『常に夢見る』という皮膚呼吸が、後悔や苦しみ、切なさ、まわりの変化に対して負けない自分を形作り、新しい自分へと試す原動力としていく。<br /> addictionと同様に、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/Mr.Children">Mr.Children</a>のこれからの決意表明のような曲に感じました。<br /> <br /> </p> </div> </div> <div class="section"> <h3>アルバム全体の感想</h3> <p>冒頭のインタビューにもあるように、淡白な言葉というか、素直な言葉が多いアルバムに感じました。<br /> 歌詞の表現もあまりひねっていませんし、表現のリフレインも多いので、曲がすんなり耳に入ってくる感じです。<br /> 曲調もREFLECTIONからと同様に、ドラム・弦楽器の力強さが際立っています。<br /> コバタケ<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B5%A5%A6%A5%F3%A5%C9">サウンド</a>が好きな自分としては残念な部分もありますが、これはこれで良い曲・アルバムだと思います。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h3>まとめ</h3> <p>独断と偏見で全曲の感想・レビューを書いてみました。<br /> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%DF%A5%B9%A5%C1%A5%EB">ミスチル</a>好きの皆さんにとっての、何かしらの参考になってもらえれば幸いです。</p><br /> <p>12月のライブに当選したので、今からもうワクワクが止まりません!</p><br /> <p>ではでは。</p><br /> <p><iframe src="https://hatenablog-parts.com/embed?url=http%3A%2F%2Ftsurzur.hatenablog.com%2Fentry%2F2014%2F12%2F10%2F204842" title="ミスチルの印象的な歌詞30選とその解釈・レビュー - 徒然なるままな想い書き" class="embed-card embed-blogcard" scrolling="no" frameborder="0" style="display: block; width: 100%; height: 190px; max-width: 500px; margin: 10px 0px;"></iframe><cite class="hatena-citation"><a href="http://tsurzur.hatenablog.com/entry/2014/12/10/204842">tsurzur.hatenablog.com</a></cite><br /> <iframe src="https://hatenablog-parts.com/embed?url=http%3A%2F%2Ftsurzur.hatenablog.com%2Fentry%2F2015%2F05%2F14%2F215238" title="心に染みるミスチル失恋歌詞10選の解釈・レビュー - 徒然なるままな想い書き" class="embed-card embed-blogcard" scrolling="no" frameborder="0" style="display: block; width: 100%; height: 190px; max-width: 500px; margin: 10px 0px;"></iframe><cite class="hatena-citation"><a href="http://tsurzur.hatenablog.com/entry/2015/05/14/215238">tsurzur.hatenablog.com</a></cite></p> </div> tsurzur 【書評】アウトプット大全:インプットとアウトプットは表裏一体 hatenablog://entry/10257846132642195798 2018-09-30T12:46:44+09:00 2018-09-30T19:37:30+09:00 この本を読み、インプットとアウトプットの関係、アウトプットの重要性を再認識しました。学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)作者: 樺沢紫苑出版社/メーカー: サンクチュアリ出版発売日: 2018/08/03メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る <p>この本を読み、インプットとアウトプットの関係、アウトプットの重要性を再認識しました。</p><p><div class="hatena-asin-detail"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4801400558/hatena-blog-22/"><img src="https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51n2EH5szTL._SL160_.jpg" class="hatena-asin-detail-image" alt="学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)" title="学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)"></a><div class="hatena-asin-detail-info"><p class="hatena-asin-detail-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4801400558/hatena-blog-22/">学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)</a></p><ul><li><span class="hatena-asin-detail-label">作者:</span> 樺沢紫苑</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">出版社/メーカー:</span> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B5%A5%F3%A5%AF%A5%C1%A5%E5%A5%A2%A5%EA">サンクチュアリ</a>出版</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">発売日:</span> 2018/08/03</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">メディア:</span> 単行本(ソフトカバー)</li><li><a href="http://d.hatena.ne.jp/asin/4801400558/hatena-blog-22" target="_blank">この商品を含むブログを見る</a></li></ul></div><div class="hatena-asin-detail-foot"></div></div></p><p></p> <div class="section"> <h3>感想</h3> <p>早速ですが、「読書感想を書く ~読書感想テンプレート~」という内容があったので、今回はこのテンプレートに従って紹介していくことにしていきます。<br /> このテンプレートとは、<br /> <br /> </p> <table> <tr> <th>ビフォー</th> <td>この本を読む前の私は〇〇でした。</td> </tr> <tr> <th>気付き</th> <td>この本を読んで私は、△△について気付きました。</td> </tr> <tr> <th>TO DO</th> <td>今後、XXを実行していこうと思います。</td> </tr> </table><p><br /> というものです。これに従うことで、短時間で論旨が明確な読書感想を書くことができると述べられています。</p><p><b>[気付き - ビフォー]</b>がインプットにあたり、<b>[TO DO]</b>がアウトプットにあたると言えるでしょうか。</p><p>読書感想としてはこれだけになりますが、当然このあとにTO DOを実践しなければ意味がありません。</p><br /> <p>本によると、このテンプレートに対して、まずは3行で構成をまとめます。</p><p>構成をまとめる→肉付けするという順番の重要性は、この本の「47 構想をまとめる」、「48 プレゼンスライドをつくる」でも述べられています。</p><p>私の場合、この本の感想を3行でまとめると以下になりました。<br /> <br /> </p> <table> <tr> <th>ビフォー</th> <td>この本を読む前の私は<b>インプットは計画的でしたがアウトプットは無計画</b>でした。</td> </tr> <tr> <th>気付き</th> <td>この本を読んで私は、<b>アウトプットがインプットを高めること、アウトプットを出すための方法論</b>について気付きました。</td> </tr> <tr> <th>TO DO</th> <td>今後、<b>インプットに対するアウトプットを周囲に発信していくこと</b>を実行していこうと思います。</td> </tr> </table><p><br /> 次に、この3行に対して、それぞれ内容の肉付けを行っていきます。<br /> この本の場合、私は以下のような感想となりました。<br /> <br /> </p> <div class="section"> <h4>ビフォー</h4> <p>私はもともと好奇心が強く、勉強や読書などのインプットは好きでした。</p><p>そのため、インプットが絶えないように計画的に知らない分野を勉強したり映画・読書を行ったりしていました。</p><p>ですが、アウトプットについてはインプットと比べるとおざなりで、過去に記事を書いていたにもかかわらず、いまいち計画を立てて継続的に行えていませんでした。</p><p><iframe src="https://hatenablog-parts.com/embed?url=http%3A%2F%2Ftsurzur.hatenablog.com%2Fentry%2F2015%2F06%2F13%2F143836" title="ブログで得られる重要スキル『インプット→スループット→アウトプット』 - 徒然なるままな想い書き" class="embed-card embed-blogcard" scrolling="no" frameborder="0" style="display: block; width: 100%; height: 190px; max-width: 500px; margin: 10px 0px;"></iframe><cite class="hatena-citation"><a href="http://tsurzur.hatenablog.com/entry/2015/06/13/143836">tsurzur.hatenablog.com</a></cite><br /> <iframe src="https://hatenablog-parts.com/embed?url=http%3A%2F%2Ftsurzur.hatenablog.com%2Fentry%2F2014%2F11%2F30%2F113835" title="考えるから書くのか?書くから考えるのか? - 徒然なるままな想い書き" class="embed-card embed-blogcard" scrolling="no" frameborder="0" style="display: block; width: 100%; height: 190px; max-width: 500px; margin: 10px 0px;"></iframe><cite class="hatena-citation"><a href="http://tsurzur.hatenablog.com/entry/2014/11/30/113835">tsurzur.hatenablog.com</a></cite></p><p></p> </div> <div class="section"> <h4>気付き</h4> <p>ブログで以前に書いていたこともあり、この本はある意味アウトプットの重要性を客観的に再認識するきっかけとなりました。</p><p>アウトプットがインプットを高めることについて、以下の点が気づきとなりました。</p><br /> <p><b>~インプットとアウトプットの<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B2%AB%B6%E2%C8%E6">黄金比</a>は3:7~</b></p><br /> <p>私の生活ではインプット:アウトプットが逆に7:3くらいだったのでこの逆転の考えはすごく新鮮でした。</p><br /> <p><b>~インプット前に事前に何をインプットするか、何のアウトプットにつなげるかを明確にする~</b></p><br /> <p>一般的には選択的注意というものですが、この選択的注意をインプットやアウトプットにつなげるという考えが自分にはなく、参考になりました。</p><br /> <p>また、アウトプットを出すための方法論としては以下の点が参考になりました。</p><br /> <p><b>~アウトプットはまずは構成から~</b></p><br /> <p>私の場合、仕事での仕様書等はこれを意識してやっていたのだが、このようなプライベートのブログなどは頭の中でざっくり、適当に構想ができたら書き始めるという書き方をしていたので、プライベートでも意識しようと思いました。</p><br /> <p><b>~チャレンジ領域:快適領域 - 学習領域 - 危険領域~</b></p><br /> <p>アウトプットを出してチャレンジする領域として「快適領域 - 学習領域 - 危険領域」の3領域があり、自分の中ではこれまで「現状 - 短期目標 - 長期目標」のように捉えていました。</p><p>これを別視点で<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BF%B4%CD%FD%C5%AA">心理的</a>に捉えて説明されていたので、考えを補強するいい参考になりました。</p><br /> <p><b>~とりあえず始める、完成させてみる~</b></p><br /> <p>最初は始めることに億劫でも、始めてみると<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C2%A6%BA%C1%B3%CB">側坐核</a>が発火し、やる気が出てくるそうです。経験上確かにそうだなと思います。</p><p>また、アウトプットを完成させるため、まずは30点のものを作ってしまい、そこからブラッシュアップを行って100点に近づけていくのが良いとのこと。</p><p>本には書いていませんでしたが、これはまさに<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D1%A5%EC%A1%BC%A5%C8%A4%CE%CB%A1%C2%A7">パレートの法則</a>だなと思いました。最初の20%の時間でアウトプットの80%ができあがるので、残り80%の時間でブラッシュアップ20%分を仕上げるというやつです。</p><p>こちらも私の考えていたことを別視点で述べており、多面的な気付きが得られたのかなと思います。</p><p><iframe src="https://hatenablog-parts.com/embed?url=http%3A%2F%2Ftsurzur.hatenablog.com%2Fentry%2F2014%2F02%2F03%2F212108" title="何でも当てはまる?パレートの法則から見る、小と大の依存関係 - 徒然なるままな想い書き" class="embed-card embed-blogcard" scrolling="no" frameborder="0" style="display: block; width: 100%; height: 190px; max-width: 500px; margin: 10px 0px;"></iframe><cite class="hatena-citation"><a href="http://tsurzur.hatenablog.com/entry/2014/02/03/212108">tsurzur.hatenablog.com</a></cite></p><br /> <p></p> </div> <div class="section"> <h4>TO DO</h4> <p>これまで、映画・読書といったインプットに対するアウトプット、つまり感想は面白かったものだけたまに書くという形をとっていましたが、今後は必ずブログ、時間がなければ<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/Twitter">Twitter</a>で文書化していきます。<br /> <br /> </p> </div> </div> <div class="section"> <h3>まとめ</h3> <p>絵に描いた餅にならないよう、この本で得られたインプットからアウトプットを実践し、インプットとアウトプットの良い循環を自分の中で実現させていきたいと思いました。<br /> まずは学習領域からコツコツと...</p><br /> <br /> <p>ではでは。</p> </div> tsurzur 【書評】サピエンス全史(上・下):生きるって何だ? hatenablog://entry/10257846132636933772 2018-09-22T11:29:48+09:00 2018-09-22T11:30:44+09:00 サピエンス全史を読んで衝撃があまりに強かったので久しぶりの書評。サピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福作者: ユヴァル・ノア・ハラリ,柴田裕之出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2016/09/08メディア: 単行本この商品を含むブログ (49件) を見るサピエンス全史(下)文明の構造と人類の幸福作者: ユヴァル・ノア・ハラリ,柴田裕之出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2016/09/08メディア: 単行本この商品を含むブログ (24件) を見る <p>サピエンス全史を読んで衝撃があまりに強かったので久しぶりの書評。</p><p><div class="hatena-asin-detail"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/430922671X/hatena-blog-22/"><img src="https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51MSnnvzg7L._SL160_.jpg" class="hatena-asin-detail-image" alt="サピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福" title="サピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福"></a><div class="hatena-asin-detail-info"><p class="hatena-asin-detail-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/430922671X/hatena-blog-22/">サピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福</a></p><ul><li><span class="hatena-asin-detail-label">作者:</span> ユヴァル・ノア・ハラリ,柴田裕之</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">出版社/メーカー:</span> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B2%CF%BD%D0%BD%F1%CB%BC%BF%B7%BC%D2">河出書房新社</a></li><li><span class="hatena-asin-detail-label">発売日:</span> 2016/09/08</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">メディア:</span> 単行本</li><li><a href="http://d.hatena.ne.jp/asin/430922671X/hatena-blog-22" target="_blank">この商品を含むブログ (49件) を見る</a></li></ul></div><div class="hatena-asin-detail-foot"></div></div><div class="hatena-asin-detail"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309226728/hatena-blog-22/"><img src="https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51Oiig3u-6L._SL160_.jpg" class="hatena-asin-detail-image" alt="サピエンス全史(下)文明の構造と人類の幸福" title="サピエンス全史(下)文明の構造と人類の幸福"></a><div class="hatena-asin-detail-info"><p class="hatena-asin-detail-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309226728/hatena-blog-22/">サピエンス全史(下)文明の構造と人類の幸福</a></p><ul><li><span class="hatena-asin-detail-label">作者:</span> ユヴァル・ノア・ハラリ,柴田裕之</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">出版社/メーカー:</span> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B2%CF%BD%D0%BD%F1%CB%BC%BF%B7%BC%D2">河出書房新社</a></li><li><span class="hatena-asin-detail-label">発売日:</span> 2016/09/08</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">メディア:</span> 単行本</li><li><a href="http://d.hatena.ne.jp/asin/4309226728/hatena-blog-22" target="_blank">この商品を含むブログ (24件) を見る</a></li></ul></div><div class="hatena-asin-detail-foot"></div></div></p><p></p> <div class="section"> <h3>概要</h3> <p>本の概要の説明はその他の記事にゆずります。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h3>感想</h3> <p>まず、宗教も資本主義も人生の目的も、すべては人間の虚構とバッサリ主張するのが衝撃。<br /> 確かにうすうすは感じていたけど、ここまで理路整然と主張されるのは中々なかった。</p><br /> <p>人間、正確には<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%DB%A5%E2%A1%A6%A5%B5%A5%D4%A5%A8%A5%F3%A5%B9">ホモ・サピエンス</a>なんだろうけど、その本質は昔から他の生物と一緒で、</p><br /> <p><b>「生きて子孫を繁栄させること」</b></p><br /> <p>それは今も昔も変わらない。でも筆者は問いかける。</p><br /> <p><b>それが実現できたら「幸福なのか?」と。</b></p><br /> <p>家畜やペットとして飼われている動物たちはいま歴史史上最大に「生きて子孫を繁栄させること」を実現させている。<br /> でもこれら動物たちの環境は(人間から見ると)劣悪であり、その場から一歩も動けなかったり、生まれても発育が良くなければ容赦なく殺される環境だったりする。</p><br /> <p>その点、人間も人口が70億人を超え、「生きて子孫を繁栄させること」は十分実現させている。<br /> その上で、人間は地球上の頂点に立っており(のはず...)、他の生物のようにその生き方を強制されない。<br /> さらに、それは他の生物だけでなく人間同士でも言え、「社会」というシステムによって自由に生活することができている。<br /> とは言え、人間は何にも強制されていないのかと言われるとそうではない。<br /> 人間は「社会」に強制されている。<br /> ここで、初めの「幸福なのか?」の問い合わせと関係してくる。</p><br /> <p>世界にいる人間のほとんどは仏教や<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%AD%A5%EA%A5%B9%A5%C8%B6%B5">キリスト教</a>といった宗教、はたまた経済的な資本主義、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BC%D2%B2%F1%BC%E7%B5%C1">社会主義</a>等、社会にある特定の信念に強く影響され、その考え方を強制されている。<br /> 分かりやすいのが資本主義。<br /> 多くの人は日々の生活のほとんどを仕事に捧げている。「お金を稼ぐために」だ。お金を稼げば何でも手に入り、何でもできるだろう。<br /> でもそれが「幸福なのか?」と。<br /> サピエンス全史を読んでみると、何かモノを手に入れたり、知らない世界に旅行に行けたりしたからといって、それが幸福につながるのか分からなくなってくる。</p><br /> <p>ここで、仮にそれらを実現して幸福な気持ちになったとしよう。<br /> しかしその幸福な気持ちは所詮は脳がそのように認識しているのであって、その原因は単に特定のホルモンの増加である。<br /> じゃあ、麻薬を使うように、特定のホルモンを増加させさえすればそれは「幸福」につながるのだろうか?<br /> この本はこういった論点をストレートにぶつけてくる。<br /> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C7%BE%B2%CA%B3%D8">脳科学</a>が発展して簡単にホルモン操作ができるようになるそう遠くない未来でも、人間は「幸福」を感じられるのだろうかと。</p><br /> <p>この本を読んだ背景として、最近自分の<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%AD%A5%E3%A5%EA%A5%A2%A5%D1%A5%B9">キャリアパス</a>について悩んでいた。<br /> この本を読んでみて、いい意味で自分の期待を裏切ってくれたと思う。<br /> これまでは<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%AD%A5%E3%A5%EA%A5%A2%A5%D1%A5%B9">キャリアパス</a>について、自分の軸を固めるために何が必要かを考えていたのだが、この本を読んで軸そのものが何なのかを考えるようになった。<br /> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%AD%A5%E3%A5%EA%A5%A2%A5%D1%A5%B9">キャリアパス</a>も人間社会での自分の立ち位置のプランなので、上述したように所詮は虚構の中での考えである。<br /> そのため、「お金を稼ぎたい」とか「遊んで暮らしたい」といったどの軸も優劣はなく、どれを選んでも自由だ。<br /> このように考えると自分の中の価値観というのが何を基準にすればよいか分からなくなる。<br /> みんなはどのように考えているだろうか。</p><br /> <p>とは言え、そのように考えていも日は過ぎていくので、自分の中での答えを示しておくと、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%AD%A5%E3%A5%EA%A5%A2%A5%D1%A5%B9">キャリアパス</a>の軸は「自分が納得できる行動選択をしていく」ではないかと思っている。<br /> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%DF%A5%B9%A5%C1%A5%EB">ミスチル</a>のCENTER OF <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/UNIVERSE">UNIVERSE</a>で「総てはそう 僕の捉え方次第だ」という歌詞があるけど、まさにこれ。<br /> 自分の捉え方さえ良ければ人生上手くいくのではないかと思っている。</p><br /> <p>っと、ここで<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%DF%A5%B9%A5%C1%A5%EB">ミスチル</a>の歌詞を引用してふと思ったけど、今回の感想はCENTER OF <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/UNIVERSE">UNIVERSE</a>の歌詞と全く一緒やね笑<br /> 既に言葉として表現されていることに気づいてショックを受けてしまったのでここらへんにしときます。</p><br /> <br /> <br /> <p>ではでは。</p> </div> tsurzur 3の不思議 hatenablog://entry/17391345971629154164 2018-03-25T10:59:10+09:00 2018-03-25T10:59:10+09:00 3秒で落とした食べ物は食べられなくなり、3分でカップラーメンという食べ物ができあがる。 30分で能動的なタスクへの集中力が切れていくが、3時間でも受動的な映画だったら集中力は続く。 3日で三日坊主になるが、30日も続いたらそれは立派な習慣、趣味になる。 3ヶ月で仕事も恋愛も慣れて興味が好調期を迎えるが、3年で仕事も恋愛も興味が変化、あるいは消失していく。 そんな中、社会人3年目が終わろうとしている。 ではでは。 <p>3秒で落とした食べ物は食べられなくなり、</p><p>3分でカップラーメンという食べ物ができあがる。</p><br /> <br /> <br /> <br /> <p>30分で能動的なタスクへの集中力が切れていくが、</p><p>3時間でも受動的な映画だったら集中力は続く。</p><br /> <br /> <br /> <p>3日で三日坊主になるが、</p><p>30日も続いたらそれは立派な習慣、趣味になる。</p><br /> <br /> <br /> <p>3ヶ月で仕事も恋愛も慣れて興味が好調期を迎えるが、</p><p>3年で仕事も恋愛も興味が変化、あるいは消失していく。</p><br /> <br /> <br /> <br /> <br /> <br /> <br /> <br /> <br /> <br /> <br /> <br /> <br /> <br /> <br /> <br /> <br /> <p>そんな中、社会人3年目が終わろうとしている。</p><br /> <p>ではでは。</p> tsurzur pythonでRedmineのチケットを自動でつくる! hatenablog://entry/10328749687247679364 2017-05-17T20:31:50+09:00 2017-05-18T07:27:44+09:00 最近Redmineのチケットを生成するpythonのスクリプトをつくっていたのですが、残念ながら公式のサイトなどのサンプルがあまり充実していませんでした。 ということで、せっかくなのでサンプルとして私の作ったスクリプトを載せておきます。公式のREST APIを使って、XMLをPOSTしています。チケットをpythonのスクリプトでつくれるようになると、例えばリポジトリへのコミット時にフックして付随するチケットを生成するなど、チケットをイベントに対して自動で生成することができるようになり、とても便利です。 # -*- coding:utf-8 -*- from xml.etree.Element… <p>最近Redmineのチケットを生成するpythonのスクリプトをつくっていたのですが、残念ながら公式のサイトなどのサンプルがあまり充実していませんでした。<br /> ということで、せっかくなのでサンプルとして私の作ったスクリプトを載せておきます。公式のREST APIを使って、XMLをPOSTしています。</p><p>チケットをpythonのスクリプトでつくれるようになると、例えばリポジトリへのコミット時にフックして付随するチケットを生成するなど、チケットをイベントに対して自動で生成することができるようになり、とても便利です。</p> <pre class="code lang-python" data-lang="python" data-unlink><span class="synComment"># -*- coding:utf-8 -*-</span> <span class="synPreProc">from</span> xml.etree.ElementTree <span class="synPreProc">import</span> Element, SubElement, Comment <span class="synPreProc">import</span> xml.etree.ElementTree <span class="synStatement">as</span> ET <span class="synPreProc">import</span> xml.dom.minidom <span class="synStatement">as</span> minidom <span class="synPreProc">import</span> urllib2 <span class="synStatement">if</span> __name__ == <span class="synConstant">'__main__'</span>: issue = Element(<span class="synConstant">'issue'</span>) project_id = SubElement(issue, <span class="synConstant">'project_id'</span>) project_id.text = <span class="synConstant">'5'</span> subject = SubElement(issue, <span class="synConstant">'subject'</span>) subject.text = <span class="synConstant">'TEST TICKET'</span> tracker_id = SubElement(issue, <span class="synConstant">'tracker_id'</span>) tracker_id.text = <span class="synConstant">'2'</span> priority = SubElement(issue, <span class="synConstant">'priority'</span>) priority.text = <span class="synConstant">'4'</span> priority = SubElement(issue, <span class="synConstant">'assigned_to_id'</span>) priority.text = <span class="synConstant">'3'</span> custom_fields = SubElement(issue, <span class="synConstant">'custom_fields'</span>, {<span class="synConstant">'type'</span>:<span class="synConstant">'array'</span>}) custom_field_1 = SubElement(custom_fields, <span class="synConstant">'custom_field'</span>, {<span class="synConstant">'id'</span>:<span class="synConstant">'1'</span>}) custom_field_value_1 = SubElement(custom_field_1, <span class="synConstant">'value'</span>) custom_field_value_1.text = <span class="synConstant">'A'</span> watcher_user_ids = SubElement(issue, <span class="synConstant">'watcher_user_ids'</span>, {<span class="synConstant">'type'</span>:<span class="synConstant">'array'</span>}) watcher_user_id_1 = SubElement(watcher_user_ids, <span class="synConstant">'watcher_user_id'</span>) watcher_user_id_1.text = <span class="synConstant">'4'</span> watcher_user_id_2 = SubElement(watcher_user_ids, <span class="synConstant">'watcher_user_id'</span>) watcher_user_id_2.text = <span class="synConstant">'3'</span> string = ET.tostring(issue, <span class="synConstant">'utf-8'</span>) pretty_string = minidom.parseString(string).toprettyxml(indent=<span class="synConstant">' '</span>, encoding=<span class="synConstant">&quot;utf-8&quot;</span>) <span class="synComment"># API key</span> api_key = <span class="synConstant">'***'</span> <span class="synComment"># Redmine URL</span> url = <span class="synConstant">'http://localhost/redmine/issues.xml'</span> <span class="synComment"># POST</span> request = urllib2.Request(url, data=pretty_string) request.add_header(<span class="synConstant">'Content-Type'</span>, <span class="synConstant">'text/xml'</span>) request.add_header(<span class="synConstant">'X-Redmine-API-Key'</span>, api_key) request.get_method = <span class="synStatement">lambda</span>: <span class="synConstant">'POST'</span> response = urllib2.urlopen(request) ret = response.read() <span class="synComment">#print(ret)</span> </pre><p>(API Reference)<br /> <iframe src="//hatenablog-parts.com/embed?url=http%3A%2F%2Fwww.redmine.org%2Fprojects%2Fredmine%2Fwiki%2FRest_api" title="Rest api - Redmine" class="embed-card embed-webcard" scrolling="no" frameborder="0" style="display: block; width: 100%; height: 155px; max-width: 500px; margin: 10px 0px;"></iframe><cite class="hatena-citation"><a href="http://www.redmine.org/projects/redmine/wiki/Rest_api">www.redmine.org</a></cite></p><br /> <br /> <p>ではでは。</p> tsurzur 最適化しすぎるのもよくない。 hatenablog://entry/10328749687242088794 2017-05-01T20:22:53+09:00 2017-05-01T20:27:17+09:00 最近仕事とかスマホでディスプレイの見過ぎで、基本的に目が疲れたまんまになっている今日この頃。 私の目はちょっと特殊で、片方は遠視気味で遠くのものを見る目、もう片方は極度の近視で近くのものを見る目といったように、役割分担しながらモノを見ています。 そのような中、遠視目は視力が下がっていないのですが、近視目の方が日々の見過ぎ労働のせいか、視力がどんどん落ちてきています。視力が落ちてくるのはまぁ視力が悪くなった方からすると当たり前かと思うのですが、問題は視力の落ちた先。視界がはっきりする限界距離が「普段私がスマホを眺めている距離そのもの」なのです。それでふと思ったのです。 「最適化されてない?笑」と… <p>最近仕事とかスマホでディスプレイの見過ぎで、基本的に目が疲れたまんまになっている今日この頃。</p> <p>私の目はちょっと特殊で、片方は遠視気味で遠くのものを見る目、もう片方は極度の近視で近くのものを見る目といったように、役割分担しながらモノを見ています。</p> <p> </p> <p>そのような中、遠視目は視力が下がっていないのですが、近視目の方が日々の見過ぎ労働のせいか、視力がどんどん落ちてきています。視力が落ちてくるのはまぁ視力が悪くなった方からすると当たり前かと思うのですが、問題は視力の落ちた先。視界がはっきりする限界距離が「普段私がスマホを眺めている距離そのもの」なのです。それでふと思ったのです。</p> <p> </p> <p><strong><span style="font-size: large;">「最適化されてない?笑」と。</span></strong></p> <p> </p> <p>それでこのブログタイトルです。スポーツや仕事、人間のやること何でもそうですが、慣れてくると動作や考えがブラッシュアップされ、まさに最適化されていきます。ただ、この最適化ですが、適用されるのはここで言う「特定のスポーツや、仕事」のみです。特定のものに対しては大きな効果を発揮しますが、最適化してしまったがゆえ、時として他の環境下では途端に足を引っ張ってしまうことがあります。今の私の近視目なんかまさにそうです。スマホの画面を見るときには、画面がとても見やすく、大きな効果を発揮するのですが、それ以外はまったく役に立ちませんし、むしろ立体視がしにくくなるため、生活に支障が出るレベルです。</p> <p> </p> <p>しかも、この最適化、人間は器用なので、無意識にやっちゃいます。近視目も、近視になっていることは認識しているつもりでしたが、スマホに最適化されているのはこれを書いている今日初めて認識しました。</p> <p> </p> <p>このように、特定の環境下では最適なので良いことなのですが、この最適化は別の環境になった途端、まったく使い物にならなくなってしまうケースが多いのです。このように考えて見ると、自分の仕事も当てはまっているように感じます。</p> <p> </p> <p>仕事はよく「効率化」と叫ばれていますが、効率化の行き着く先は「最適化」だったりします。ですが、この最適化を「特定の環境下」でやってしまうと、変化の早い昨今の社会だとすぐに別の環境に変わってしまい、すぐに使い物にならなくなってしまいます。さらに最悪の場合、私の近視目のように他の環境に対応したくとも対応できないものになってしまう可能性もあるのです。</p> <p> </p> <p>人間慣れて最適化、効率化するのは良いことなんですが、その最適化は「何の環境」に対してなされているのか、別の環境でも対応できるのか?</p> <p> </p> <p><span style="font-size: large;"><strong>「特定の環境に最適化する」のではなく、「最適化する方法を最適化」する。</strong></span></p> <p> </p> <p>今日気がついた、「目」から得た1つの「視点」でした。</p> <p> </p> <p> </p> <p>ではでは。</p> tsurzur 【Raspberry Pi】cronのネットワーク再起動でエラーメッセージが出るときの対策 hatenablog://entry/10328749687225427279 2017-03-09T21:30:33+09:00 2017-03-09T21:30:33+09:00 最近ラズパイからメール送信できるようにしたんですが、cronに仕込んだネットワーク再起動スクリプトで毎回エラー出力が出てメールが飛んで来るようになったので、対策をメモ。 0 0 * * * /etc/init.d/networking restart 1> /dev/null とやっていたところ、 0 0 * * * systemctl restart networking.service 1> /dev/null とするとエラー出力が出ないようになりました。 それだけ、以上。 ではでは。 <p>最近ラズパイからメール送信できるようにしたんですが、cronに仕込んだネットワーク再起動スクリプトで毎回エラー出力が出てメールが飛んで来るようになったので、対策をメモ。</p> <p> </p> <p>0 0 * * * /etc/init.d/networking restart 1&gt; /dev/null</p> <p>とやっていたところ、</p> <p>0 0 * * * systemctl restart networking.service 1&gt; /dev/null</p> <p>とするとエラー出力が出ないようになりました。</p> <p> </p> <p>それだけ、以上。</p> <p> </p> <p> </p> <p>ではでは。</p> tsurzur 「はてなブロガーに5つの質問」に答えてみる hatenablog://entry/10328749687191881219 2016-10-29T17:42:43+09:00 2016-10-29T17:42:43+09:00 はてなブログ5周年おめでとう!ということで、キャンペーンに応募がてら、「はてなブロガーに5つの質問」に答えてみます(^^)↓ <p>はてなブログ5周年おめでとう!ということで、キャンペーンに応募がてら、「はてなブロガーに5つの質問」に答えてみます(^^)</p><p>↓</p><p><a class="keyword" href="http://blog.hatena.ne.jp/-/campaign/hatenablog-5th-anniversary">はてなブログ5周年ありがとうキャンペーン</a>お題第1弾「はてなブロガーに5つの質問」</p> <div class="section"> <h4>1.はてなブログを始めたきっかけは何ですか?</h4> <p>もともと考えごとが好きなのですが、当時はアイデアを思いついてもいつの間にか忘れてしまう、あるいは思いついてもそんなに深いところまで内容を深くまで詰めることができていませんでした。<br /> これらを解決してくれるのが、「考えを自分の外に出す」ことであり、それに適切なメディアが私の場合「ブログ」でした。</p><br /> <p>そう言えば、以前もはてなのお題で「始めたきっかけ」を書いていましたね。<br /> <iframe src="http://tsurzur.hatenablog.com/embed/2015/06/13/143836" title="ブログで得られる重要スキル『インプット→スループット→アウトプット』 - 徒然なるままな想い書き" class="embed-card embed-blogcard" scrolling="no" frameborder="0" style="display: block; width: 100%; height: 190px; max-width: 500px; margin: 10px 0px;"></iframe><cite class="hatena-citation"><a href="http://tsurzur.hatenablog.com/entry/2015/06/13/143836">tsurzur.hatenablog.com</a></cite></p><br /> <p></p> </div> <div class="section"> <h4>2.ブログ名の由来を教えて!</h4> <p>徒然草でおなじみの言葉「徒然」ですが、2つの意味があります。</p> <ol> <li>することがなくて退屈なこと。また、そのさま。手持ちぶさた。</li> <li>つくづくと物思いにふけること。</li> </ol><p>案外退屈なときにアイデアは生まれてくるものです。休憩してボーっとしているときとか、寝る前にウトウトしているときとか。<br /> そういったときのアイデアをブログに書いていこうと思い、「徒然なるままな」「想い書き」としました。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>3.自分のブログで一番オススメの記事</h4> <div class="section"> <h5>個人的にオススメ</h5> <p><iframe src="http://tsurzur.hatenablog.com/embed/2015/03/15/133644" title="Stay hungry, stay foolish. ~価値観を闘わせることで見えてくること - 徒然なるままな想い書き" class="embed-card embed-blogcard" scrolling="no" frameborder="0" style="display: block; width: 100%; height: 190px; max-width: 500px; margin: 10px 0px;"></iframe><cite class="hatena-citation"><a href="http://tsurzur.hatenablog.com/entry/2015/03/15/133644">tsurzur.hatenablog.com</a></cite><br /> 答えのないものですが、いつも気にしてしまい、今でも考えてしまいます。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h5>アクセス数が多い</h5> <p><iframe src="http://tsurzur.hatenablog.com/embed/2014/12/10/204842" title="ミスチルの印象的な歌詞30選とその解釈・レビュー - 徒然なるままな想い書き" class="embed-card embed-blogcard" scrolling="no" frameborder="0" style="display: block; width: 100%; height: 190px; max-width: 500px; margin: 10px 0px;"></iframe><cite class="hatena-citation"><a href="http://tsurzur.hatenablog.com/entry/2014/12/10/204842">tsurzur.hatenablog.com</a></cite><br /> ミスチルは今でも大ファンです。この記事を機に、読む人が自身のミスチルに対する思いに気づくきっかけとなればこれ幸いです。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h5>はてブが多い</h5> <p><iframe src="http://tsurzur.hatenablog.com/embed/2016/04/18/231435" title="MacのAlfredみたいなランチャー「Hain」が使いやすい! - 徒然なるままな想い書き" class="embed-card embed-blogcard" scrolling="no" frameborder="0" style="display: block; width: 100%; height: 190px; max-width: 500px; margin: 10px 0px;"></iframe><cite class="hatena-citation"><a href="http://tsurzur.hatenablog.com/entry/2016/04/18/231435">tsurzur.hatenablog.com</a></cite><br /> ただの紹介記事なので、自分の力関係なしです。<br /> <br /> </p> </div> </div> <div class="section"> <h4>4.はてなブログを書いていて良かったこと・気づいたこと</h4> <div class="section"> <h5>思考が整理できる</h5> <p>もともとこれが目的だったので、良かったです。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h5>オリジナルプログラムを作成するモチベーションになる</h5> <p>最近はこれをよく感じます。ものづくり、プログラミングのスキルを上げる上で、「とりあえず作ってみる」はとても効果的な方法です。<br /> このブログでも何個かプログラムを紹介しています。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h5>ブログでマネタイズは難しい</h5> <p>広告収入 - はてなブログProの月額料金 = 0です。<br /> 厳しい世界ですね。<br /> <br /> </p> </div> </div> <div class="section"> <h4>5.はてなブログに一言</h4> <p>昨日、ようやくこのブログのアクセス数がトータル10万アクセスとなりました。<br /> 大した数字と思わない人もいるかと思いますが、私の中ではとても多い数字です。<br /> このような場を提供していただいている、はてなブログさんに感謝です。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h3>まとめ</h3> <p>「はてなブロガーに5つの質問」に答えてみました。<br /> 正直、最近ブログを書けていないので、また頻度を上げて書いていけるようにしたいです。<br /> 自分の中で、<br /> <b>ブログを書けない=アイデアがない=心に余裕がなく、ストレスが高い生活をしている</b><br /> と思っているので、今は結構問題ありな状態かと思っています。<br /> ということで、今後とも皆様よろしくお願いします。</p><br /> <p>ではでは。</p><p><a href="http://blog.hatena.ne.jp/-/campaign/hatenablog-5th-anniversary" class="http-image" target="_blank"><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/h/hatenablog/20161026/20161026113050.png?1477449067" class="http-image" alt="http://blog.hatena.ne.jp/-/campaign/hatenablog-5th-anniversary" width="320" height="100"></a></p> </div> tsurzur IFTTTとLINEを連携させて、好きな通知をLINEで受け取ろう! hatenablog://entry/10328749687190425928 2016-10-20T22:12:44+09:00 2016-10-20T22:55:20+09:00 最近LINEがLINE Notifyなるものを始めたらしく、IFTTT経由で好きな通知をLINEから受け取ることができるようになりました。そこで、簡単ですが、IFTTTを使ってLINEで好きな通知を受け取る方法をメモしておきます。 <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:tsurzur:20161020220214j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/t/tsurzur/20161020/20161020220214.jpg" alt="f:id:tsurzur:20161020220214j:plain" /></p> <p>最近LINEが<a href="https://notify-bot.line.me/ja/">LINE Notify</a>なるものを始めたらしく、IFTTT経由で好きな通知をLINEから受け取ることができるようになりました。そこで、簡単ですが、IFTTTを使ってLINEで好きな通知を受け取る方法をメモしておきます。</p> <p> </p> <h3>0. IFTTTって何?という人は...</h3> <p>いいまとめがあったのでこちらをどうぞ。</p> <p> </p> <p><a href="http://hoomey.net/ifttt_study_1/">作りながら覚える「IFTTT」レシピの使い方活用講座!(全5回) | hoomey</a></p> <p> </p> <h3>1. IFTTTでLINEチャンネルを登録</h3> <p><iframe class="embed-card embed-webcard" style="display: block; width: 100%; height: 155px; max-width: 500px; margin: 10px 0px;" title="LINE Channel" src="//hatenablog-parts.com/embed?url=https%3A%2F%2Fifttt.com%2Fline" frameborder="0" scrolling="no"></iframe><cite class="hatena-citation"><a href="https://ifttt.com/line">ifttt.com</a></cite></p> <p> </p> <p>LINEに登録しているメールアドレスとパスワードで認証できます。簡単です。</p> <p>認証が完了すると、LINEの友達に「LINE Notify」が追加されているはずです。</p> <p> </p> <h3>2. レシピでLINEを選択</h3> <p><a href="https://ifttt.com/myrecipes/personal/new">https://ifttt.com/myrecipes/personal/new</a></p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:tsurzur:20161020214444j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/t/tsurzur/20161020/20161020214444.jpg" alt="f:id:tsurzur:20161020214444j:plain" /></p> <p>LINEチャンネルが登録できたら、IFTTTでIFレシピを作りましょう。</p> <p>if "this"の部分はご自由に。then "that"の方は、LINEを指定します。</p> <p>検索窓に"LINE"と入力すると、LINEが選択できるので、</p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:tsurzur:20161020214547j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/t/tsurzur/20161020/20161020214547.jpg" alt="f:id:tsurzur:20161020214547j:plain" /></p> <p>"Send message"を選択。</p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:tsurzur:20161020214622j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/t/tsurzur/20161020/20161020214622.jpg" alt="f:id:tsurzur:20161020214622j:plain" /></p> <p>英語ですが、こんな意味です。</p> <p> </p> <p><strong>Recipient:</strong> 通知を受け取りたいトークを選択。もちろん自分個人のみへの通知もOK(1:1でLINE Notifyから通知を受け取る)</p> <p> </p> <p><strong>Message:</strong> 通知時のメッセージを編集できます。</p> <p> </p> <p><strong>Photo URL:</strong> 通知時の画像を選択できます。</p> <p> </p> <p>これらを編集後、"Create Action"を押すと、</p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:tsurzur:20161020215233j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/t/tsurzur/20161020/20161020215233.jpg" alt="f:id:tsurzur:20161020215233j:plain" /></p> <p> </p> <p>上のような画面が出てくるので、Recipe Titleに特定しやすいレシピ名を入力してください。(画像は黒塗りして内容を隠してます。)</p> <p> </p> <p>"Receive notifications when this Recipe runs"のチェックボックスは「レシピが実行されたら通知を受け取る」なので、LINEでのみ通知を受け取りたい場合はチェックする必要はありません。</p> <p> </p> <p>最後に"Create Recipe"を押すと完了です。</p> <p>はい、これだけです。もともとIFTTTの操作は簡単ですが、LINEについても同様に簡単に設定できます。</p> <p> </p> <p>汎用性はとてもとても高いので、色々便利に使っちゃいましょう!</p> <p> </p> <p> </p> <p>ではでは。</p> tsurzur 【Raspberry Pi 2】天気(降水確率)をTweetするBotをPythonとcronでつくる! hatenablog://entry/10328749687187453302 2016-10-02T22:00:51+09:00 2016-10-02T22:00:51+09:00 昔つくって現在も動いているTweetBotに加え、今回は任意の地域の天気(降水確率)をつぶやくTweetWeatherなるものをつくってみました。 おはようございます!今日2016年10月02日の大阪府の天気はくもり時々晴れです。降水確率は、0時から6時が30%6時から12時が30%12時から18時が20%18時から24時が30%となっています。どんより天気ですが頑張っていきましょう!— つれづれシバイヌ (@tsurzur) October 1, 2016 <p>昔つくって現在も動いている<a href="http://tsurzur.hatenablog.com/entry/2016/02/07/180900">TweetBot</a>に加え、今回は任意の地域の天気(降水確率)をつぶやくTweetWeatherなるものをつくってみました。</p> <p> </p> <p><blockquote class="twitter-tweet" data-lang="HASH(0xa9687f8)"><p lang="ja" dir="ltr">おはようございます!今日2016年10月02日の大阪府の天気はくもり時々晴れです。<br>降水確率は、<br>0時から6時が30%<br>6時から12時が30%<br>12時から18時が20%<br>18時から24時が30%<br>となっています。どんより天気ですが頑張っていきましょう!</p>&mdash; つれづれシバイヌ (@tsurzur) <a href="https://twitter.com/tsurzur/status/782339318303952896">October 1, 2016</a></blockquote><script async src="//platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></p> <p> </p> <p> </p> <h3>概要</h3> <p><iframe class="embed-card embed-webcard" style="display: block; width: 100%; height: 155px; max-width: 500px; margin: 10px 0px;" title="tsurzur/TweetWeather" src="//hatenablog-parts.com/embed?url=https%3A%2F%2Fgithub.com%2Ftsurzur%2FTweetWeather" frameborder="0" scrolling="no"></iframe><cite class="hatena-citation"><a href="https://github.com/tsurzur/TweetWeather">github.com</a></cite></p> <p> </p> <p>基本的に前の<a style="color: #8bc8e1; font-family: 'Helvetica Neue', Helvetica, Arial, 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', メイリオ, Meiryo, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: normal; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff;" href="http://tsurzur.hatenablog.com/entry/2016/02/07/180900">TweetBot</a>と変わりません。GitHubに既に上げてますので、ここではソースは割愛します。</p> <p> </p> <p>今回は天気に関してつぶやくので、天気の情報(XML)を外部から取得し、自分の表示したいフォーマットに成形してからつぶやきます。</p> <p> </p> <h3>1.天気情報の取得</h3> <p>降水確率を表示したかったので、<a href="http://www.drk7.jp/weather/">http://www.drk7.jp/weather/</a>にあるXMLを利用して取得しました。このサイトは以下の記事を参考にしたときに見つかったものです。</p> <p> </p> <p><iframe class="embed-card embed-blogcard" style="display: block; width: 100%; height: 190px; max-width: 500px; margin: 10px 0px;" title="降水確率を取得しようとしたら案外手間取った話 - すこしふしぎ." src="http://ism1000ch.hatenablog.com/embed/2014/02/04/033533" frameborder="0" scrolling="no"></iframe><cite class="hatena-citation"><a href="http://ism1000ch.hatenablog.com/entry/2014/02/04/033533">ism1000ch.hatenablog.com</a></cite></p> <p> </p> <h3>2.Twythonを使って選んだ記事をTweetする</h3> <p>工夫した点としては、一日の朝につぶやく今日の天気と、一日の終りにつぶやく明日の天気の2種類について、それぞれフォーマットを作ってつぶやくようにしたことぐらいでしょうか。正直たいしたことはしていません笑。</p> <p> </p> <h3>感想</h3> <p>単体では今回のように天気をつぶやくBotですが、これを応用すれば、天気に応じたつぶやき、例えば降水確率が高ければ〇〇の記事をおすすめする。湿度が低くてカラッとしていたら〇〇をする、といったことができるようになります。だいぶPythonでXMLは扱えるようになったかなと自分では思ってるので、またこっそり開発でもしていきます。</p> <p> </p> <p> </p> <p>ではでは。</p> tsurzur 【Raspberry Pi 2】Webベースの遠隔操作ラジコンをつくる!(3. 制御サーバ編) hatenablog://entry/6653812171393889201 2016-05-01T17:28:24+09:00 2016-06-05T09:19:50+09:00 ラズパイのラジコンの最終回です。前々回、前回と、モータ駆動、WebUIについて書いてきたので、最終回の今回では、それらのまとめ役、制御サーバ(Node.js)について書いていきたいと思います。 <center><img class="hatena-fotolife" title="f:id:tsurzur:20160326133854j:plain" src="http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/t/tsurzur/20160326/20160326133854.jpg" alt="f:id:tsurzur:20160326133854j:plain" width="339" /></center> <p>ラズパイのラジコンの最終回です。<a href="http://tsurzur.hatenablog.com/entry/2016/03/26/160921">前々回</a>、<a href="http://tsurzur.hatenablog.com/entry/2016/04/13/224812">前回</a>と、モータ駆動、WebUIについて書いてきたので、最終回の今回では、それらのまとめ役、制御サーバ(Node.js)について書いていきたいと思います。</p> <p> </p> <p> </p> <h3>制御サーバの位置づけ</h3> <center> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:tsurzur:20160412214031j:plain" src="http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/t/tsurzur/20160412/20160412214031.jpg" alt="f:id:tsurzur:20160412214031j:plain" width="453" /></p> </center> <p>はじめに制御サーバの位置づけを確認します。前回のシステム構成の図で言うと、今回は上のラズパイ部分の「制御サーバ(Node.js)」に当たります。前々回に紹介したモータ駆動は実際にはこの制御サーバ内で動作させていますし、前回のWebUIは制御サーバのNode.js側で作成したejsによるものであるので、制御サーバは今回のラズパイラジコンのまさに心臓部分にあたります。制御サーバでは大きく3つのことをさせています。</p> <p> </p> <ol> <li>WebUI用のejsを読み込み、Web上に表示する</li> <li>ejsを使って、ラズパイ内のローカルの画像(バギー、十字の補助線)を表示させる</li> <li>Socket.ioを使って、WebUIからの制御情報(方向、速度)を受信し、モータ駆動させる</li> </ol> <p> </p> <p>では、<a href="https://github.com/tsurzur/RajiconUI">GitHub</a>で公開もしていることですし、実際のソースで説明していきます。まずは、実際にejsを読み込んでWebUIを作り出しているrasp_server.jsから。</p> <p> </p> <p>&lt;rasp_server.js&gt;</p> <script src="http://gist-it.appspot.com/http://github.com/tsurzur/RajiconUI/blob/master/rasp_server.js"></script> <p> </p> <p> </p> <p> いろいろ書いていますが、まずは「// Server Initialization」とコメントしている部分からです。ここで必要なモジュールをロードし、「response」というものでWebUIでの対応を書くよと宣言し、ポートを指定してWebUIを表示させます。この時、ポート番号をサーバ起動時に任意に設定するため、argvで引数指定しています。また、Socket.ioもここで待機状態にしておきます。</p> <p> </p> <p>WebUIの対応をresponceでと言いましたが、それは少し下の「// POST Handler」にあります。makeHTMLではejsの指定、その他はWebUI側からのurl要求に応じてバギーの画像、十字の補助線と、ローカルの画像を渡してWebUI側で表示しています(コメントアウトしていろいろ書いてますが、試行錯誤の後です。。。)。</p> <p> </p> <p>さらに少し下に行くと、「// socket.io Handler」とあり、ここでSocket.io関係の処理を書いています。これは、前回のWebUIの部分でsocket.ioに渡すデータとそのIDなるものを指定してたので、そのIDに応じて処理を分けて書いています。「direction」であれば方向ボタン、「speed」であれば速度ボタン、「move」であればバギー画像によるドラッグコントロール(方向、速度)です。ここで、いよいよモータ駆動の処理かと思うかもしれませんが、ソースを見て分かるように、モータ駆動関係の処理はすべて、ctrlというクラス、というか別のjsであるrasp_control.jsの関数に渡しています。できるだけオブジェクト指向で書きたかったこともあって、こんな風に書いてみました。</p> <p> </p> <p>では、次はそのrasp_control.jsです。</p> <p>&lt;rasp_control.js&gt; </p> <script src="http://gist-it.appspot.com/http://github.com/tsurzur/RajiconUI/blob/master/rasp_control.js"></script> <p> </p> <p> </p> <p>こっちもまぁいろいろとやっているんですが、 はじめに「// Raspberry Pi Motor Control」ということで、第一回で書いたモータ駆動の設定値をここで指定しています。その後は、先ほどのsocket.ioのIDに応じた処理を書いています。ソースを読んでもらえばだいたいのことは分かるとは思うので、ここではこれ以上述べませんが、工夫した点としては、</p> <p> </p> <ul> <li>サーバ側をCtrl+Cで終わらせるとき、通信環境が悪くなってWebUIからの接続が途絶えた時など、途中で処理が止まった時はラジコンラジコンには停止して欲しい。そこで、そういったもろもろの終了時にはexitProc()関数を用意して必ず停止させる。</li> <li>モータ駆動の最後の処理はshellのコマンドだからなのか、コマンドの周期が早いと処理が追いつかず、動作がモタツクことがあった。そのため、コマンドを実行する前に現在の速度、方向と比較し、差がある場合のみコマンドを実行するようにした。</li> </ul> <p> </p> <p>です。終了時の処理については、rasp_server.js内のはじめの方「// Exit Handler」で設定を書いています。</p> <p> </p> <h3>起動方法</h3> <p>最後に起動方法です。node.jsを使うので、事前にパッケージをインストールしておいてください。node.jsのパッケージ(バージョン関係)は厄介ですが、こちらのサイトの方法でやるとわかりやすいと思います。</p> <p> </p> <p><iframe class="embed-card embed-webcard" style="display: block; width: 100%; height: 155px; max-width: 500px; margin: 10px 0px;" title="Ubuntuに最新のNode.jsを難なくインストールする - Qiita" src="//hatenablog-parts.com/embed?url=http%3A%2F%2Fqiita.com%2Fseibe%2Fitems%2F36cef7df85fe2cefa3ea" frameborder="0" scrolling="no"></iframe><cite class="hatena-citation"><a href="http://qiita.com/seibe/items/36cef7df85fe2cefa3ea">qiita.com</a></cite></p> <p> </p> <p>インストールができたら、あとは実行するだけです。</p> <pre><code>sudo node rasp_server.js [PORT]</code></pre> <p>これで、http://ラズパイのIPアドレス:[PORT]と指定してブラウザで開くと、前回お伝えしたようなWebUIが表示されます。</p> <p> </p> <h3>まとめ</h3> <p>これにて、ラズパイラジコンの作成について、すべてお伝えすることができました。ラジコンというと、今回はバギーでやりましたが、走らせる車体、WebUIのレイアウト、どうやって制御するかなど、作り手の自由度がとても高い、かつ、様々なモジュールを扱うことができる総合的なシステムだと私は思っています。そのため、システム全体を自分の手で組め、考え、勉強できるツールとしては、このラズパイとラジコンの組み合わせがとてもやりやすく、適しているように思えます。Linuxを勉強してみたい、システムを組んでみたいと思っている方は、まずはこういった簡単なシステムを実際に自分の手で組んでみて試してみてはどうでしょうか?結構楽しいですよ!</p> <p> </p> <p> </p> <p>ではでは。</p> tsurzur MacのAlfredみたいなランチャー「Hain」が使いやすい! hatenablog://entry/10328537792371678904 2016-04-18T23:14:35+09:00 2016-04-18T23:16:12+09:00 Windowsのランチャーソフト「Hain」 (公式リポジトリより) github.com MacのAlfredやスポットライトに魅せられ、Windowsでも同様のランチャーを探してこれまでPipyやExecutorなどといったソフトを使ってきましたが、どれもどこか動作がもたついた感じがし、デザインも気に入るものがありませんでした。ですが、最近「Hain」というランチャーソフトが開発されていることを知りました。 <h3>Windowsのランチャーソフト「Hain」</h3> <center><a class="http-image" href="https://raw.githubusercontent.com/appetizermonster/hain/master/docs/images/demo.gif" target="_blank"><img class="http-image" src="https://raw.githubusercontent.com/appetizermonster/hain/master/docs/images/demo.gif" alt="https://raw.githubusercontent.com/appetizermonster/hain/master/docs/images/demo.gif" width="522" /></a></center><center>(公式リポジトリより) </center><center></center> <p> </p> <p><iframe class="embed-card embed-webcard" style="display: block; width: 100%; height: 155px; max-width: 500px; margin: 10px 0px;" title="appetizermonster/hain" src="//hatenablog-parts.com/embed?url=https%3A%2F%2Fgithub.com%2Fappetizermonster%2Fhain" frameborder="0" scrolling="no"></iframe><cite class="hatena-citation"><a href="https://github.com/appetizermonster/hain">github.com</a></cite></p> <p><br /><cite class="hatena-citation"></cite></p> <p>MacのAlfredやスポットライトに魅せられ、Windowsでも同様のランチャーを探してこれまでPipyやExecutorなどといったソフトを使ってきましたが、どれもどこか動作がもたついた感じがし、デザインも気に入るものがありませんでした。ですが、最近「<a href="https://github.com/appetizermonster/hain">Hain</a>」というランチャーソフトが開発されていることを知りました。</p> <p> </p> <p> </p> <p>このHain、現在githubに公開されていて2016/04/18現在でもどんどん開発が進んでいるこれからに期待のソフトなんですが、動作が軽く、これまでランチャーソフトに感じていたもたつきが全く感じられません(PCを買い換えたからかもしれないけど)。ということで、個人的には「これからに期待」どころか、「即戦力」です笑。あと、プラグインも豊富で、プラグインを入れることでコマンドプロンプトでのコマンドを呼び出したり、システムコマンド(シャットダウン、再起動など)を実行したりすることもできるようになります。</p> <p> </p> <h3>使い方</h3> <p>まだまだ開発中なので、<a href="https://github.com/appetizermonster/Hain/releases">こちら</a>の一番バージョンが新しいもの(HainSetup-x64-v*****.exe)を取ってくればよいかと思います。あとは、インストーラを起動するだけでインストールは完了です。</p> <p> </p> <p>使い方は、ランチャーソフトらしく「Alt+Space」を押すだけ。あとはキーワードを入力すると指定したアプリを起動することができます。また、「/」から始めるとプラグインや設定画面「/preference」を開くことができ、設定ではランチャーの起動コマンドを変更したり、検索対象のフォルダを修正することができます。私の場合、デフォルトの起動コマンド「Alt+Space」から、馴染みある「Ctrl+Space」に変更したりしてます。</p> <p> </p> <p>また、プラグインの追加については、「/hpm」でインストールやアップデートをすることができます。すでにプラグインは結構な数が揃っています。</p> <center><img class="hatena-fotolife" title="f:id:tsurzur:20160418231217j:plain" src="http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/t/tsurzur/20160418/20160418231217.jpg" alt="f:id:tsurzur:20160418231217j:plain" width="504" /></center> <p> </p> <h3>まとめ</h3> <p>HainはまだPre-release版ですが、現時点でも十分使いやすくて実用的であり、今後が楽しみなランチャーソフトです。気になった方は試しに使ってみてはどうでしょうか?個人的には久しぶりにおすすめできるランチャーソフトだと思います。</p> <p> </p> <p> </p> <p>ではでは。</p> tsurzur 【Raspberry Pi 2】Webベースの遠隔操作ラジコンをつくる!(2. WebUI編) hatenablog://entry/10328537792370878274 2016-04-13T22:48:12+09:00 2016-04-17T22:11:37+09:00 はい、前回からだいぶ時間が経っちゃいましたが、ラズパイのラジコンの第2回です。前回でシステム構成とモータ駆動について書いたので、今回は遠隔操作のUIとなるWebUIについて書いていきたいと思います。 <center><img class="hatena-fotolife" title="f:id:tsurzur:20160326133854j:plain" src="http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/t/tsurzur/20160326/20160326133854.jpg" alt="f:id:tsurzur:20160326133854j:plain" width="339" /></center> <p>はい、<a href="http://tsurzur.hatenablog.com/entry/2016/03/26/160921">前回</a>からだいぶ時間が経っちゃいましたが、ラズパイのラジコンの第2回です。前回でシステム構成とモータ駆動について書いたので、今回は遠隔操作のUIとなるWebUIについて書いていきたいと思います。</p> <p> </p> <p> </p> <h3>UIの位置づけ</h3> <center> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:tsurzur:20160412214031j:plain" src="http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/t/tsurzur/20160412/20160412214031.jpg" alt="f:id:tsurzur:20160412214031j:plain" width="453" /></p> </center> <p>はじめにUIの位置づけを確認します。前回のシステム構成の図で言うと、今回は下のところにある「タブレット:WebUI(HTML+JavaScript)」に当たります。このWebUIでは大きく3つのことをします。</p> <p> </p> <ol> <li>ラズパイラジコンに搭載したカメラ映像をストリーミングで映す</li> <li>HTMLでUI(カメラ映像、操作ボタン)をレイアウトする</li> <li>JavaScriptのSocket.ioを使ってラズパイ &lt;-&gt; WebUIでラジコンの速度・ハンドリングの情報を双方向通信する</li> </ol> <p> </p> <p>3をもう少し詳しく書くと、WebUIからラジコンの速度・ハンドリングをコントロールしつつ、ラジコンから実際の速度・ハンドリング情報をフィードバックとして受け取るということです。</p> <p> </p> <h3>1.カメラのストリーミング</h3> <div class="freezed"> <div class="hatena-asin-detail"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B003YUB660/hatena-blog-22/"><img class="hatena-asin-detail-image" title="LOGICOOL ウェブカム HD画質 120万画素 C270" src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41RhjwRYBAL._SL160_.jpg" alt="LOGICOOL ウェブカム HD画質 120万画素 C270" /></a> <div class="hatena-asin-detail-info"> <p class="hatena-asin-detail-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B003YUB660/hatena-blog-22/">LOGICOOL ウェブカム HD画質 120万画素 C270</a></p> <ul> <li><span class="hatena-asin-detail-label">出版社/メーカー:</span> ロジクール</li> <li><span class="hatena-asin-detail-label">発売日:</span> 2010/08/20</li> <li><span class="hatena-asin-detail-label">メディア:</span> Personal Computers</li> <li><span class="hatena-asin-detail-label">購入</span>: 21人 <span class="hatena-asin-detail-label">クリック</span>: 267回</li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/asin/B003YUB660/hatena-blog-22" target="_blank">この商品を含むブログ (20件) を見る</a></li> </ul> </div> <div class="hatena-asin-detail-foot"> </div> </div> </div> <p>カメラはLOGICOOLのC270を使用します。基本的に最近のUSBカメラは使えますが、LOGICOOL製のものはお手軽な値段ですし、安定のカメラです。 </p> <p> </p> <p>カメラのストリーミングは構成図にもあるように、<a href="https://github.com/jacksonliam/mjpg-streamer">MJPG-streamer</a>というストリーミングソフトを利用します。本流のものではないみたいですが、使えたのでこれを使います。これを、下の流れに沿ってダウンロード、インストールしていきます。</p> <pre><code>sudo apt-get update sudo apt-get install libjpeg62-dev cmake # 任意の場所で git clone https://github.com/jacksonliam/mjpg-streamer cd mjpg-streamer/mjpg-streamer-experimental make # usbカメラを挿した状態で ./start.sh </code></pre> <p> </p> <center><img class="hatena-fotolife" title="f:id:tsurzur:20160413223415j:plain" src="http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/t/tsurzur/20160413/20160413223415.jpg" alt="f:id:tsurzur:20160413223415j:plain" width="348" /></center> <p>これで「ラズパイのIPアドレス :8080」にアクセスしてMJPG-streamerのWEBページが表示されれば、カメラのストリーミングが正しくできていることが確認できます。このWEBページにはいろいろなサンプルが載っていますが、今回は単純にストリーミングの映像が欲しいだけなので、ブラウザからソースを覗いてみると、以下の記述が見つかるかと思います。</p> <p> </p> <pre><code>&lt;img src="/?action=stream" alt="" /&gt;</code></pre> <p> </p> <p>ここから、ローカルのHTMLでimgのsrcを指し示しているので、遠隔のWebUIからは、</p> <p> </p> <pre><code>&lt;img src="ラズパイのIPアドレス/?action=stream" alt="" /&gt;</code></pre> <p> </p> <p>とすればWebUIからもラズパイからのストリーミング映像を見ることができます。これを次のHTMLに貼っつけます。</p> <p> </p> <h3>2.HTMLでWebUI(カメラ映像、操作ボタン)をレイアウトする</h3> <p>ここでは、HTMLでWebUIをレイアウトしていきます。ここで正確な話をしておくと、今回ラズパイ側のサーバーサイドとしてNode.jsを利用したので、実際にはこのHTMLはNode.jsのejsに読み込ませるためのコードとなります。ここで、コードをそのまま貼り付けようと思ったのですが、表示がうまくいきそうになかったので、GitHubにリポジトリを作っちゃいました笑。</p> <p> </p> <p><iframe class="embed-card embed-webcard" style="display: block; width: 100%; height: 155px; max-width: 500px; margin: 10px 0px;" title="tsurzur/RajiconUI" src="//hatenablog-parts.com/embed?url=https%3A%2F%2Fgithub.com%2Ftsurzur%2FRajiconUI" frameborder="0" scrolling="no"></iframe><cite class="hatena-citation"><a href="https://github.com/tsurzur/RajiconUI">github.com</a></cite></p> <p> </p> <p>&lt;index.ejs&gt;</p> <script src="http://gist-it.appspot.com/http://github.com/tsurzur/RajiconUI/blob/master/index.ejs"></script> <p> </p> <p>ソースを公開したので、あとは皆様の解読に任せますが、ざっくり機能だけ言うと、</p> <ul> <li>カメラ映像は前述したストリーミング映像を取得</li> <li>ラジコンの操作UIは矢印ボタンとドラッグアイコンの2種類用意(ドラッグアイコンについては<a href="http://touchpunch.furf.com/">jQuery UI Touch Punch</a>を利用)。</li> <li>基本的にドラッグアイコンを使用するので、矢印ボタンはチェックボタンで切り替え可能に(トグルスイッチにしとけば良かった・・・)</li> <li>ラジコンの方向と速度をメータ表示(<a href="https://google-developers.appspot.com/chart/interactive/docs/gallery/gauge#example">Visualization: Gauge</a>を利用)</li> <li>ラジコンの方向と速度のやり取りにはsocket.ioを使用</li> </ul> <p>です。タブレット上でドラッグアイコンのUIを使うと、ラジコンのアイコンを前後にドラッグすることで速度が、左右にドラッグすることで左右方向が調節できるので、ラジコンを直感的に操作することができます。ソース上ではカメラのIPアドレスはローカルアドレスとなっていますが、前回記事で書いた<a href="http://tsurzur.hatenablog.com/entry/2016/01/31/113627">VPN</a>を使えば、ローカルの自分の家だけに限らず、外出先などでもラジコンを操作することができるようになります。また、Webベースなので、ブラウザを持つすべてのデバイスで操作が可能となっています。</p> <p> </p> <p>見た目は、ドラッグアイコンのみの場合は、こんな感じで、</p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:tsurzur:20160413222841j:plain" src="http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/t/tsurzur/20160413/20160413222841.jpg" alt="f:id:tsurzur:20160413222841j:plain" /></p> <p> 矢印ボタンをつけると、こんな感じです。</p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:tsurzur:20160413222713j:plain" src="http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/t/tsurzur/20160413/20160413222713.jpg" alt="f:id:tsurzur:20160413222713j:plain" /></p> <p> </p> <h3>次回</h3> <p>これでWebUIは完成です。だいぶ最後は端折ったのでご要望があれば追記することにして、次回は最後の仕上げ、ラズパイ側の制御サーバについて書きたいと思います。こちらはNode.jsで書いているため、今回紹介したHTMLがindex.ejsとなっていたわけです。もうリポジトリを公開してしまったので気になる方はリポジトリ内のjsを先に読んでしまってても構いません。手探りで勉強しながら作ったシステムなので、フィードバックはどしどしお待ちしております笑</p> <p> </p> <p> </p> <p>ではでは。</p> tsurzur 【Raspberry Pi 2】Webベースの遠隔操作ラジコンをつくる!(1. モータ制御編) hatenablog://entry/10328537792368585714 2016-03-26T16:09:21+09:00 2016-04-13T22:40:36+09:00 最近ブログをサボってましたが、密かに裏では実は色々とやっていました。本業の仕事が一番はもちろんのことですが、前々からブログでも取り上げているラズパイ君でも色々と挑戦して遊んでいました。 ラズパイについては以前からTweetのBot、VPNサーバ、VNCと、既に色々と遊んできましたが、実際に遊んでみて、「単発の小さなものではなくてもっと大きいアプリケーションをつくってみたい」と思うようになっていました。そこで、一つではなく、複数のモジュールを組み合わせることで成り立つシステム、アプリケーションをラズパイで作ってみようと考え、「遠隔操作ラジコン」を作ってみることにしました。遠隔操作ラジコンを選んだ… <center><img class="hatena-fotolife" title="f:id:tsurzur:20160326133854j:plain" src="http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/t/tsurzur/20160326/20160326133854.jpg" alt="f:id:tsurzur:20160326133854j:plain" width="336" /></center> <p> </p> <p>最近ブログをサボってましたが、密かに裏では実は色々とやっていました。本業の仕事が一番はもちろんのことですが、前々からブログでも取り上げているラズパイ君でも色々と挑戦して遊んでいました。</p> <p> </p> <p>ラズパイについては以前から<a href="http://tsurzur.hatenablog.com/entry/2016/02/07/180900">TweetのBot</a>、<a href="http://tsurzur.hatenablog.com/entry/2016/01/31/113627">VPNサーバ</a>、<a href="http://tsurzur.hatenablog.com/entry/2016/01/23/174142">VNC</a>と、既に色々と遊んできましたが、実際に遊んでみて、「単発の小さなものではなくてもっと大きいアプリケーションをつくってみたい」と思うようになっていました。そこで、一つではなく、複数のモジュールを組み合わせることで成り立つシステム、アプリケーションをラズパイで作ってみようと考え、「遠隔操作ラジコン」を作ってみることにしました。遠隔操作ラジコンを選んだのは、既に実際に作っている人が多くて先人の知恵が使えそうなことと、モノをつくるんだから動くモノがいいでしょという単純な理由です。</p> <p> </p> <p> </p> <h3>システム構成</h3> <p>はじめにシステム構成を図にしてみます。</p> <p> </p> <center> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:tsurzur:20160412214031j:plain" src="http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/t/tsurzur/20160412/20160412214031.jpg" alt="f:id:tsurzur:20160412214031j:plain" width="558" /></p> </center> <p> </p> <p>各モジュールについては、</p> <ul> <li>モータ制御:<a href="http://neko-kousaku.hatenadiary.jp/entry/2014/05/30/050016">Raspberry Piでラジコンを作る - Pieces for electronic kits</a>を参考にし、前輪は<a href="https://github.com/richardghirst/PiBits/tree/master/ServoBlaster">ServoBlaster</a>、後輪は<a href="http://wiringpi.com/">WiringPi</a>を使って制御</li> <li>カメラ映像:<a href="https://sourceforge.net/projects/mjpg-streamer/">MJPG-streamer</a>を使って、Web上でストリーミング配信する</li> <li>制御サーバ:Node.jsを使って、タブレットからのコマンドをモータ制御に渡す</li> <li>Web UI:Socket.IOを使い、JavaScriptでサーバ側と双方向通信し、データのやり取りを行う。また、ストリーミング配信されたカメラ映像を表示する。</li> </ul> <p>のような感じです。遠隔操作UIについては、最近のクロスプラットフォームの流れからもぜひWebベースでのアプリケーションにしたいと思っていたので、Node.jsベースで作ってみました。図を見て分かるように色々と組み合わせてやっていますが、一つの記事ですべてまとめて書くほど私の文章スキルはないので、今回はモータ制御についてのみ書いていきます。次回以降、残りについても書いていく予定です。</p> <p> </p> <h3>モータ制御</h3> <p>先人の知恵として、基本的に<a style="color: #8bc8e1; font-family: 'Helvetica Neue', Helvetica, Arial, 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', メイリオ, Meiryo, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant: normal; font-weight: normal; letter-spacing: normal; line-height: 27.2px; orphans: auto; text-align: left; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 1; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff;" href="http://neko-kousaku.hatenadiary.jp/entry/2014/05/30/050016">Raspberry Piでラジコンを作る - Pieces for electronic kits</a>を参考にさせていただきました、ありがとうございました。</p> <p> </p> <p>まずは、使ったもの。大体は秋月電子さんで購入できます。 </p> <ul> <li>車体:タミヤのバギー工作セット - <a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%83%A4-70112-000-%E6%A5%BD%E3%81%97%E3%81%84%E5%B7%A5%E4%BD%9C%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA-No-112-%E3%83%90%E3%82%AE%E3%83%BC%E5%B7%A5%E4%BD%9C%E5%9F%BA%E6%9C%AC%E3%82%BB%E3%83%83%E3%83%88/dp/B002DR3H62">Amazon.co.jp | 楽しい工作シリーズ No.112 バギー工作基本セット (70112) | ホビー 通販</a></li> <li>前輪用モータ:ES08A</li> <li>モータドライバ:TA7291P</li> <li>モバイルバッテリ:何でも</li> <li>単3電池3本:何でも</li> <li>ジャンパー線:オスメスを適当に</li> <li>はんだこて</li> <li>ブレッドボード</li> </ul> <p> </p> <p>GPIOの配線は以下の表のようにしました。 </p> <table class="twtable"> <tbody> <tr class="evenRow"> <td>ドライバ</td> <td>前輪モータ</td> <td>後輪モータ</td> <td>ラズパイ</td> <td>電池</td> </tr> <tr class="oddRow"> <td>1(GND)</td> <td>茶(GND)</td> <td> </td> <td>GND</td> <td>-</td> </tr> <tr class="evenRow"> <td>2(OUT1)</td> <td> </td> <td>1</td> <td> </td> <td> </td> </tr> <tr class="oddRow"> <td>3</td> <td> </td> <td> </td> <td> </td> </tr> <tr class="evenRow"> <td>4(Vref)</td> <td> </td> <td> </td> <td>GPIO18</td> <td> </td> </tr> <tr class="oddRow"> <td>5(IN1)</td> <td> </td> <td> </td> <td>GPIO14</td> <td> </td> </tr> <tr class="evenRow"> <td>6(IN2)</td> <td> </td> <td> </td> <td>GPIO15</td> <td> </td> </tr> <tr class="oddRow"> <td>7(Vcc)</td> <td> </td> <td> </td> <td>5V</td> <td> </td> </tr> <tr class="evenRow"> <td>8(Vs)</td> <td>赤(Vs)</td> <td> </td> <td> </td> <td>+</td> </tr> <tr class="oddRow"> <td>9</td> <td> </td> <td> </td> <td> </td> </tr> <tr class="evenRow"> <td>10(OUT2)</td> <td> </td> <td>2</td> <td> </td> <td> </td> </tr> <tr class="oddRow"> <td> </td> <td>黄(制御)</td> <td> </td> <td>GPIO4</td> <td> </td> </tr> </tbody> </table> <p> </p> <p> </p> <p>なおラズパイのGPIOの番号は以下のサイトで確認できます。</p> <p><iframe class="embed-card embed-webcard" style="display: block; width: 100%; height: 155px; max-width: 500px; margin: 10px 0px;" title="GPIO: Models A+, B+, Raspberry Pi 2 B and Raspberry Pi 3 B - Raspberry Pi Documentation" src="//hatenablog-parts.com/embed?url=https%3A%2F%2Fwww.raspberrypi.org%2Fdocumentation%2Fusage%2Fgpio-plus-and-raspi2%2F" frameborder="0" scrolling="no"></iframe><cite class="hatena-citation"><a href="https://www.raspberrypi.org/documentation/usage/gpio-plus-and-raspi2/">www.raspberrypi.org</a></cite></p> <p> </p> <h4>後輪モータ:WiringPi</h4> <p>後輪モータでは、ラジコンの前進後退、また、そのスピードを制御します。</p> <p>ここでは、<a href="http://wiringpi.com/">WiringPi</a>というラズパイのGPIOを制御できるライブラリを使用します。インストールは、</p> <pre><code>git clone git://git.drogon.net/wiringPi cd wiringPi sudo ./build</code></pre> <p>と、簡単にできちゃいます。使用方法は、</p> <pre><code> # 出力ピンの指定 gpio -g mode 14 out gpio -g mode 15 out # PWM制御ピンの指定 gpio -g mode 18 pwm # PWMの値を設定(0 - 1023) gpio -g pwm 18 512 # 14ピン(前進)をオン・オフ gpio -g write 14 1 gpio -g write 14 0 # 15ピン(後退)をオン・オフ gpio -g write 15 1 gpio -g write 15 0</code></pre> <p> というふうに使います。後輪モータの配線次第で14・15の前進後退は逆になることはありますが、これらコマンドを動的に変えることで、後輪の制御が可能となります。</p> <p> </p> <h4>前輪モータ:ServoBlaster</h4> <p>前輪モータではバギーのステアリング部分を操作し、ラジコンの左右方向を制御します。参考にしたサイトでは自作パーツでモータを取り付けていますが、私にはそんな技術もないので、前輪モータをバギーの前部分に接着剤で固定し、回転部分とステアリング部分を釘・ネジの組み合わせで接着しました。</p> <p> </p> <p>前輪モータの制御については、<a href="https://github.com/richardghirst/PiBits/tree/master/ServoBlaster">ServoBlaster</a>というライブラリを使用します。インストールは、</p> <pre><code>git clone git://github.com/richardghirst/PiBits.git cd PiBits/ServoBlaster/user make servod sudo make install</code></pre> <p> と、これまた簡単にできちゃいます。使用方法は、</p> <pre><code> # 起動 sudo servod --p1pins=7 --pcm # 動作確認: echo サーボ番号=周波数 or 割合(%) &gt; /dev/servoblaster echo 0=512 &gt; /dev/servoblaster echo 0=50% &gt; /dev/servoblaster</code></pre> <p> ここで、注意点ですが、通常ServoBlasterを単体で使う場合には問題ないのですが、今回のようにWiringPiと組み合わせて使用する場合、はじめのservodの起動の時に、オプションで"--p1pins=7 --pcm"の部分を忘れずに指定するようにして下さい。これがないと、ServoBlasterとWiringPiを同時に使うことができず、ServoBlasterの制御が効かなくなってしまいます。</p> <p> </p> <h3>次回</h3> <p>これでモータ制御の下準備はできました。このモータ制御をタブレット側からのコマンドと組み合わせることで、ラジコンをタブレット側から遠隔操作することができるようになります。組み合わせを行う制御サーバについては話が長くなるのでまた別の機会に書くとして、次回はタブレット側のUI(カメラのストリーミング配信と、JavaScript+Socket.IOによる双方向通信)について書きたいと思います。</p> <p> </p> <p> </p> <p>ではでは。</p> tsurzur 【Raspberry Pi 2】ブログ記事をランダムTweetするBotをPythonとcronでつくる! hatenablog://entry/6653586347156343625 2016-02-07T18:09:00+09:00 2016-02-10T22:07:43+09:00 Raspberry P 2iでの遊びにも慣れてきた今日このごろ。 今回はラズパイを使ってこのブログの過去記事をランダムに選んで紹介するTweetのBotをつくってみたいと思います。 私の書いているブログからのピックアップ記事です! https://t.co/sKvpD9Lpbz— つれづれシバイヌ (@tsurzur) February 7, 2016 <p>Raspberry P 2iでの遊びにも慣れてきた今日このごろ。</p> <p>今回はラズパイを使ってこのブログの過去記事をランダムに選んで紹介するTweetのBotをつくってみたいと思います。</p> <p> </p> <p><blockquote class="twitter-tweet" data-lang="HASH(0x9eee620)"><p lang="ja" dir="ltr">私の書いているブログからのピックアップ記事です! <a href="https://t.co/sKvpD9Lpbz">https://t.co/sKvpD9Lpbz</a></p>&mdash; つれづれシバイヌ (@tsurzur) <a href="https://twitter.com/tsurzur/status/696230337764917253">February 7, 2016</a></blockquote><script async src="//platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></p> <p> </p> <p> </p> <h3>概要</h3> <p>今回使用するのは、</p> <ul> <li>ラズパイ</li> <li>Python</li> <li>XML</li> <li>cron</li> </ul> <p>です。</p> <p> </p> <p>おおまかに言うと、</p> <ol> <li><span style="line-height: 1.5;">Pythonを使い、ブログのsitemapからXMLを取得して記事をランダムに抽出</span></li> <li>Twythonを使い、ランダムに記事をTweetする</li> <li>ラズパイ or レンタルサーバのcronにPythonスクリプトの実行を登録し、Tweetを自動化する</li> </ol> <p>という流れでやっていきます。ラズパイを使いますが、自宅サーバやレンタルサーバとかでも同様にやればできるはずです。</p> <p> </p> <h3>1.ブログのsitemapからXMLを取得</h3> <p>このブログを例に扱います。このブログははてなブログですが、はてなブログではURL+sitemap.xmlでサイトマップを見られます。このブログだと、</p> <p><a href="http://tsurzur.hatenablog.com/sitemap.xml">http://tsurzur.hatenablog.com/sitemap.xml</a></p> <p>です。このsitemap.xmlは入れ子構造になっていて、sitemap.xml?page=*が各記事のリンクを含む実体です。</p> <p> </p> <p>このsitemapのXMLから各記事のリンクを、Pythonを使って取得します。</p> <p>スクリプトはこんな感じです。</p> <p>(xml_parser.py)</p> <pre><code>#!/usr/bin/env python # coding: utf-8 from xml.dom import minidom import random import urllib2 def get_article(url): # list for blog articles list_article = [] list_xml = [] # sitemap.xmlを取得する #wget.download(url+"/sitemap.xml") sitemap_xml = urllib2.urlopen(url+"/sitemap.xml").read() # sitemap.xmlを読み込む file_xml = minidom.parseString(sitemap_xml) # sitemap.xmlの中から<loc>をすべて取得する(sitemapの全ページを取得する) pages_xmls = file_xml.getElementsByTagName("loc") # sitemapの全ページから、全記事を取得する for i, page in enumerate(pages_xmls) : # ページごとのxmlを取得する sitemap_xml = urllib2.urlopen(page.childNodes[0].data).read() # ページごとのxmlを読み込む file_xml = minidom.parseString(sitemap_xml) # xml内の全記事のurlを取得する) pages_xml = file_xml.getElementsByTagName("loc") # 各記事をlist_articleに格納していく for j, article in enumerate(pages_xml) : list_article.append(article.childNodes[0].data) # list_articleの中からランダムに一つ選択 return random.choice(list_article)</loc></code></pre> <p>スクリプトは以下のサイトを参考にさせていただきました。</p> <p><a href="http://tmlife.net/programming/python/python-xml-minidom.html">Python で XML 操作 | TM Life</a></p> <p><a href="http://d.hatena.ne.jp/shu223/20111201/1328334689">Python スクリプト実行時に UnicodeDecodeError が出る場合の対処方法 - Over&amp;Out その後</a></p> <p> </p> <p> </p> <p>コメントアウト部分に説明を載せています。ポイントとしては、</p> <ul> <li><span style="line-height: 1.7;">XMLの取得はulib2モジュールを使う</span></li> <li>XMLの解析はminidomモジュールを使う</li> <li>sitemap.xmlとsitemap.xml?page=*は入れ子構造なので、FOR文を回して記事リンク部分&lt;loc&gt;をすべてリストに格納</li> <li>記事リンクの入ったリストから、randomモジュールを使ってランダムに一つ記事リンクを抽出</li> </ul> <p>です。この関数get_article()を使うことで、ブログのURLからランダムに記事を一つ抽出します。</p> <p> </p> <h3>2.Twythonを使って選んだ記事をTweetする</h3> <p>次はTweet部分です。スクリプトはこんな感じです。</p> <p>(tweet_article.py)</p> <pre><code>#!/usr/bin/env python # coding: utf-8 import sys import os import random import xml_parser from twython import Twython if __name__ == "__main__": param = sys.argv # twitterの認証情報を入力 CONSUMER_KEY = "***" CONSUMER_SECRET = "***" ACCESS_KEY = "***" ACCESS_SECRET = "***" api = Twython(CONSUMER_KEY,CONSUMER_SECRET,ACCESS_KEY,ACCESS_SECRET) # xml_parserのget_articleで取得した記事についてTweetする url = param[1] num_tweet = int(param[2]) probability = random.randint(1,54) if probability &lt;= num_tweet: comment = "私の書いているブログからのピックアップ記事です! " api.update_status(status= comment + xml_parser.get_article(url))</code></pre> <p>スクリプトは以下のサイトを参考にさせていただきました。</p> <p><a href="http://pettomo.azurewebsites.net/?p=4101">Raspberry PiのCPU温度をつぶやくTwitterBot | そう いう わけさ</a></p> <p> </p> <p> </p> <p>こちらもコメントアウト部分に説明を載せています。ポイントとしては、</p> <ul> <li>Twythonはpip install twythonで追加インストール</li> <li>TwitterのAPIを使えるようにディベロッパーとして登録 -&gt; <a href="https://apps.twitter.com/">Twitter Application Management</a></li> <li>登録情報をTwythonに渡すとTweetできる(関数update())ので、関数get_article()で得た記事についてTweet</li> <li>cronで呼び出した時に、指定確率でしかTweetしないようにする(ランダム性を持たせる)</li> </ul> <p> </p> <p>後のcronの設定との兼ね合いもありますが、probabilityの設定については自分がTweetさせたい条件に応じて自由にカスタマイズしてもらっても構いません。</p> <p> </p> <p>スクリプトができたら、cron用に実行権限を付与しておきます。</p> <pre><code>sudo chmod +x tweet_article.py get_article.py</code></pre> <p> </p> <p>また、日本語を含むスクリプトをラズパイで実行すると、asciiが何とかかんとかと言われてエラーになるので、pythonのデフォルトエンコードをutf-8にする必要があります。なので、</p> <p>/usr/lib/python2.7/sitecustomize.py</p> <p>を編集して、</p> <pre><code>import sys sys.setdefaultencoding('utf-8')</code></pre> <p>を追加しておいてください。</p> <p> </p> <h3>3.cronにスクリプト実行を登録してTweetをBotにする</h3> <p>最後にcronの登録です。cronの概要、設定については</p> <p><a href="https://www.express.nec.co.jp/linux/distributions/knowledge/system/crond.html">cron の設定ガイド</a></p> <p>などを参考してください。</p> <p> </p> <p>はじめに、</p> <pre>crontab -e<code></code></pre> <p>でcronの編集画面を開きます。</p> <p>その後、</p> <pre><code>*/20 6-23 * * * python /path/to/tweet_article.py your_url num_tweet </code></pre> <p>とし、cronでPythonスクリプトを指定時間で自動実行させるようにします。ここでは、6時から23時の間に20分間隔で指定パスにあるtweet_article.pyを実行させるようにしています。先ほどのtweet_article.pyでは呼び出されたとしても引数で渡す数字で決めた確率でしかTweetしないようにしており、これによってTweetにランダム性を持たせています。</p> <p> </p> <p> </p> <h3>感想</h3> <p>今回は自分のブログ記事のTweetでしたが、今回の方法を応用するといろんなBotが作れそうです。いい武器を身につけられた感じがしてます。</p> <p> </p> <p> </p> <p>ではでは。</p> tsurzur 【Raspberry Pi 2】 VPNサーバを立ててマイネットワークをつくる! hatenablog://entry/6653586347155322859 2016-01-31T11:36:27+09:00 2016-02-10T21:30:23+09:00 Raspberry Pi 2 (Raspbian) でシステムを組んでいろいろやってみようと思っている今日このごろですが、今回はVPNシステムを組んでみようと思います。ゴールは、ローカルにあるラズパイにVPN環境を入れて、外部からローカルへのVPN接続ができるようにすることです。OSはRaspbianのJessieを使います。 <p>Raspberry Pi 2 (Raspbian) でシステムを組んでいろいろやってみようと思っている今日このごろですが、今回はVPNシステムを組んでみようと思います。ゴールは、ローカルにあるラズパイにVPN環境を入れて、外部からローカルへのVPN接続ができるようにすることです。OSはRaspbianのJessieを使います。</p> <p> </p> <p> </p> <h4>VPNサーバの組み方: Hamachiを使う</h4> <p>調べてみると色々とあるようです。私が試してみたものは、</p> <ul> <li>SoftEther VPN</li> <li>Hamachi</li> </ul> <p>の2つです。はじめにSoftEther VPNでやってみたのですが、ラズパイにVPN環境を組めたものの、外からアクセスすることができなくて挫折してしまいました。多分ルータのポート設定とかいろいろと問題があったのでしょう。なので、2つ目のHamachiというシステムを利用することにしました。私はお金がないので笑、無料版を使います。</p> <p> </p> <p><iframe class="embed-card embed-webcard" style="display: block; width: 100%; height: 155px; max-width: 500px; margin: 10px 0px;" title="無料版 VPN ソフトウェア: LogMeIn Hamachi を利用した仮想ネットワーキング | LogMeIn Hamachi" src="//hatenablog-parts.com/embed?url=https%3A%2F%2Fsecure.logmein.com%2Fjp%2Fproducts%2Fhamachi%2F" frameborder="0" scrolling="no"></iframe><cite class="hatena-citation"><a href="https://secure.logmein.com/jp/products/hamachi/">secure.logmein.com</a></cite></p> <p> </p> <h4>0. LogMeInのアカウント登録</h4> <p><iframe class="embed-card embed-webcard" style="display: block; width: 100%; height: 155px; max-width: 500px; margin: 10px 0px;" title="コンピュータへのリモート アクセスおよびリモート デスクトップ ソフトウェア | LogMeIn" src="//hatenablog-parts.com/embed?url=https%3A%2F%2Fsecure.logmein.com%2Fjp%2F" frameborder="0" scrolling="no"></iframe><cite class="hatena-citation"><a href="https://secure.logmein.com/jp/">secure.logmein.com</a></cite></p> <p>HamachiはLogMeInのシステムですので、利用するためには事前にアカウント登録をしておく必要があります。</p> <p> </p> <h4>1. Hamachiのインストールと設定</h4> <p>まずはHamachiに必要なパッケージlsbのインストール</p> <blockquote> <p>sudo apt-get update</p> <p>sudo apt-get install --fix-missing lsb lsb-core</p> </blockquote> <p>次は、Hamachi本体のダウンロード。</p> <blockquote> <p>wget <a href="https://secure.logmein.com/labs/logmein-hamachi_2.1.0.139-1_armhf.deb">https://secure.logmein.com/labs/logmein-hamachi_2.1.0.139-1_armhf.deb</a></p> </blockquote> <p>他のものを使いたい等があれば、ダウンロードサイト<a href="https://secure.logmein.com/JP/labs/#HamachiforLinux">Labs &amp; Betas | LogMeIn</a>にアクセスし、 中ほどにあるLogMeIn Hamachi for Linux (Beta) command line versionのところのLearn Moreを開くとダウンロードリンクが出てきますので、そこのリンクを拾ってきてwgetするか、ブラウザを使ってダウンロードしてください。ただし、Raspberry Pi 2の場合、ARM HFらしいので、HF以外を選ぶとインストール時にエラーを出すかもしれません(私は実際にエラーを出しました笑)。</p> <p> </p> <p>ダウンロードができたらインストール</p> <blockquote> <p>sudo dpkg -1 logmein-hamachi_2.1.0.139-1_armhf.deb</p> </blockquote> <p> </p> <p>これでインストールできます。インストールができたら、ログインしてアカウント登録したユーザと紐付けしていきます。</p> <blockquote> <p>sudo hamachi login</p> <p>sudo hamachi attach [アカウント登録したユーザのメールアドレス]</p> <p>sudo hamachi set-nick [VPNネットワーク内で使うニックネーム]</p> </blockquote> <p> </p> <p>ここからはブラウザを使用します(別のPCを使っても良い)。まずはLogMeInにログインし、アカウントページに移動します。</p> <p><a href="https://secure.logmein.com/JP/">https://secure.logmein.com/JP/</a></p> <p> </p> <p>アカウントページ内にある"マイネットワーク"を選択し、"ネットワークの追加"を選択します。そうすると色々と設定できるので、ネットワークタイプを"メッシュ"に選択することだけ注意して、残りはお好みで設定してネットワークを追加してください。また、メンバーの追加では、先ほどのラズパイ側の処理がうまくいっているとニックネームが表示されていると思うので、それをメンバーとして追加してあげてください。</p> <p> </p> <p>ネットワークが追加できれば、追加したネットワークの右にある"編集"を選択後、ネットワークの名前の横にIDが表示されているかと思います(xxx-xxx-xxx)。それをラズパイ側で打ち込み、ラズパイを追加したネットワークに登録します。</p> <blockquote> <p>sudo hamachi do-join xxx-xxx-xxx</p> </blockquote> <p> これでラズパイ側のVPNの設定は完了となります。</p> <p> </p> <p>(ラズパイのHamachiの自動起動)</p> <p>初回インストール時に自動起動オンかどうか忘れましたが、もし手動で起動時にHamachiも起動させたい場合には、</p> <blockquote> <p>(自動起動かどうかの確認) chkconfig logmein-hamachi --list</p> <p>chkconfig logmein-hamachi on</p> </blockquote> <p>としてください。</p> <p> </p> <h4>ラズパイ以外のクライアントの追加</h4> <p>ここからは、ラズパイ以外のVPNネットワークのクライアントを追加していきます。私の場合、Windows, iOS, Androidの3クライアントを新たに追加しました(Hamachiの無料版はラズパイを合わせて最大5クライアントしかネットワークを組めないので注意)。</p> <p> </p> <p>クライアントを追加するためには、先ほどのアカウントページで"マイネットワーク"の中にある"クライアントの追加"を選択します。その後、それぞれのプラットフォームに合わせて進めていきます。</p> <h5>Windows</h5> <p>"LogMeIn Hamachi をこのコンピュータにインストールする"を選択すると、クライアントソフトのインストーラがダウンロードできるので、後はインストーラに従ってソフトをインストールしてください。インストール後は、ソフトを起動し、先ほどのネットワークIDを指定してネットワークに参加すればOKです。ただし、ネットワーク参加を承認制にしている場合、アカウントページで承認待ちの表示が出ているので新たに承認してあげてください。</p> <p> </p> <h5>iOS</h5> <p><a href="http://tsurzur.hatenablog.com/entry/2014/11/08/111757">iPad Air 2</a>でやりました。"モバイルクライアントの追加"を選択すると、クライアント名を聞かれるので、お好みの名前を指定します。その後、上のほうにある"設定ファイルの送信先"にiOSデバイスで見れるメールアドレスを選び、"iOSの送信"を選択します(この時、"設定ファイル内のパスワードを含む"を指定しておくと、接続時のパスワード要求を省略できます)。そうすると指定メールアドレスにメールが届いているので、後はメールの添付ファイルを開けば勝手にHamachiの設定がインストールされます。設定後は、iOSの"設定"-&gt;"VPN"のトグルを切り替えることで、VPN接続ができるようになります(VPNの設定は"設定"-&gt;"一般"-&gt;"VPN"で見れます)。</p> <p> </p> <h5>Android</h5> <p><a href="http://tsurzur.hatenablog.com/entry/2015/06/22/221507">Xperia Z3 compact</a>でやりました。こちらはiOSと比べて少しだけ厄介です。iOSと同じ手順で、メールの送信先を"その他の送信"を選択します。Androidの場合、メールにある添付ファイルは3つあるので、それぞれ開いてインストールしていきます。インストール時、証明書の名前を聞かれるので、元々のファイル名を参考に適当につけといてください。また、pfxファイルについてはパスワードを聞かれるので、"その他の送信"を選択した同じページに"デバイスの設定"という項目があるので、そこにあるパスワードを入力してください(xxxx-xxxx-xxxx)。</p> <p> </p> <p>証明書のインストール後は、VPNの設定です。Androidの"設定"-&gt;"VPN"と行き、VPNを新たに追加します。設定では、</p> <blockquote> <p>名前:適当</p> <p>タイプ:IPSec Xauth RSA</p> <p>サーバアドレス:m.hamachi.cc</p> <p>IPSecユーザー証明書:Hamachi-xxx-xxx-xxx (インストールした証明書)</p> <p>IPSec CA証明書:サーバーを確認しない</p> <p>IPSecサーバー証明書:サーバーから受信</p> </blockquote> <p> としてください。IPSecユーザー証明書を空白とするサイトが多かったですが、私のデバイスでは空白にできなかったのでインストールした証明書を選択しました。その後設定したVPNを選択すると、ユーザー名とパスワードを聞かれるので、先ほどの"デバイス設定"の項目にあるユーザーIDとパスワードを入力すると、接続できるかと思います。</p> <p> </p> <h4>使い方</h4> <p>アカウントページの"マイネットワーク"を選択すると、ネットワークの状態が見えると思うので、それぞれのクライアントの"仮想IP"を利用してください。そのIP相手にVNCやSSHができるはずです。</p> <p> </p> <p> </p> <h4>感想</h4> <p>Hamachiで個人的につまづいたのは、</p> <ul> <li>ラズパイのHamachiのインストール(ARM HFの関係でエラーが出た)</li> <li>Androidクライアントの設定(iOSと違って手間が多い)</li> </ul> <p>くらいです。はじめのSoftEther VPNのほうが色々とつまづいたので、それと比べると非常に簡単にVPN環境を組むことができるのかなと思います。</p> <p> </p> <p>VPNを構築したので、今回のことで外に対してローカルの入り口を作るようなことをしてしまいました。セキュリティについて考える機会なので、通信の仕組み、セキュリティの特徴など、しっかり勉強しておきたいと思います。</p> <p> </p> <p> </p> <p>ではでは。</p> tsurzur 【Raspberry Pi 2】 プロジェクト管理ツール"Redmine"を入れる方法 hatenablog://entry/6653586347154977747 2016-01-28T22:56:46+09:00 2016-02-10T21:28:43+09:00 tsurzur.hatenablog.com 前回はvncサーバを導入しましたが、次はプロジェクト管理ツールRedmineを導入してみました。Redmineについても他のサイト等で色々と導入方法が書いてありましたが、思い通りに行かなかった部分が多々あったので自分がやったことや注意点を残しておきます。OSはRaspbianのjessieです。 <p><iframe class="embed-card embed-blogcard" style="display: block; width: 100%; height: 190px; max-width: 500px; margin: 10px 0px;" title="Raspberry Pi 2 (Raspbian)でvncサーバを起動時に自動実行する方法 - 徒然なるままな想い書き" src="http://tsurzur.hatenablog.com/embed/2016/01/23/174142" frameborder="0" scrolling="no"></iframe><cite class="hatena-citation"><a href="http://tsurzur.hatenablog.com/entry/2016/01/23/174142">tsurzur.hatenablog.com</a></cite></p> <p> </p> <p>前回はvncサーバを導入しましたが、次はプロジェクト管理ツールRedmineを導入してみました。Redmineについても他のサイト等で色々と導入方法が書いてありましたが、思い通りに行かなかった部分が多々あったので自分がやったことや注意点を残しておきます。OSはRaspbianのjessieです。</p> <p> </p> <p> </p> <h4>1.apt-getでのパッケージ導入</h4> <p>はじめはお決まりのパッケージインストール。apache2とかはWebサーバを入れたことがある人にはお馴染みのやつです。</p> <blockquote> <p>sudo apt-get install apache2 libapache2-mod-passenger redmine redmine-mysql ruby ruby-mysql mysql-server</p> </blockquote> <p>redmineのinstall時、データベースをどれにするか選択する必要があります。私はmysqlにしました。mysqlの場合、後にデータベースを作成する必要があるのですが、その時に"ruby-mysql"がないとうまくデータベースを作成することができません。なのでここでruby-mysqlもインストールしておきます。</p> <p> </p> <h4>2.Webサーバの設定</h4> <p>RedmineをWebで見られるようにします。</p> <h5>RedmineのデータのWebサーバディレクトリへのシンボリックリンク</h5> <blockquote> <p>cd /var/www<br />sudo ln -s /usr/share/redmine/public redmine</p> <p>sudo chown -R www-data:www-data /usr/share/redmine</p> </blockquote> <p> </p> <h5>Redmine用の設定</h5> <blockquote> <p>sudo emacs /etc/apache2/site-available/redmine.conf</p> <p>(redmine.confは任意の名前で良い)</p> </blockquote> <p>とし、以下を書き込み</p> <blockquote> <p># redmine <br />&lt;Location "/redmine"&gt;<br />    Options FollowSymLinks<br />    RailsBaseURI /redmine<br />&lt;/Location&gt;<br />LogLevel warn</p> </blockquote> <p>redmine.confをコンフィグとして登録する</p> <blockquote> <p>sudo a2ensite redmine</p> </blockquote> <p> </p> <h5>DocumentRootの設定</h5> <blockquote> <p>sudo emacs /etc/apache2/site-available/000-default.conf </p> </blockquote> <p>とし、DocumentRootが書いてあるところを探して以下に変更</p> <blockquote> <p>    DocumentRoot /var/www</p> </blockquote> <p> </p> <h5>Passengerの設定</h5> <p>sudo emacs /etc/apache2/mods-available/passenger.conf</p> <p>とし、以下のように変更</p> <blockquote> <p>&lt;IfModule mod_passenger.c&gt;</p> <p>    PassengerDefaultUser www-data</p> <p>    PassengerRoot /usr/lib/ruby/vendor_ruby/phusion_passenger/locations.ini</p> <p>    PassengerDefaultRuby /usr/bin/ruby<br />&lt;/IfModule&gt;</p> </blockquote> <p>注意点として、Locationで指定している/redmineですが、000-default.confに記載されているDocumentRootからの相対パスとなります。今回で言うと、redmineの位置は、/var/www/redmineとなります。そのため、パスが合うようにシンボリックリンクをはっています。また、apache2のデフォルトのDocumentRootが/var/www/htmlみたいなので、自分用に変更しておかないと後々自分の作ったWebページが見られないという残念なことになってします。もちろん、/var/www/html/redmineというようにシンボリックリンクをはってしまうのもありなんですが。</p> <p> </p> <h4>3.データベースの構築</h4> <h5>セッションの作成</h5> <blockquote> <p>cd /usr/share/redmine<br />sudo rake generate_session_store</p> </blockquote> <p> </p> <h5>データベース用設定ファイルの作成</h5> <blockquote> <p>cd /usr/share/redmine/templates<br />sudo cp -p database.yml.template /etc/redmine/default/database.yml</p> </blockquote> <p> </p> <blockquote> <p>sudo emacs /etc/redmine/default/database.yml</p> </blockquote> <p>とし、以下を記入</p> <blockquote> <p>production:<br /> adapter: mysql<br /> database: redmine<br /> host: localhost<br /> port: 3306<br /> username: redmine<br /> password: password<br /> encoding: utf8</p> </blockquote> <p> (username, passwordは自分で決める)</p> <p> </p> <h5>mysqlの設定</h5> <blockquote> <p>mysql -u root -p</p> </blockquote> <p>redmineのデータベース、ユーザを作成する</p> <blockquote> <p>create database redmine;<br />create user 'redmine'@'localhost' identified by 'password'<br />grant all privileges on redmine.* to 're</p> <p>dmine'@'localhost';</p> </blockquote> <p> ここで、username, passwordであるredmine, passwordは先ほどのdatabase.ymlで書いたusername, passwordと同じものになるようにする。</p> <p> </p> <h5>mysqlにredmine用テーブルを作成する</h5> <blockquote> <p>sudo RAILS_ENV=production rake db:migrate<br />sudo RAILS_ENV=production rake redmine:load_default_data</p> </blockquote> <p> </p> <h4>4.Redmineへの接続</h4> <h5>Webサーバの再起動</h5> <blockquote> <p>sudo /etc/init.d/apache2 restart</p> </blockquote> <p> </p> <h5>初回接続</h5> <p>RaspberryPi(IP:xxx.xxx.xxx.xxx)にあるRedmineにアクセス(<a href="http://xxx.xxx.xxx.xxx/redmine">http://xxx.xxx.xxx.xxx/redmine</a>)し、初期アカウントadmin(パスワードもadmin)でログインできれば、見事Redmine環境の構築完了です。ログイン後は、自分のアカウント、adminアカウントのパスワード変更等行ってください。</p> <p> </p> <h4>感想</h4> <p>Raspberry上でRedmineを動かすと、毎回初回接続に時間がかかってしまいます。また、VPN接続などで接続した場合、さらに時間がかかってしまいます。</p> <p> </p> <p>Redmineの構築を通じて、Webサーバの知識もそうだし、データベースの知識も少し身につけることができたのかなと思います。今回の経験を通じてapache2の設定(DocumentRoot等)がどうなっているのかが気になったので、これを機にWebサーバの知識も身につけていけたらいいなとも思います。</p> <p> </p> <p> </p> <p>ではでは。</p> tsurzur 【Raspberry Pi 2】 VNCサーバを起動時に自動実行する方法 hatenablog://entry/6653586347154164291 2016-01-23T17:41:42+09:00 2016-02-10T21:28:24+09:00 最近Raspberry Pi 2を買って遊び始めたので、まず手始めにvncサーバーを入れてリモートからRaspberry Piを操作できるようにしてみました。このvncについては、sshがcuiでリモート操作できるのに対し、vncはguiでリモート操作できるような仕組みだと思ってもらえれば良いかと思います。 vncサーバを使うとなると、やはり毎回起動コマンドを打つのが面倒になります。そこで、OS起動時(OSはRasbian)に起動スクリプトを自動実行してしまおうというのがよくある便利な方法です。ところが、実際にインターネットサイトを参考にして組んでみたところ、うまく行きません。 どうやら、Ra… <p>最近Raspberry Pi 2を買って遊び始めたので、まず手始めにvncサーバーを入れてリモートからRaspberry Piを操作できるようにしてみました。このvncについては、sshがcuiでリモート操作できるのに対し、vncはguiでリモート操作できるような仕組みだと思ってもらえれば良いかと思います。</p> <p> </p> <p>vncサーバを使うとなると、やはり毎回起動コマンドを打つのが面倒になります。そこで、OS起動時(OSはRasbian)に起動スクリプトを自動実行してしまおうというのがよくある便利な方法です。ところが、実際にインターネットサイトを参考にして組んでみたところ、うまく行きません。</p> <p> </p> <p>どうやら、Raspbianの最新VersionであるJESSIEでは、起動スクリプトがうまく実行されない問題があるようです(原因は調べてない)。そこで、回避方法として、</p> <p> </p> <p>vncサーバの起動スクリプトをOS起動時に実行</p> <p>↓</p> <p>vncサーバの起動スクリプトの実行スクリプトをOS起動時に実行</p> <p> </p> <p>という方法をとるとうまくOS起動時にvncサーバを起動することができたので、やったことを残しておきます、ご参考まで。</p> <p> </p> <p> </p> <h4>起動スクリプトの作成</h4> <p>起動スクリプトについては、インターネットサイトに出回っているものを流用し、init.d以下に置きます。</p> <blockquote> <p>sudo vi /etc/init.d/vncboot</p> </blockquote> <p>(エディタは任意。vi, emacsなど。)</p> <p> </p> <p>中身を編集</p> <blockquote> <p>### BEGIN INIT INFO<br /># Provides: vncboot<br /># Required-Start: $remote_fs $syslog<br /># Required-Stop: $remote_fs $syslog<br /># Default-Start: 2 3 4 5<br /># Default-Stop: 0 1 6<br /># Short-Description: Start VNC Server at boot time<br /># Description: Start VNC Server at boot time.<br />### END INIT INFO</p> <p>#! /bin/sh<br /># /etc/init.d/vncboot</p> <p>USER=pi<br />HOME=/home/pi</p> <p>export USER HOME</p> <p>case "$1" in<br /> start)<br /> echo "Starting VNC Server"<br /> #Insert your favoured settings for a VNC session<br /> su $USER -c '/usr/bin/vncserver :1 -geometry 1440x900 -depth 24'<br /> ;;</p> <p>stop)<br /> echo "Stopping VNC Server"<br /> su $USER -c '/usr/bin/vncserver -kill :1'<br /> ;;</p> <p>*)<br /> echo "Usage: /etc/init.d/vncboot {start|stop}"<br /> exit 1<br /> ;;<br />esac</p> <p>exit 0</p> </blockquote> <p>中盤にある「1440x900」がディスプレイ解像度の指定であるため、クライアント側のディスプレイ解像度に合わせておくとクライアント側で作業がしやすくなります。ちなみに私の場合、クライアントはXubuntuを使っているので、Remminaで試しています。</p> <p> </p> <h4>1.正攻法:init.dで起動</h4> <blockquote> <p>sudo chmod 755 /etc/init.d/vncboot</p> <p>sudo update-rc.d vncboot defaults</p> </blockquote> <p>この方法の場合、/etc/rc*.d以下にシンボリックリンクができて起動してくれそうなのですが、Version. JESSIEだとうまく行きません。そこで、次の回避方法を用います。</p> <p> </p> <p>(init.dの仕組みについては、以下を参照)</p> <p><iframe class="embed-card embed-webcard" style="display: block; width: 100%; height: 155px; max-width: 500px; margin: 10px 0px;" title="Linux起動の仕組みを理解しよう[rcスクリプト編]" src="//hatenablog-parts.com/embed?url=http%3A%2F%2Fwww.atmarkit.co.jp%2Fait%2Farticles%2F0206%2F04%2Fnews001.html" frameborder="0" scrolling="no"></iframe><cite class="hatena-citation"><a href="http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/0206/04/news001.html">www.atmarkit.co.jp</a></cite></p> <p> </p> <h4>2.回避法:実行スクリプトを起動時に実行</h4> <blockquote> <p>sudo vi /etc/rc.local</p> </blockquote> <p>中身に対し、起動スクリプトの実行コマンドを追加します(exit 0よりも上に書いてください)</p> <blockquote> <p>su - pi -c 'sudo /etc/init.d/vncboot start'</p> </blockquote> <p> </p> <h4>感想</h4> <p>rc.localはinit.dで実行されるスクリプトの中でも最も優先順位が低いスクリプトらしい。</p> <p>スクリプトにスクリプトの起動コマンドを入れるっていう入れ子構造がスマートじゃない気もするが、これで動くのでよしとします。</p> <p> </p> <p> </p> <p>ではでは。</p> <p> </p> tsurzur Fitbit Charge HRを一ヶ月ほど使ってみたので勝手にレビューする hatenablog://entry/6653586347150139554 2015-12-26T18:54:33+09:00 2016-04-12T21:42:48+09:00 【日本正規代理店品】Fitbit ワイヤレス活動量計+心拍計リストバンド ChargeHR Large Black FB405BKL-JPN 出版社/メーカー: Fitbit 発売日: 2015/04/24 メディア: エレクトロニクス この商品を含むブログ (5件) を見る 最近賑わっているアップルウォッチなどのウェアラブルデバイス。私も腕時計が壊れた+自分の健康状態を把握しておきたいということで、一ヶ月ほど前に「Firtbit Charge HR」を購入しました。そこで、一ヶ月ほど使ってみた感想や使用感など、勝手にレビューしちゃいたいと思います。 <p> </p> <div class="freezed"> <div class="hatena-asin-detail"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00VR4C75E/hatena-blog-22/"><img class="hatena-asin-detail-image" title="【日本正規代理店品】Fitbit ワイヤレス活動量計+心拍計リストバンド ChargeHR Large Black FB405BKL-JPN" src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41rovMf65HL._SL160_.jpg" alt="【日本正規代理店品】Fitbit ワイヤレス活動量計+心拍計リストバンド ChargeHR Large Black FB405BKL-JPN" /></a> <div class="hatena-asin-detail-info"> <p class="hatena-asin-detail-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00VR4C75E/hatena-blog-22/">【日本正規代理店品】Fitbit ワイヤレス活動量計+心拍計リストバンド ChargeHR Large Black FB405BKL-JPN</a></p> <ul> <li><span class="hatena-asin-detail-label">出版社/メーカー:</span> Fitbit</li> <li><span class="hatena-asin-detail-label">発売日:</span> 2015/04/24</li> <li><span class="hatena-asin-detail-label">メディア:</span> エレクトロニクス</li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/asin/B00VR4C75E/hatena-blog-22" target="_blank">この商品を含むブログ (5件) を見る</a></li> </ul> </div> <div class="hatena-asin-detail-foot"> </div> </div> </div> <p> </p> <p>最近賑わっているアップルウォッチなどのウェアラブルデバイス。私も腕時計が壊れた+自分の健康状態を把握しておきたいということで、一ヶ月ほど前に「Firtbit Charge HR」を購入しました。そこで、一ヶ月ほど使ってみた感想や使用感など、勝手にレビューしちゃいたいと思います。</p> <p> </p> <p> </p> <h3>使ってみて良かったポイント </h3> <h4>計測データ(歩数、心拍数、睡眠時間)は割りと正確</h4> <center><img class="hatena-fotolife" title="f:id:tsurzur:20151226174128p:plain" src="http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/t/tsurzur/20151226/20151226174128.png" alt="f:id:tsurzur:20151226174128p:plain" width="232" /></center> <p> </p> <p>まぁ、これは期待してたとおりでしたが、日々の活動を正確に計測してくれます。京都で一日中歩きまくって限界を感じた時の歩数は3万歩であったり、いつも食事後は心拍数が上がるなど、大事なことからどうでもいいことまで、いろいろな気付きが得られます。スマホアプリで日々の活動記録を見ることができるのですが、アプリもシンプルで見やすく、いい感じです。</p> <p> </p> <h4>習慣化したい活動を促進するツールとなる</h4> <p>私は最近ボルダリングに行っていることもあって家でお風呂あがりなどに柔軟体操や筋トレをしているのですが、こういったトレーニングは何よりも「習慣化して継続する」というのが重要となります。Fitbit Charge HRには「ワークアウト」という機能があり、ディスプレイ部分の左にあるボタンを長押しして開始し、再びボタンを長押しして終了するまでの間の活動を記録(歩数、心拍数、消費カロリーなど)することができます。本来はこの機能は歩数が計測できるということで、ランニング等で使うのが一番かとは思いますが、これが案外私のやっている「柔軟体操や筋トレ」などの「日々の基礎トレ」に応用することができてしまいました。</p> <p> </p> <p>私の場合正直心拍数や消費カロリーは二の次なのですが、何よりも「ボタンを長押しして基礎トレを開始する」→「アプリに基礎トレ活動が記録される」という流れが重要です。ワークアウトを開始すると基礎トレ内容が記録されるわけで、なんだか他者に見られている感じがしてしまい、基礎トレも丁寧にしっかりやろうという気になります。また、基礎トレ活動を記録できるので、アプリでそのワークアウト記録を見ると、この週は上手く日常的にできていたり、この日はサボっているな、などといった情報を視覚的に理解することができ、基礎トレの習慣化のフィードバックとして非常に役に立ちました。自分の内の活動を外にさらすこと、データに残すこと、その重要性に気づいたことでもありました。</p> <p> </p> <h3>使ってみて悪かったポイント</h3> <h4>電池持ちが意外と悪い</h4> <p>公式HPなどの説明では「最長5日間」と謳われていましたが、まぁ持って3日間です(泣)。この3日間というのはデバイスのディスプレイに「!」(電池残量が低い)が表示される日数ですので、実際はその後2日は持つってことかもしれませんが、「!」が表示されるとやはり充電しないとという気になってしまいます。おそらく原因は「bluetooth同期」なんでしょう。fitbitではひも付けされたスマホとbluetoothで同期しているのですが、「常に同期」を選んでおくと、アプリで常に最新の記録を見ることができます。これをオフにすると電池持つのかな?すみません、まだ試したことはないです。</p> <p> </p> <h4>バンド接触部分の肌荒れ</h4> <p>これは体質もありますが、一日中デバイスをつけていると素肌との接触部分がどうしても蒸れたり圧迫されたりなどシてしまい、結果として肌が荒れてしまいます。私の場合、接触部分が痒くなってしまうことがしょっちゅうあります。バンドを緩めると肌との接触部分をずらすことができるので、前後にずらして適度に肌を休めることができるにはできるのですが、この場合手首の細い部分になるとバンドがゆるゆるになり、着けていて鬱陶しく感じてしまいます。丁度いい手首サイズの人は良いかもしれませんが、私の場合ちょうどいいサイズにすることができず、このように苦労しています。</p> <p> </p> <h4>時計表示のさせ方にクセがある</h4> <p>Fitbit Charge HRにはディスプレイがあり、いつもは消灯しているのですが、ボタンを押すと時計を表示させることができるます。ですが、時計を見たい時に毎回ボタンを押さないと表示できないというのは不便でしかないので、Fitbit Charge HRには手首をひねった時に時計を表示してくれる機能が備わっています。ここで、「手首をひねる」というのは、腕時計を顔元に持っていって時間を確認するときの腕の動きを想像してもらえればよいかと思います。</p> <p> </p> <p>ですがこの機能、手首のひねりの認識に結構クセがあります。慣れたらパッと時間を確認することができるのですが、失敗すると手首をひねり直さなければなりません(結構恥ずかしい笑)。人間の性質上、当たり前が求められるモノはたとえ99回生功しようとも1回失敗しただけで不満を強く感じてしまうため、今回も例外なく表示に失敗するとついついイライラしてしまいます。ぜひFitbitには「手首のひねり感度(?)」なるものを調整する機能を追加し、ユーザごとに感度をカスタマイズできるようにしてほしいものです。</p> <p> </p> <h3>まとめ</h3> <p>良いこと・悪いこと両方書きましたが、とは言え、Fitbit Charge HRは日々の活動を客観的に視覚化でき、基礎トレーニングといった習慣化したい活動をアシストしてくれる良いデバイスだと思います。当初はFitbitの中でもSurgeが気になっていたのですが、国内未発売、渡しの場合手首が割と肌荒れするということで、手軽に着けられるCharge HRで良かったのかなと今では思います。私がこのブログでも掲げている「何気ない気付き」、Fitbit Charge HRなら何かくれるかもしれませんよ。</p> <p> </p> <p> </p> <p>ではでは。</p> <p> </p> <p> </p> <p>↓この記事を気に入って頂けた方は以下でシェアして頂けると今後の励みにもなり幸いです。</p> <p> </p> tsurzur 仕事で成功するために必要な「3つの条件」について考えてみた hatenablog://entry/6653586347148384843 2015-12-13T18:20:27+09:00 2015-12-13T18:22:20+09:00 仕事を見つめ直す www.lifehacker.jp ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則 作者: ジム・コリンズ,山岡洋一 出版社/メーカー: 日経BP社 発売日: 2001/12/18 メディア: 単行本 購入: 24人 クリック: 210回 この商品を含むブログ (189件) を見る 記事や書籍を読んでいると度々目にする「仕事の捉え方」。皆さんは仕事をどのように捉えているでしょうか?「楽しければよい」「つまらなくてもお金さえ稼げれば良い」、その他にもいろいろな捉え方があるかと思います。今回は私が最近読んだものに共通して出てきて私自身納得できた「3つの条件・針鼠の概念」の紹介と、そ… <center> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:tsurzur:20151213164709j:plain" src="http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/t/tsurzur/20151213/20151213164709.jpg" alt="f:id:tsurzur:20151213164709j:plain" width="487" /></p> </center> <h3> 仕事を見つめ直す</h3> <p><iframe class="embed-card embed-webcard" style="display: block; width: 100%; height: 155px; max-width: 500px; margin: 10px 0px;" title="「やりたいことをしよう」が仕事のアドバイスとして最悪な理由 | ライフハッカー[日本版]" src="//hatenablog-parts.com/embed?url=http%3A%2F%2Fwww.lifehacker.jp%2F2015%2F11%2F151103_worst_careeradvice.html" frameborder="0" scrolling="no"></iframe><cite class="hatena-citation"><a href="http://www.lifehacker.jp/2015/11/151103_worst_careeradvice.html">www.lifehacker.jp</a></cite></p> <p> </p> <div class="freezed"> <div class="hatena-asin-detail"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822242633/hatena-blog-22/"><img class="hatena-asin-detail-image" title="ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則" src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41ED9VY2JYL._SL160_.jpg" alt="ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則" /></a> <div class="hatena-asin-detail-info"> <p class="hatena-asin-detail-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822242633/hatena-blog-22/">ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則</a></p> <ul> <li><span class="hatena-asin-detail-label">作者:</span> ジム・コリンズ,山岡洋一</li> <li><span class="hatena-asin-detail-label">出版社/メーカー:</span> 日経BP社</li> <li><span class="hatena-asin-detail-label">発売日:</span> 2001/12/18</li> <li><span class="hatena-asin-detail-label">メディア:</span> 単行本</li> <li><span class="hatena-asin-detail-label">購入</span>: 24人 <span class="hatena-asin-detail-label">クリック</span>: 210回</li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/asin/4822242633/hatena-blog-22" target="_blank">この商品を含むブログ (189件) を見る</a></li> </ul> </div> <div class="hatena-asin-detail-foot"> </div> </div> </div> <p> </p> <p>記事や書籍を読んでいると度々目にする「仕事の捉え方」。皆さんは仕事をどのように捉えているでしょうか?「楽しければよい」「つまらなくてもお金さえ稼げれば良い」、その他にもいろいろな捉え方があるかと思います。今回は私が最近読んだものに共通して出てきて私自身納得できた「3つの条件・針鼠の概念」の紹介と、それを私の仕事に当てはめてユースケースとしてみるとどうなるかについて考えてみたいと思います。</p> <p> </p> <p> </p> <h3>3つの条件・針鼠の概念</h3> <p>上のライフハッカーの記事を引用すると、仕事の捉え方は以下の3つの条件で考えると良いとされています。</p> <p> </p> <blockquote> <p><span style="line-height: 1.7;">1.自分がやりたいこと</span></p> <p>2.報酬を支払ってもらえそうなこと</p> <p>3.私が得意なこと</p> </blockquote> <p> </p> <p>この3条件をすべて満たすかどうかが、仕事に満足できるか、成功できるかのポイントだとされています。</p> <p> </p> <p>一方、書籍「ビジョナリー・カンパニー2」では一個人ではなく、企業のビジネスの捉え方として、同様の捉え方「針鼠(ハリネズミ)の概念」を提唱しています。</p> <p> </p> <blockquote> <p>1.情熱をもって取り組めるもの</p> <p>2.自社が世界一になれる部分</p> <p>3.経済的原動力になるもの</p> </blockquote> <p> </p> <p>これも3つの条件をすべて満たすことが、企業が偉大な企業へと飛躍するために必要なポイントであるとされています。</p> <p> </p> <p>これら2つの話は結局は同じことを言っています。つまり、仕事に必要な条件とは、</p> <p> </p> <ol> <li><span style="line-height: 1.5;">やりたいこと</span></li> <li><span style="line-height: 1.5;">人よりも得意・一番になれること</span></li> <li><span style="line-height: 1.5;">お金になること</span></li> </ol> <p> </p> <p>の3つであり、これをすべて満たすことが仕事として成功するために必要な条件と言えそうです。</p> <p> </p> <h3>自分の場合</h3> <p>この「3つの条件」を、私の仕事に当てはめてみるとどうなるのか考えてみたいと思います。「3つの条件」を実際に当てはめてみたユースケースとでも思ってみてください。</p> <p> </p> <h4>自分の仕事</h4> <p>私は社会人1年目ですが、就活のときはこの3つの条件をすべて満たすような仕事ということは意識せず、3つの条件の中で言うと「1.やりたいこと」を最優先して仕事を捉えていました。「3.お金になること」も考えていたといえば考えていたのですが、どちらかというと「将来需要が増えるもの(結果として将来お金になること)」程度でしか考えられていませんでした。</p> <p> </p> <p>そして実際に就職することとなったのですが、実際に会社に入ることで、自分の仕事の「3.お金になること」が就活時の漠然としたイメージでなく、実感として感じるようになりました。実際に会社に入ることによって売り上げデータやどういった仕組みでビジネスを展開しているのかがより分かるようになるわけで、より「需要-&gt;お金」の仕組みを理解できるようになりました。</p> <p> </p> <p>ただ、実際の仕事をすることで、自分の中の「1.やりたいこと」が本当に合っているのかが分からなくなってきています。企業のプロダクトというと、一個人で作り上げるということは少なく、チームで作り上げることが多くなります。そうすると、「やりたいこと」に対して自分の仕事が部分的となり、だんだんと自分の仕事が「やりたいこと」を満たしているのかが分からなくなってきてしまいます。自分の場合、「やりたいこと」を満たすためには、もっと少数チーム、ベンチャータイプの仕事の仕方の方がもしかしたら性に合っているのかもしれません。</p> <p> </p> <p>さて、残るは「2.得意・一番になれること」です。正直、就活でも曖昧で、実際に仕事に就いていても曖昧なままです。仕事をしていくことでどんどんスキルが身につき、「人よりも得意・一番になれること」ができていくものだと今までは考えていましたが、実際に仕事をしてみるとそうではなく、「得意・一番になれること」という自分の芯をあらかじめ作っておかないといけないのではないかと考えるようになりました。自分の芯を作っておかないと、仕事で身についていくスキルが各方面で均一的になり、結局はオールラウンダーの尖りのない人間になってしまうと思ったからです。これに対し、あらかじめ自分の芯を作っておけば、それと比較することで身につけるべきスキルの重みづけができるようになり、尖りのある人間、最終的にはそれこそ「一番になれるもの」を持つ人間になれるのではないかと思います。自分の中で正直まだ「得意・一番になれること」は見つけられていないのですが、仮にでも自分の「得意・一番になれること」を設定し、それをもとに仕事を捉え、時には「得意・一番になれること」を修正しながら、自分の尖りの部分を随時見つけていく姿勢がまずは必要なのではないかと個人的には思っています。</p> <p> </p> <h4>人付き合い</h4> <p>さて、3つの条件に当てはめて自分の仕事を見てみましたが、それらだけでは捉えられない仕事の要素もあります。それが「人付き合い」です。たとえ3つの条件をすべて満たしていたとしても、社内・チーム内の仲が悪いとなったら仕事をしていてもしんどいだけです。私の場合も、決して社内の雰囲気が悪い、仲が悪いというわけではないのですが、どちらかというとドライな雰囲気なので、私としてももう少し飲み会やプライベートな時間を共有することで、もっと密にしたいなと思っています(好き嫌いの分かれるところですが)。ただ一方で、他のチームには密の関係を築いているチームもあり、結局はチームを構成する人次第であり、人を変えない限り雰囲気を変えることは難しいのかなとも同時に感じています。</p> <p> </p> <p>ここまで考えてみたのですが、これに対する答えとして、書籍「ビジョナリー・カンパニー2」で述べられていた「誰にバスを乗せるか?」の考え方がとてもしっくりきます。本では以下のように述べています。</p> <p> </p> <blockquote> <p>偉大な企業への飛躍を導いた指導者は、まずはじめに、適切な人をバスに乗せ、不適切な人をバスから降ろし、つぎにどこに向かうべきかを決めている。 </p> </blockquote> <p> </p> <blockquote> <p> 「だれを選ぶか」をまず決めて、その後に「何をすべきか」を決める。ビジョンも、戦略も、戦術も、組織構造も、技術も、「だれを選ぶか」を決めた後に考える。「だれを選ぶか」をまずきめて、その後に「何をすべきか」を決める。この原則を厳格に一貫して適用する。</p> </blockquote> <p> </p> <p>この考え方を一貫して適用することで、はじめに述べた「針鼠(ハリネズミ)の概念」を満たす偉大な企業へと成長させることができるわけですが、この考え方は「人付き合い」にも言えるのではないかと思います。つまり、企業の目指す風土、人付き合いのあり方があるとすると、それを満たすような「適切な人」をまず選び(採用し)、そこからそれら適切な人たちによって求める風土、人付き合いを目指していくことこそが、企業の組織の構成方法として正しい方法ではないかと思います。</p> <p> </p> <p>もしそうだとすると、私が感じている「人付き合いのドライさ」を変えるためには、やはり、チームを構成する人を「適切な人(ここでは密さを良しとする人)」にしなければなりません。チームの構成員に求められるのは人付き合いだけでなく、チームの目標を実現するそれぞれのスキル、力量といったものもあるので、それらをすべて満たす人間をチームに入れようと思うと、もはや企業の採用の段階からその点について考え、それらを満たす人間を採用していかなければなりません。ここまで考えてみると、もし本当に人付き合いが嫌になったら、「だれを選ぶか」を考えている企業の人事、制度に問題があると言えるため、さっさとその企業から離れてしまうのもありなのかもしれません。</p> <p> </p> <p>結局のところ、私の場合は、成功に必要な条件は3つだけではなく、「3つの条件+快適な人付き合い= 4条件」こそが仕事で成功するための条件と言えます。今後この4条件で仕事を考え直した結果、今自分が勤めている企業よりも別の企業の方が4条件をより満たしているが分かり、もしかしたらそっちに転職ってのもありえるかもしれません。</p> <p> </p> <h3>まとめ</h3> <p>今回は仕事で成功するために必要とされる「3つの条件・針鼠の概念」の紹介と、それを私のケースに当てはめるとどうなるかをユースケースとして考えてみました。私のケースで考えてみると、3つの条件だけでなく、「自分にとって快適な人付き合い」も必要と感じたため、これら「4つの条件」こそが、仕事の成功に必要な条件なのではないかと思います。はじめにも述べたとおり、仕事の捉え方は人それぞれです。ですが、自分の中で「仕事の捉え方」を文書化などしてはっきりさせておくと、いざ仕事に悩んだとき、転職を考えたとき、自分の仕事について考える判断基準・芯となってくれるはずです。一度改めて考えてみると良いかと思います。</p> <p> </p> <p> </p> <p>ではでは。</p> <p> </p> <p>↓この記事を気に入って頂けた方は以下でシェアして頂けると今後の励みにもなり幸いです。</p> tsurzur ブログと向き合う hatenablog://entry/6653586347146130676 2015-11-22T21:36:31+09:00 2015-11-23T23:18:41+09:00 ブログとの向き合い 更新履歴を見れば分かるように最近ブログを書くペースがとことん遅くなっています。というか、正直書く気が起こりません。別にブログが嫌いになったわけではないんですが、なんというかモチベーションが上がらないというか、倦怠期というか。 tsurzur.hatenablog.com 昔自分が書いた記事を参照して、なんで書く気が起こらなくなっているかを考えてみると、やっぱり「考えていないから」が理由かと思います。もちろん日々考えて行動・生活はしているので、実際は外に出せるネタについて「考えていないから」です。確かに、最近は仕事や本当にプライベートな部分でかなり悩んでいる部分が多かったので… <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:tsurzur:20151122212115j:plain" src="http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/t/tsurzur/20151122/20151122212115.jpg" alt="f:id:tsurzur:20151122212115j:plain" /></p> <h3>ブログとの向き合い</h3> <p>更新履歴を見れば分かるように最近ブログを書くペースがとことん遅くなっています。というか、正直書く気が起こりません。別にブログが嫌いになったわけではないんですが、なんというかモチベーションが上がらないというか、倦怠期というか。</p> <p> </p> <p> </p> <p><iframe class="embed-card embed-blogcard" style="display: block; width: 100%; height: 190px; max-width: 500px; margin: 10px 0px;" title="考えるから書くのか?書くから考えるのか? - 徒然なるままな想い書き" src="http://tsurzur.hatenablog.com/embed/2014/11/30/113835" frameborder="0" scrolling="no"></iframe><cite class="hatena-citation"><a href="http://tsurzur.hatenablog.com/entry/2014/11/30/113835">tsurzur.hatenablog.com</a></cite></p> <p> </p> <p>昔自分が書いた記事を参照して、なんで書く気が起こらなくなっているかを考えてみると、やっぱり<strong>「考えていないから」</strong>が理由かと思います。もちろん日々考えて行動・生活はしているので、実際は<strong>外に出せるネタについて「考えていないから」</strong>です。確かに、最近は仕事や本当にプライベートな部分でかなり悩んでいる部分が多かったので、これは自分の中でもしっくりきています。自分の身の回りのことで頭が一杯で、心の余裕がないんでしょうね。</p> <p> </p> <p>とはいえ、そんな外に出せないことだらけで悩んで考えてだけいるわけにもいかないので、これはなんとかしていきたいとは思っています。日々に手一杯となっている今日このごろですが、こういったブログで書くようなことに人生の楽しみや新たな視点を得るヒントがあると思っているので、何とかモチベーションを復活させていきたいと思っています。くすぶっている書きたいネタもあることですし。</p> <p> </p> <p>ということで、時間はかかるかもしれませんが、しばらくは「今週の気になるメモ」を始め、ブログの更新が滞ることが今後も多くなります。ほとんどのブログの読者の方はキーワード検索の一期一会の方かとは思いますが、数少ない本当の読者の方には申し訳ありませんが、心の余裕を取り戻すまでしばらく待ってやっていただけると幸いです。</p> <p> </p> <p> </p> <p>ではでは。</p> <p> </p> <p>(2015/11/23追記)</p> <p>昔読んだ本の自分のメモによると、こういう趣旨の考えが書かれていました。</p> <blockquote> <p>自分との話し合いがついていないと、目が外に向かない。関心は、自分、自分へと、内向する。皮肉なことに、他者に目を向けなければ、自分は見えてこない、自分が見えないから知りたくて、余計関心は自分へ、内へ内へと向く悪循環に陥る。<br />これだと自己肯定感が育たない。外に目が行かないとなると、様々な不安や憤りも行き場を失い、結局は、「自分」以外に責めるものはなくなるからだ。</p> </blockquote> <p>たまたまメモを振り返っていて思い出したのが正直なところです。自分の悩みを解決するためには、内向きに内向していてはダメで、他者に目を向けて自分を客観視する必要があります。ブログという情報発信は他者、外の目というのを非常に気にするものですので、やはり今はブログがしんどいことは正直なところですが、内向きの悪循環を作り出さないためにも続けていきたいものです。</p> <p> </p> <div class="freezed"> <div class="hatena-asin-detail"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309017479/hatena-blog-22/"><img class="hatena-asin-detail-image" title="おとなの進路教室。" src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/513n7u6JwPL._SL160_.jpg" alt="おとなの進路教室。" /></a> <div class="hatena-asin-detail-info"> <p class="hatena-asin-detail-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309017479/hatena-blog-22/">おとなの進路教室。</a></p> <ul> <li><span class="hatena-asin-detail-label">作者:</span> 山田ズーニー</li> <li><span class="hatena-asin-detail-label">出版社/メーカー:</span> 河出書房新社</li> <li><span class="hatena-asin-detail-label">発売日:</span> 2007/03/16</li> <li><span class="hatena-asin-detail-label">メディア:</span> 単行本(ソフトカバー)</li> <li><span class="hatena-asin-detail-label">購入</span>: 7人 <span class="hatena-asin-detail-label">クリック</span>: 47回</li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/asin/4309017479/hatena-blog-22" target="_blank">この商品を含むブログ (60件) を見る</a></li> </ul> </div> <div class="hatena-asin-detail-foot"> </div> </div> </div> <p> </p> tsurzur 今週の気になるメモ(2015/10/25 ~ 11/07) hatenablog://entry/6653458415127364045 2015-11-08T16:00:19+09:00 2015-11-08T16:02:07+09:00 今週の気になるメモ(2015/10/25 ~ 11/07) 最近ブログが滞りつつある今日このごろですが、気になるメモいきます。先週休んだのでたっぷり5つ! 「日本の企業はおかしい。欧米の企業から見たら……」ベネッセ・原田氏の働き方 日本人は「限界費用ゼロ社会」を知らなすぎる 今年のニャマハ発動機はヤバイ! 2輪メーカーなのに、まさかの… 「やりたいことをしよう」が仕事のアドバイスとして最悪な理由 「4年間で変わったこと、変わらないこと」 <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:tsurzur:20150725074945j:plain" src="http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/t/tsurzur/20150725/20150725074945.jpg" alt="f:id:tsurzur:20150725074945j:plain" /></p> <h3>今週の気になるメモ(2015/10/25 ~ 11/07)</h3> <p>最近ブログが滞りつつある今日このごろですが、気になるメモいきます。先週休んだのでたっぷり5つ!</p> <ol> <li><strong>「日本の企業はおかしい。欧米の企業から見たら……」ベネッセ・原田氏の働き方</strong></li> <li><strong>日本人は「限界費用ゼロ社会」を知らなすぎる</strong></li> <li><strong> 今年のニャマハ発動機はヤバイ! 2輪メーカーなのに、まさかの…</strong></li> <li><strong>「やりたいことをしよう」が仕事のアドバイスとして最悪な理由</strong></li> <li><strong><a class="keyword" href="http://blog.hatena.ne.jp/-/campaign/hatenablog-4th-anniversary">「4年間で変わったこと、変わらないこと」</a></strong></li> </ol> <p> </p> <p> </p> <h4>「日本の企業はおかしい。欧米の企業から見たら……」ベネッセ・原田氏の働き方</h4> <p><iframe class="embed-card embed-webcard" style="display: block; width: 100%; height: 155px; max-width: 500px; margin: 10px 0px;" title="「日本の企業はおかしい。欧米の企業から見たら……」ベネッセ・原田氏の働き方 (1/5)" src="//hatenablog-parts.com/embed?url=http%3A%2F%2Fwww.itmedia.co.jp%2Fbusiness%2Farticles%2F1510%2F26%2Fnews005.html" frameborder="0" scrolling="no"></iframe><cite class="hatena-citation"><a href="http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1510/26/news005.html">www.itmedia.co.jp</a></cite></p> <p><br /><cite class="hatena-citation"></cite></p> <p>内容は上のリンク参照。以下感想です。</p> <p> </p> <p>成果評価だと評価は難しいかもしれないけれど、時給評価だとそもそも時間をかけされすればお金がもらえてしまうというのが問題。時間をかければ成長につながる、お金が出ている以上人は時間内に工夫してきっちり成果を出すという性善説を信じるならばいいですが、現状としては時間がかかれば働いている感が出る、時間をかければ残業代というエクストラボーナスが出るということで時間をかけることが常に善みたいな認識ができあがっているような気がします。</p> <p> </p> <p>ということで、就業時間や残業といった時間に縛られた働き方よりも成果に縛られた働き方にしていこうとするのが欧米、日本が今目指そうとしている?働き方なわけですが、そのためには仕事をするとき、あるいは仕事を部下に割り当てるときにきっちり「仕事の定義」をすることが必要だと思います。「仕事の定義」ができていれば、それに対する実際の仕事結果に対して評価できるし、時間で評価する必要もなくなる。と、そういえばこのように思ったのは以前読んだ大前さんの本の影響を受けたからかもしれない。とにかく、仕事を簡単に「〇〇時間かかる大変な仕事」と定義するのではなく、難しいかもしれないが「〇〇をして△△を行う大変な仕事」と定義して捉えられるようにすることがまずは必要なのかもしれない。あと、個人的にはただ時間をかければもらえる残業のシステムを何とかしたいと思っています。残業代というお金のインセンティブのせいで、定時内に仕事を終わらせるためにはどう効率的にタスクをこなすかを考えることが疎かになってしまうからである。そりゃ、時間内に終わらせるよりも残業代もらって終わらせるほうがお金がもらえるとなったら残業しますよね。人の意識を変えるには先に何よりもシステム(普段の習慣)を変えてしまったほうが早いです。</p> <p> </p> <p><iframe class="embed-card embed-blogcard" style="display: block; width: 100%; height: 190px; max-width: 500px; margin: 10px 0px;" title="【書評】稼ぐ力:「偏差値思考」からの脱却 - 徒然なるままな想い書き" src="http://tsurzur.hatenablog.com/embed/2015/06/09/211813" frameborder="0" scrolling="no"></iframe><cite class="hatena-citation"><a href="http://tsurzur.hatenablog.com/entry/2015/06/09/211813">tsurzur.hatenablog.com</a></cite></p> <p> </p> <p> </p> <h4>日本人は「限界費用ゼロ社会」を知らなすぎる</h4> <p><iframe class="embed-card embed-webcard" style="display: block; width: 100%; height: 155px; max-width: 500px; margin: 10px 0px;" title="日本人は「限界費用ゼロ社会」を知らなすぎる | オリジナル | 東洋経済オンライン" src="//hatenablog-parts.com/embed?url=http%3A%2F%2Ftoyokeizai.net%2Farticles%2F-%2F89717" frameborder="0" scrolling="no"></iframe><cite class="hatena-citation"><a href="http://toyokeizai.net/articles/-/89717">toyokeizai.net</a></cite></p> <p> </p> <p> </p> <p>こちらも内容は上のリンク参照。以下感想です。</p> <p> </p> <p>こちらの記事はまず「限界費用ゼロ」という言葉が印象的。「限界費用」とは「生産量の増加分一単位あたりの総費用の増加分」、つまり、「限界費用ゼロ」とは「総費用を増やすことなく、生産量を増やすことができる」ことを言います。上の記事では総費用を増やさないために、IoTを利用した分散型のグリーンエネルギーシステムを利用することで実現可能であると言っていて、IoTとグリーンエネルギーの組み合わせでこういったことができるのかと読んでいて感心。最近流行りのこのIoTですが、インフラ技術ということもあって可能不可能はさておいて様々なアプリケーションが考えられるだけに、とりあえず使っておけば良い印象を持たれる魔法のコトバ(マジックワード)のようなものと言えますね。</p> <p> </p> <p> </p> <h4> 今年のニャマハ発動機はヤバイ! 2輪メーカーなのに、まさかの…</h4> <p><iframe class="embed-card embed-webcard" style="display: block; width: 100%; height: 155px; max-width: 500px; margin: 10px 0px;" title="今年のニャマハ発動機はヤバイ! 2輪メーカーなのに、まさかの…" src="//hatenablog-parts.com/embed?url=http%3A%2F%2Fwww.gizmodo.jp%2F2015%2F10%2Fyamaha_tms2015.html" frameborder="0" scrolling="no"></iframe><cite class="hatena-citation"><a href="http://www.gizmodo.jp/2015/10/yamaha_tms2015.html">www.gizmodo.jp</a></cite></p> <p> </p> <p>自動操縦の対象としてそもそも二輪の必要があるか?(乗り心地を無視できるので4輪の方が安定するはず)、自動操縦モジュールが人の形の必要がある?といったように開発意義やその目的に対する突っ込みどころは満載ですが、技術アピール、斬新さといった面からも面白い試みです。</p> <p> </p> <p> </p> <h4>「やりたいことをしよう」が仕事のアドバイスとして最悪な理由</h4> <p><iframe class="embed-card embed-webcard" style="display: block; width: 100%; height: 155px; max-width: 500px; margin: 10px 0px;" title="「やりたいことをしよう」が仕事のアドバイスとして最悪な理由 | ライフハッカー[日本版]" src="//hatenablog-parts.com/embed?url=http%3A%2F%2Fwww.lifehacker.jp%2F2015%2F11%2F151103_worst_careeradvice.html" frameborder="0" scrolling="no"></iframe><cite class="hatena-citation"><a href="http://www.lifehacker.jp/2015/11/151103_worst_careeradvice.html">www.lifehacker.jp</a></cite></p> <p> </p> <p>この記事はタイトルにある理由の説明に注目するのではなく、「仕事の捉え方」に注目すべきです。記事では仕事を以下の3つの視点で捉えることが重要と言っています。</p> <p> </p> <p><span style="line-height: 1.7;">(a)私がやりたいこと</span></p> <p><span style="line-height: 1.7;">(b)報酬を支払ってもらえそうなこと</span></p> <p><span style="line-height: 1.7;">(c)私が得意なこと</span></p> <p> </p> <p>引用しますが記事ではこの3つに対し、</p> <blockquote> <p>(b)と(c)だけを満たした仕事をしている人は、しばらくするとお金をもらうためだけの仕事をしていることに気がついてしまいます。また、(a)と(c)を満たしているだけでは、お金を稼ぐことができないと気づきます。そして(a)と(b)だけの人は、悲しいことに数年後に自分の才能が足りないことに気づくでしょう。</p> </blockquote> <p>と説明しています。こうして自分の仕事を捉え、自分の仕事がこの3つをすべて満たしているかどうかを考えみると面白いと思いますよ。</p> <p> </p> <h4><a class="keyword" href="http://blog.hatena.ne.jp/-/campaign/hatenablog-4th-anniversary">「4年間で変わったこと、変わらないこと」</a></h4> <p>最後ははてなブログの<a class="keyword" href="http://blog.hatena.ne.jp/-/campaign/odai">今週のお題</a>。4年前と言えば2011年。パッと思いつくので書いてみると、</p> <ul> <li><span style="line-height: 1.5;">4年間で変わったこと:住まい(4回も引っ越し笑)、仕事(勉強から研究、研究職から技術職へ)、ものの捉え方・考え方、ブログを書くようになった</span></li> <li>4年間で変わらないこと:身体(身長、体重)、見かけ</li> </ul> <p> </p> <p>たぶん探せばもっとありますが、適当に思いついたのはこれだけです。まだ20代ということもあって正直4年前とは何もかもが変わっています。むしろ常に何かを変えようと奮闘してきたので変わってないとおかしいです。</p> <p> </p> <p>最近仕事で社内システムについて考える機会が多かったのですが、システムは一度作ってしまうと簡単に「変えることができません」。なので、システムは運用前にしっかりと仕様を決め、問題点を洗い出すなど、「初め」が肝心となります。なぜ、システムの話をしたかというと、システムを簡単に変えることができないのは、それを実際に利用する人間を簡単に変えることができないからです。人間は一度習慣化してしまうと簡単には変えることができないため、習慣化の元となるシステムも一度人間をそのシステムに慣れさせてしまうと簡単に変えることができなくなってしまいます。そう考えてみると、「4年間で変わったこと」というのは、ある意味この「習慣化の地縛」を抜け出し、新たな活動ができるようになった証拠とでも言えるのではないでしょうか。なんちゃって。良い習慣も悪い習慣もあるので、習慣化の地縛は良くも悪くもありますからね。</p> <p> </p> <p> </p> <p>***</p> <p>いかがだったでしょうか?皆さんも、普段の生活で気になったものは、忘れる前に何らかの形で残したり、詳細を調べて知識として身につけちゃいましょう。</p> <p> </p> <p>ではでは。</p> <p> </p> <p> </p> <p>↓この記事を気に入って頂けた方は以下でシェアして頂けると今後の励みにもなり幸いです。</p> tsurzur 今週の気になるメモ(2015/10/18 ~ 10/24) hatenablog://entry/6653458415125905008 2015-10-26T19:00:00+09:00 2015-10-26T19:00:16+09:00 今週の気になるメモ(2015/10/18 ~ 10/24) ちょいと遅れましたが、今週も気になるメモいきます! システムの世代交代:損保ジャパン、COBOLで組まれたシステムの移行を決断 自動化の行き着く先:ホンダ、20年に高速道で自動運転実用化へ 開発を加速 <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:tsurzur:20150725074945j:plain" src="http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/t/tsurzur/20150725/20150725074945.jpg" alt="f:id:tsurzur:20150725074945j:plain" /></p> <h3>今週の気になるメモ(2015/10/18 ~ 10/24)</h3> <p>ちょいと遅れましたが、今週も気になるメモいきます!</p> <ol> <li><strong>システムの世代交代:損保ジャパン、COBOLで組まれたシステムの移行を決断</strong></li> <li><strong>自動化の行き着く先:ホンダ、20年に高速道で自動運転実用化へ 開発を加速</strong></li> </ol> <p> </p> <p> </p> <h4>システムの世代交代:損保ジャパン、COBOLで組まれたシステムの移行を決断</h4> <p><iframe class="embed-card embed-webcard" style="display: block; width: 100%; height: 155px; max-width: 500px; margin: 10px 0px;" title="損保ジャパン、COBOLで組まれたシステムの移行を決断 | テクノロジー・サイエンスの話題 - スラド" src="//hatenablog-parts.com/embed?url=http%3A%2F%2Fwww.zaikei.co.jp%2Farticle%2F20151016%2F274364.html" frameborder="0" scrolling="no"></iframe><cite class="hatena-citation"><a href="http://www.zaikei.co.jp/article/20151016/274364.html">www.zaikei.co.jp</a></cite></p> <p> </p> <p>人間の世界では働いて40年ほどすると定年退職ということで世代交代を余儀なくされます。定年退職・世代交代ともなれば、自分の今までの知識や経験を、今後を担う若手に引き継ぐことになります。では、人間ではなくプログラムの方はどうでしょうか?プログラムの多くはプログラミング言語で書かれており、始めのアセンブリ言語から、今回の記事のCOBOL、そして現在主流のC++、Java、Python、etc.などと進化を続けています。そのため、プログラムもこれらのプログラミング言語の進化に合わせ、ある時を堺に人間で言う世代交代が必要なのですが、今回の記事がまさにそれに当たります。言わば、現在のCOBOLは人間で言う御老人で、御老人の働き以上にその介護(システム保守管理)に多額のお金がかかっている状況と言えます。最近は今回の記事のように、今までプログラムの保守管理に当っていた介護士とでも言える人の定年退職・世代交代に伴い、これらプログラムも新しいプログラミング言語ベースのプログラムへと世代交代を迫られている時期に来ています。</p> <p> </p> <p>しかし、プログラムの世代交代は上手くいくのでしょうか?人間の場合もそうですが、問題はやはりその引き継ぎです。人間の場合は職務が限定的で、知識や経験はまだ引き継ぎ安いのですが、プログラムはそうはいきません。プログラムの設計はたいてい多くの人間が関わっており、それぞれの人間の知識や経験の集合体と言えます。このため、プログラムはいくらアウトプット(システム性能)が有能でも、ソースレベルでは読んでも一体何をしようとしているかがさっぱり分からなかったりします。ソースには様々な知識や経験が入り混じっているため、プログラムの一貫した考えがつかみにくいのです。このように見てみると、プログラムは人間が作っているだけあって何だか人間とその性質が似ています。人間(プログラム)の行動を見ていると何の行動(アウトプット)をしているかは分かりますが、何を考えながら行動をしているか(ソース)はさっぱりです。</p> <p> </p> <p>人間は引き継ぎの際、ここが分からないと聞けば「〇〇だよ」と教えてくれますが、プログラムの場合はソースを見せて「察して」と言うだけです。人間は新しい業務を実際にこなすことで段々と慣れていきますが、プログラムの場合は「ここでエラー、ソースのここがダメ」しか言いません。何にせよ、引き継ぎの観点ではプログラムは「ソース」が一番重要なのです。今社会を動かしているプログラムたちはアウトプットは有能ですが、ソースはどうなっているのでしょうか?いざ世代交代を迫られた時、すっと仕事の手の内を見せてくれるでしょうか?</p> <p> </p> <p>ということで、普段ソースを書くような人(自分も含めて)は、やがて世代交代があることを想定し、アウトプットの質だけでなく、ソースの可視性の質を高めるようにしていきたいところです。</p> <p> </p> <p> </p> <h4>自動化の行き着く先:ホンダ、20年に高速道で自動運転実用化へ 開発を加速</h4> <p><iframe class="embed-card embed-webcard" style="display: block; width: 100%; height: 155px; max-width: 500px; margin: 10px 0px;" title="ホンダ、20年に高速道で自動運転実用化へ 開発を加速" src="//hatenablog-parts.com/embed?url=http%3A%2F%2Fjp.reuters.com%2Farticle%2F2015%2F10%2F21%2Fhonda-auto-drive-idJPKCN0SF08R20151021" frameborder="0" scrolling="no"></iframe><cite class="hatena-citation"><a href="http://jp.reuters.com/article/2015/10/21/honda-auto-drive-idJPKCN0SF08R20151021">jp.reuters.com</a></cite></p> <p> </p> <p>ついにホンダも自動運転の実用化に乗り出します。結構前から言われていたこの「自動運転」ですが、ようやく最近自動車メーカー各社が開発が進み、ついに実用化に乗り出してきたと言えます。</p> <p> </p> <p>こういった自動化のニュースを聞くといつも思うのですが、「自動化の行き着く先は自動車メーカーをどう変えるか?」です。私のこの関心を上手いことまとめてくれている記事がありましたので参考として載せておきます。</p> <p> </p> <p><iframe class="embed-card embed-webcard" style="display: block; width: 100%; height: 155px; max-width: 500px; margin: 10px 0px;" title="「自動運転」は破壊者か 攻めるグーグル、悩むトヨタ" src="//hatenablog-parts.com/embed?url=http%3A%2F%2Fwww.nikkei.com%2Farticle%2FDGXNASFK21016_R20C13A3000000%2F" frameborder="0" scrolling="no"></iframe><cite class="hatena-citation"><a href="http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK21016_R20C13A3000000/">www.nikkei.com</a></cite></p> <p> </p> <p>製品を使うユーザにとって、製品とのインタフェースは何でしょうか?ハードウェアとしてはボタン、タッチパネル、キーボード、色々ありますが、そこからの入力を理解するのはソフトウェアの仕事です。こういったインタフェースとの関わり方、その関わりによる体験は「ユーザーエクスペリエンス(UX)」と呼ばれており、このUXをいかに高められるかが製品の良さに関わってきます。自動車で言うと「乗り心地」とでも言えるものでしょうか?</p> <p> </p> <p>さて、ここで問題なのは「このUXは何によって一番向上するか?」です。先の自動車の例で言うと、ハンドルが握りやすくリッチ(ハードウェアの向上)になるのと、ハンドルを回した時の対応(自動運転なるもの)がリッチ(ソフトウェアの向上)になるのとではどちらが良いでしょうか?どちらも重要ですが、昨今のハードウェアが成熟してマンネリ化している自動車業界からすると、ソフトウェアの向上がよりUXの向上につながると言えます。</p> <p> </p> <p>これは上の紹介記事で言う電機メーカーと同じ道を辿っているといえます。皆さんにとって身近で分かりやすいのはスマホやパソコンですね。パソコンではWindows、Linux、OSX、スマホではAndroidとiOSといったOSを基準として考えることが多いと思いますが、これらは言わばスマホやパソコンを「ソフトウェア」で選んでいるようなものです。AndroidのスマホであればSamsungやSonyと言ったハードウェアメーカーの性能よりも、Android6が入っているかや、LINEが使えるかどうかといったソフトウェアの性能を重視しているはずです。このようにハードウェアの性能を主として争ってきた製品がコモディティ化してしまうと、最後にはソフトウェアの面で争うしかなくなってしまうのです。</p> <p> </p> <p>自動運転なるものはまさに自動車の売りがハードウェアからソフトウェアに変化する転換期と言えます。スマホの選ばれ方がハードウェアメーカーよりもOSがAndroidかiOSかとなってしまったように、自動車も自動車メーカーよりも自動運転メーカーのソフトウェアで選ばれるようになってしまうのでしょうか?ただ、自動車はスマホと違い、ハードウェアのインタフェースがタッチパネルだけでなくハンドルや座席シート、車内ルームと多岐にわたるので、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせ、シナジー効果によってより高品質なUXを提供できます。なので、その点を活かすことで、ソフトウェアメーカーに主導権を渡すことなく戦っていけるのではないかと個人的には思っています。</p> <p> </p> <p> </p> <p>***</p> <p>いかがだったでしょうか?皆さんも、普段の生活で気になったものは、忘れる前に何らかの形で残したり、詳細を調べて知識として身につけちゃいましょう。</p> <p> </p> <p>ではでは。</p> <p> </p> <p> </p> <p>↓この記事を気に入って頂けた方は以下でシェアして頂けると今後の励みにもなり幸いです。</p> tsurzur 今週の気になるメモ(2015/10/11 ~ 10/17) hatenablog://entry/6653458415124997128 2015-10-18T15:25:55+09:00 2015-10-18T15:30:40+09:00 今週の気になるメモ(2015/10/11 ~ 10/17) 今週もいろいろありましたね。ということで、今週も気になるメモいきます! 多国籍企業の納税:Tax Haven 日本の科学:ノーベル賞受賞 不気味の谷:不気味の谷を超えた"Saya"? <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:tsurzur:20150725074945j:plain" src="http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/t/tsurzur/20150725/20150725074945.jpg" alt="f:id:tsurzur:20150725074945j:plain" /></p> <h3>今週の気になるメモ(2015/10/11 ~ 10/17)</h3> <p>今週もいろいろありましたね。ということで、今週も気になるメモいきます!</p> <ol> <li><strong>多国籍企業の納税:Tax Haven</strong></li> <li><strong>日本の科学:ノーベル賞受賞</strong></li> <li><strong>不気味の谷:不気味の谷を超えた"Saya"?</strong></li> </ol> <p> </p> <p> </p> <h4>多国籍企業の納税:Tax Haven</h4> <p><iframe class="embed-card embed-webcard" style="display: block; width: 100%; height: 155px; max-width: 500px; margin: 10px 0px;" title="フェイスブック英国法人の法人税は昨年わずか80万円(木村正人) - Yahoo!ニュース" src="//hatenablog-parts.com/embed?url=http%3A%2F%2Fbylines.news.yahoo.co.jp%2Fkimuramasato%2F20151012-00050388%2F" frameborder="0" scrolling="no"></iframe><cite class="hatena-citation"><a href="http://bylines.news.yahoo.co.jp/kimuramasato/20151012-00050388/">bylines.news.yahoo.co.jp</a></cite></p> <p> </p> <p>Tax Haven。意味は「課税が他国と比べて著しく低かったり免税されているような国や地域」。このTax Havenを利用してFacebookが法人税を節税していたことが今週ニュースとなっていました。</p> <p> </p> <p>記事によると、経済協力開発機構(OECD)は行動計画として、(1)法人税の国際的な一貫性(2)税制と経済活動の実体の整合性(3)透明性 に取り組むとしていますが、今回のFacebookの件は、どの国にでも納税できる多国籍企業への納税対策が一段と厳しいものになったことを示していると言えます。</p> <p> </p> <p>ただ、一方で気になるのは「法人税の国際的な一貫性」とはどうあるべきか?ということです。法人税が低い国というのは、企業にとっては経営コストがかからない国であり、とても居心地が良い国と言えます。それゆえ、そういった国に企業は積極的に進出しようとします(シンガポールがいい例)。このように企業をどんどん誘致できると、それだけそれら企業のビジネスによって経済が回るため、結果その国としては大きく経済発展することができます。しかし、今回のように節税の対策として「法人税の国際的な一貫性」とやらを推し進めてしまうと、法人税の観点での国際進出が減ってしまい、国際進出の恩恵を受けていた国の経済発展が停滞することになります。税に限らず、国際間での差をなくして一貫性をつくりだすことは「どの国でビジネスをしても同じ」になることを意味し、現状経済格差が既についてしまっている新興国などは追い上げることがより難しくなってしまいます。なので、少なくとも一貫性のためにということで、単純に法人税の国際基準をつくるだけではきっと上手くはいかないのでしょう。その国の課税対象をその国での売上にするなど、グローバル企業に対する税のローカライゼーションの制度が今後必要になってくるのではないでしょうか。</p> <p> </p> <h4>日本の科学:ノーベル賞受賞</h4> <p><iframe class="embed-card embed-webcard" style="display: block; width: 100%; height: 155px; max-width: 500px; margin: 10px 0px;" title="日本のノーベル賞受賞者は、10年後には激減する! ~データが示す「暗い未来」。論文の数があまりに足りない" src="//hatenablog-parts.com/embed?url=http%3A%2F%2Fgendai.ismedia.jp%2Farticles%2F-%2F45793" frameborder="0" scrolling="no"></iframe><cite class="hatena-citation"><a href="http://gendai.ismedia.jp/articles/-/45793">gendai.ismedia.jp</a></cite></p> <p> </p> <p>詳しくは記事参照ですが、日本の科学が危機に直面しています。先日のノーベル賞で日本の科学の素晴らしさを実感している今日このごろですが、ノーベル賞というのは性質上「その人の業績がある程度評価・定着してから受賞」するので、先日のノーベル賞は言わば10-20年前の日本の科学の力を示していると言えます。しかし、今の日本はというと、相変わらず学問の専門家である博士になる人が増えず、論文の数も増えていません。これでは将来の日本の科学は危機と言わざるを得ません。色々と原因が考えられますが、研究の性質上、不景気による研究者への「先行投資」の出し渋りが一つの大きな原因と考えています。私もつい最近まで大学生だったので実感していますが、日本では研究費を取るのが難しくなってきています。最近は「競争的資金」という名で専門家から評価された研究課題に対してのみ研究費がもらえるという仕組みができているのですが、それにしても果たしてすべての研究に対して正当に専門家が「評価」できるのかが疑問としてあります。日本の経済発展が滞っている現状から、先行投資とも言える研究費は中々捻出することができないという現状はありますが、日本の科学のあり方を考える上で、研究費のあり方についても考えることが必要なのかもしれません。斬新なアイデアは突然降って来るものですが、待って準備をしていなければそれに気づくことはできませんからね。</p> <p> </p> <h4>不気味の谷:不気味の谷を超えた"Saya"?</h4> <p><iframe class="embed-card embed-webcard" style="display: block; width: 100%; height: 155px; max-width: 500px; margin: 10px 0px;" title="実写ですか?いいえCGです。「不気味の谷を超えた」と話題の女の子“Saya”とは | インサイド" src="//hatenablog-parts.com/embed?url=http%3A%2F%2Fwww.inside-games.jp%2Farticle%2F2015%2F10%2F13%2F92028.html" frameborder="0" scrolling="no"></iframe><cite class="hatena-citation"><a href="http://www.inside-games.jp/article/2015/10/13/92028.html">www.inside-games.jp</a></cite></p> <p> </p> <p>皆さん「不気味の谷」という言葉はご存知でしょうか?不気味の谷とは、「ロボットなどを人間に似せていくと始めのうちは好感度が上がっていくが、ある程度似てくると途端に不気味に感じるようになり、それを超えると実際の人間と同様に好感が持てるようになる現象」のことです。最近だとテレビ番組「マツコとマツコ」でマツコロイドというアンドロイドが出ていましたが、あのアンドロイドに対して「何か不気味だな・・・」と感じた人がいれば、まさにそれが「不気味の谷」と言われる現象です。</p> <p> </p> <p>さて、マツコロイドはさておき、CGですがこの「不気味の谷」を超えたものが出てきたと今週ニュースとなっていました。上にリンクを貼っておいたので見ていただきたいのですが皆さんどうでしょう?正直私はパット見「本物やん・・・」と思ってしまいました笑。不気味の谷は超えたのかなと思います。とは言え、今回はあくまで静止画像です。不気味の谷というのはその物体が動き出してから本領を発揮します。例えば、先ほど紹介したマツコロイドのようなアンドロイドを実際に見てみるとよく分かるのですが、静止しているときは案外人間っぽく見えるのですが、人間のようにいざ動いてみようとすると、途端に不気味に感じてしまいます。まさに「不気味の谷」です。人間は見た目以上にそのふるまいに対して人間味を感じているということなのでしょうか。人間のふるまいを再現できてこそ本物の人間ということなのでしょう。ということで、今後CGモーションでも不気味の谷を超えられることにぜひ期待です。</p> <p> </p> <p> </p> <p>***</p> <p>いかがだったでしょうか?皆さんも、普段の生活で気になったものは、忘れる前に何らかの形で残したり、詳細を調べて知識として身につけちゃいましょう。</p> <p> </p> <p>ではでは。</p> <p> </p> <p> </p> <p>↓この記事を気に入って頂けた方は以下でシェアして頂けると今後の励みにもなり幸いです。</p> tsurzur 今週の気になるメモ(2015/10/4 ~ 10/10) hatenablog://entry/6653458415124227309 2015-10-11T14:40:04+09:00 2015-10-11T14:40:04+09:00 今週の気になるメモ(2015/10/4 ~ 10/10) 先週の思いもあり、最近は日頃読んでいて気になった記事をTwitterでつぶやくようにしています。そこで、気になるメモではその中でも特に気になって考えてみたことをピックアップして意見などを書いていきたいと思います。 マイナンバー制度 Tweetボタンのリデザイン パワーポイント使用を禁止する流れ <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:tsurzur:20150725074945j:plain" src="http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/t/tsurzur/20150725/20150725074945.jpg" alt="f:id:tsurzur:20150725074945j:plain" /></p> <h3>今週の気になるメモ(2015/10/4 ~ 10/10)</h3> <p><a href="http://tsurzur.hatenablog.com/entry/2015/10/04/180000">先週の思い</a>もあり、最近は日頃読んでいて気になった記事をTwitterでつぶやくようにしています。そこで、気になるメモではその中でも特に気になって考えてみたことをピックアップして意見などを書いていきたいと思います。</p> <ol> <li><strong>マイナンバー制度</strong></li> <li><strong>Tweetボタンのリデザイン</strong></li> <li><strong>パワーポイント使用を禁止する流れ</strong></li> </ol> <p> </p> <p> </p> <h4>マイナンバー制度</h4> <p><iframe class="embed-card embed-webcard" style="display: block; width: 100%; height: 155px; max-width: 500px; margin: 10px 0px;" title="「マイナンバー離婚」が話題 家族に副業がバレるの?政府担当者に聞いてみた" src="//hatenablog-parts.com/embed?url=http%3A%2F%2Fwww.huffingtonpost.jp%2F2015%2F10%2F03%2Fmy-number-divorce_n_8236636.html" frameborder="0" scrolling="no"></iframe><cite class="hatena-citation"><a href="http://www.huffingtonpost.jp/2015/10/03/my-number-divorce_n_8236636.html">www.huffingtonpost.jp</a></cite></p> <p><iframe class="embed-card embed-webcard" style="display: block; width: 100%; height: 155px; max-width: 500px; margin: 10px 0px;" title="マイナンバー制度、五つの懸念点" src="//hatenablog-parts.com/embed?url=http%3A%2F%2Fblogos.com%2Farticle%2F138060%2F" frameborder="0" scrolling="no"></iframe><cite class="hatena-citation"><a href="http://blogos.com/article/138060/">blogos.com</a></cite></p> <p> </p> <p>2016年から始まるマイナンバー制度。今月から個人番号の交付が始まりました。正直一番目の記事にある「離婚」や「副業」はどうでも良いのですが、どうしても気になるのは「情報セキュリティ」です。日本に対するサイバー攻撃が増加している中、こういった個人情報をサイバー上のデータと紐付ける仕組みはどうしても不安に感じてしまいます。マイナンバー制度自体の情報管理はだいぶ工夫がされており、情報漏えいが起こっても対応が万全らしいのですが、二番目の記事にあるように心配なのは「情報管理システムそのもののセキュリティ」です。外部から仮にサイバー攻撃を受けた場合、情報が全て筒抜けになるだけでなく、システムがダウンすることによって制度自体が崩壊することになります。普段自分もメモや資料のペーパーレス化を進めていますが、ペーパーレス化を進めるとこういった問題も出てくるため、まさに便利さとリスクは表裏一体の関係なんだとつくづく感じます。</p> <p> </p> <h4>Tweetボタンのリデザイン</h4> <p><blockquote class="twitter-tweet" lang="ja"><p lang="ja" dir="ltr">盛り上がり度の指標が消えた: Twitter、ツイート数表示ボタンを11月20日までに廃止 「限りある開発リソースの中での難しい決断」 - ITmedia ニュース <a href="http://t.co/uETtDM9uFk">http://t.co/uETtDM9uFk</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9?src=hash">#スマートニュース</a></p>&mdash; つれづれシバイヌ (@tsurzur) <a href="https://twitter.com/tsurzur/status/651685994266169345">2015, 10月 7</a></blockquote><script async src="//platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></p> <p> </p> <p>今まで馴染みのあったTweetボタンが刷新されるようです(今流行のフラットデザインに)。これにより、今までAPIとしてあったTweet数のカウント読取りがなくなり、事実上Tweet数がカウントできなくなるみたいです。こういったブログ業界ではTweet数などが拡散度合いや良記事指数(?)のバロメータとなっていただけに残念です。今後、Tweet数に替わって何か別の指標ができるんですかね?</p> <p> </p> <h4>パワーポイント使用を禁止する流れ</h4> <p><iframe class="embed-card embed-webcard" style="display: block; width: 100%; height: 155px; max-width: 500px; margin: 10px 0px;" title="パワーポイント使用を禁止する会社が増えている理由 | All About News Dig(オールアバウト ニュースディグ)" src="//hatenablog-parts.com/embed?url=http%3A%2F%2Fallabout.co.jp%2Fnewsdig%2Fc%2F88444" frameborder="0" scrolling="no"></iframe><cite class="hatena-citation"><a href="http://allabout.co.jp/newsdig/c/88444">allabout.co.jp</a></cite></p> <p><iframe class="embed-card embed-blogcard" style="display: block; width: 100%; height: 190px; max-width: 500px; margin: 10px 0px;" title="資料作りだけで満足?プレゼンに必要な「情報提示」と「理解・納得」 - 徒然なるままな想い書き" src="http://tsurzur.hatenablog.com/embed/2014/09/21/102255" frameborder="0" scrolling="no"></iframe><cite class="hatena-citation"><a href="http://tsurzur.hatenablog.com/entry/2014/09/21/102255">tsurzur.hatenablog.com</a></cite></p> <p> </p> <p><span style="line-height: 1.5;"> 最近パワーポイント使用を禁止する会社が増えているそうです。確かに資料作りはものすごく時間がかかってしまいます。私の体感上資料作りも結局のところパレートの法則が成り立ち、資料の骨組みの8割は資料作りにかける時間の大体2割で完成してしまいます。つまり、残りの8割は1番目の記事が言うところの「簡素化され過ぎ、抽象化され過ぎ」に充てられてしまってしまっているように感じします。とはいえ、パワーポイントは「プレゼンテーション」にはとても効果的なツールだと個人的には思っています。ここで言う「プレゼンテーション」とは、取引先になどに対する自社プロダクトの説明といった、「相手への説得」を指しています。一方、記事にあるようにパワーポイントは「ミーティング」や「ディスカッション」に不向きであるということには同感できます。パワポは説得の利点である「明解さ、一義的さ」がある一方、ミーティングやディスカッションにおいては他の方向性に対するアイデアを阻害する可能性があるからです。</span></p> <p> </p> <p>ツールの本質を間違えてツールを目的とした「パワポを使って資料を作る」と考えるのではなく、「そのイベントに資料は必要か?必要であればツールとして何が必要か?」といった、イベントのゴールを目的として考えられるようになりたいところですね。自分もついつい「とりあえずパワポで作ってみるか」と考えがちなので、今後気をつけたいと思います。</p> <p> </p> <p> </p> <p>***</p> <p>いかがだったでしょうか?皆さんも、普段の生活で気になったものは、忘れる前に何らかの形で残したり、詳細を調べて知識として身につけちゃいましょう。</p> <p> </p> <p>ではでは。</p> <p> </p> <p> </p> <p>↓この記事を気に入って頂けた方は以下でシェアして頂けると今後の励みにもなり幸いです。</p> tsurzur ブログを書けない理由: 仕事が視野を狭める hatenablog://entry/6653458415123464559 2015-10-04T18:00:00+09:00 2015-10-05T21:14:18+09:00 ブログ記事更新が滞っている今日このごろ、いつの間にか10月ですね。今回は最近悩んでいる、ブログを書けなくなっている原因と解決策について考えてみたいと思います。今回はかなり考えの整理として、個人の問題として書いていますが、同じように考えている読者の方も多いかと思うので参考になればと思います。 <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:tsurzur:20151004092059j:plain" src="http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/t/tsurzur/20151004/20151004092059.jpg" alt="f:id:tsurzur:20151004092059j:plain" /></p> <p>ブログ記事更新が滞っている今日このごろ、いつの間にか10月ですね。今回は最近悩んでいる、ブログを書けなくなっている原因と解決策について考えてみたいと思います。今回はかなり考えの整理として、個人の問題として書いていますが、同じように考えている読者の方も多いかと思うので参考になればと思います。</p> <p> </p> <p> </p> <h3>そもそもなぜブログを書いているのか?</h3> <p>まず、私がブログを書いている理由を紹介します。読者の方にもブロガーの方がいて、色々な理由があるかとは思いますが、私の理由は以下の2点です。</p> <p> </p> <ol> <li>考え(スループット)を文章化する(アウトプット)力をつける</li> <li>ブログ書きを様々な分野にアンテアを張るモチベーションとし、様々な分野の知識を文章化することで知識化する</li> </ol> <p> </p> <p>読者の皆さんに新たな気付きを提供したいというのも理由としてありますが、やはり自分目線で考えた理由だとこの2点です。1の話は以前記事にまとめたので気になる方は以下を御覧ください。</p> <p><iframe class="embed-card embed-blogcard" style="display: block; width: 100%; height: 190px; max-width: 500px; margin: 10px 0px;" title="ブログで得られる重要スキル『インプット→スループット→アウトプット』 - 徒然なるままな想い書き" src="http://tsurzur.hatenablog.com/embed/2015/06/13/143836" frameborder="0" scrolling="no"></iframe><cite class="hatena-citation"><a href="http://tsurzur.hatenablog.com/entry/2015/06/13/143836">tsurzur.hatenablog.com</a></cite></p> <p> </p> <p>さて、最近なぜブログを書く気が起きていないかというと、ここで挙げた理由を見れば分かりますが、そもそもブログ自体が主目的ではないからです。1はアウトプットの力が目的ですし、2は様々な分野の知識を身に付けることが目的です。となると、ブログを書くことを主目的とする理由は自分の中にあるのか?ということが当然疑問となります。</p> <p> </p> <h3>ブログを書くこと=「新しい気づき・考え」を得た証</h3> <p>自分の今までのブログ生活を振り返ってみますと、自分の中でのブログを書きたくなる理由はどうやら、「新しく考えついた、気づいたアイデアを整理したい」という気持ちからのようです(自分のことは自分が一番良く知らない笑)。ライフハック系は自分の中の知恵を整理したいという気持ちからですし、本や映画のレビューは新しく読んだ・観たものを整理したいという気持ちから書いています。ブログの一年目は今までの経験から考えていたことを書くことが多かったですが、2年目はこういった気持ちから書くことが多くなりました。</p> <p> </p> <p>さて、そうやって自分がブログを書きたい理由を見つめ直してみると、私のブログを書く流れは、「新しい考え・気づき」が生まれたから「ブログを書きたい」となります。ここで分かることは、「新しい考え・気づき」がなければ「ブログを書きたい」とは思わなくなることです。つまり、ブログを書きたいと思っていない私は現在、「新しい考え・気づき」が生まれるような行動をしていないということになります。</p> <p> </p> <h3>ブログを書けないこと=視野を広げられていない</h3> <p>この「新しい考え・気づきが生まれるような行動」を実際に行うためには、自分の視野をより広げる必要があります。視野を広げることで初めて新しいモノに出会えるからです。しかし、ブログをあまり書きたいとは思えていない現状から分かるように、今の私は視野が広がっておらず、むしろ逆に視野が狭くなっていっているのではないかと感じています。視野が狭くなるのは、年齢を重ねるごとに考えが固定化されて頑固になり、他の考えを受け付けなくなるという人間そもそもの性質によるものもありますが、今年社会人になった私の身としては、「仕事のしかた」にも理由があるような気がしてなりません。</p> <p> </p> <h3>仕事=視野を広げないほうが集中できる</h3> <p><iframe src="https://embed-ssl.ted.com/talks/lang/ja/dan_pink_on_motivation.html" width="560" height="315" frameborder="0" scrolling="no" allowfullscreen=""></iframe><cite class="hatena-citation"><a href="https://www.ted.com/talks/dan_pink_on_motivation?language=ja">www.ted.com</a></cite></p> <p><iframe class="embed-card embed-webcard" style="display: block; width: 100%; height: 155px; max-width: 500px; margin: 10px 0px;" title="【TED日本語字幕まとめ】「インセンティブ制度は生産性を下げる」- ダニエル・ピンク:やる気に関する驚きの科学|U-NOTE [ユーノート]" src="//hatenablog-parts.com/embed?url=http%3A%2F%2Fu-note.me%2Fnote%2F47484826" frameborder="0" scrolling="no"></iframe><cite class="hatena-citation"><a href="http://u-note.me/note/47484826">u-note.me</a></cite></p> <p>ビジネスジャーナリストのダニエル・ピンクがTEDの講演で仕事の生産性についての面白い科学を紹介しています。2,3年前に初めて見ましたが、その時はかなり衝撃を受けた思い出があります(まさかブログで紹介するとは笑)。詳しくは上の動画とまとめ参照ですが、簡単にまとめると、お金をモチベーションとして仕事をすると視野は狭くなるが単純な作業(答えのある作業)の生産性が上がり、一方、自分の意欲をモチベーションとして仕事をすると視野が広くなってクリエイティブな作業(答えのない作業)ができるというものです。</p> <p> </p> <p>私は今年社会人ということで、仕事のメインはどうしても新人にありがちな「ビジネスのあり方、やり方を覚える」といった、企業の中である程度の「答えがある作業」になりがちです。そのため、ただ単に仕事をこなしているだけでは給料をもらって仕事を覚えるというマインドセットになりやすく、ダニエル・ピンクが言うように視野を狭くしたほうが効率が上がるような状況となっています。今の自分はまさにその状態と言えます。たかが仕事の捉え方と思われるかもしれませんが、仕事は日常生活の中でも睡眠と同じかそれ以上の時間を費やす活動であり、仕事に対するマインドセットが自然とその人そのもののマインドセットとなってしまいます。</p> <p> </p> <h3>受動的な「する仕事」→能動的な「創る仕事」</h3> <p> さて、そのように考えてみると、またブログを書きたいと思えるようになり、視野を広げていくためには仕事の捉え方を見つめ直し、マインドセットをはっきりさせた上で仕事をする必要があります。言葉にすると簡単ですが、要は何も考えなくても受動的にできる報酬型の上司主体の仕事(やる仕事)ではなく、何か考えること自体が仕事である、自分主体の能動的な仕事(創る仕事)として仕事を捉えることが必要です。そして、何か考えるためには当然考えるネタが必要です。それこそが「視野を広げた先」にあるのだと思います。</p> <p> </p> <h3>視野を広げるために</h3> <p>仕事の捉え方をはっきりさせた後には、実際の行動が必要です。仕事の具体的な行動は個人的なことなのでここでは述べませんが、「つれづれシバイヌ」としての今後の行動としては、まずは「視野を広げる行動」を行っていきたいと思います。それができれば結果としてまたブログが書けますしね。最近Twitterで色々な記事に対してつぶやいているのもその一環です。関心を持った記事には自分なりにまとめたり考えたりしてコメントをすることでその記事の内容にまで視野を広げようとする作戦です(どういう結果になるかは分かりませんが)。</p> <p> </p> <p>就職して早々半年。仕事を実際にしてみると目先の仕事に集中してしまい、大学生の時みたいに業界を俯瞰的に捉えられなくなってしまっていると感じることが多々あります(それがブログを書けないことにもつながっているのですが)。何も意識しないと無意識に視野が狭くなっていくことはこの半年で十分実感したので、これからは意識的に視野を広げるようにし、「無意識の視野狭め」に必死に抵抗していきたいと思います。</p> <p> </p> <p> </p> <p>ではでは。</p> <p> [今週の気になるメモ(2015/9/20 ~ 10/3)も兼ねて。]</p> <p> </p> <p>↓この記事を気に入って頂けた方は以下でシェアして頂けると今後の励みにもなり幸いです。</p> tsurzur