徒然なるままな想い書き

日々の『思わぬ発見、気付き』をつれづれに。

おすすめ場所やお国柄を語る旅行記「バンコク in タイ」

カオサン通り

(バンコク・カオサン通り)

 

今月(2015年3月)にタイのバンコクに卒業旅行に行ってきました。そこで、バンコクのレビューや、バンコクで感じたことを書いていきます。

 

 

バンコク(Bangkok)とは?

バンコクはタイの首都です。人口は約800万人。最近では経済発展が進み、バンコクの中心部はほぼ日本の都市部と同じ感じです。

 

ここからは、まずバンコク周辺で自分が行った「アユタヤ遺跡」「カオサン通り」「ワット・ポー」「タイ王宮(グランドパレス)」について紹介します。

 

アユタヤ遺跡(Historic City of Ayutthaya)

アユタヤ遺跡お墓アユタヤ遺跡仏像

アユタヤ遺跡はアユタヤ王朝のころの古都の遺跡であり、当時のアユタヤ王朝が築いた寺院を見学することができます。バンコクからはちょっと離れています。私はツアーで見学しました。移動時間はだいたい1時間半はかかります。

 

印象的なのは仏像です。アユタヤ遺跡には場所の広さもびっくりですが、写真にあるように、「首の切られた仏像」が私は一番衝撃を受けました。これは、アユタヤ王朝の消滅の原因であるビルマ軍の侵略によるものです。理由としては、宗教という人間の心の拠り所を潰したためと、当時の仏像の外装が金箔のような高価なものであったために中身も高価なものではないかと切って調べたための2つであるようです。私は無宗教なので直接ピンとは来ませんが、それでも人間の信仰を潰す方法としてものすごく恐怖を感じましたし、衝撃を受けました。

 

  

アユタヤ遺跡のゾウ

 一方、遺跡自体とは関係ありませんが、アユタヤ遺跡周辺ではゾウに乗ることができます。私の時は1人200バーツだったので、値段的にもお手頃です。ただし、200バーツぽっきりだと思ったら大間違いです。ゾウに乗って景色の良いところまで象使いの人に連れて行ってもらったのですが、そこで何とゾウがチップを要求してきました笑。20バーツでいいので大した額ではありませんが、それでもゾウがチップを要求してくるのはびっくりでした(そもそもチップは要求するものじゃないんだけど)。

 

カオサン通り(Khaosan Street)

カオサン通りのマクドナルド

いわゆるショッピングストリートです。この記事の最初の写真もカオサン通りの様子です。ここはまさに「雑」な場所です。日本で言うと、大阪の難波、東京の原宿的な感じです。衣類系が多く安く売られているので、ふらふら歩きながら眺めてみると面白いかもしれません。

 

あと、カオサン通りに限ったことではありませんが、タイのマクドナルドのドナルドが印象的でした。写真の通り、お店の前でドナルドが「サワディカー(こんにちは)」してます。タイでは、このサワディカーを本当に頻繁に使います。あいさつとして人と会うとき、別れるとき、いろいろです。そして、頻繁であるがゆえに、ドナルドまでもサワディカーしちゃってます。世界にあるマクドナルドですが、こんな風にローカライズしているところもあるのですね。

 

ワット・ポー(Wat Pho)

ワット・ポー

ワット・ポーはバンコクでも最大・最古の寺院です。タイ古式マッサージもここが拠点です。寺院の中では写真のように仏様(涅槃仏:ねはんぶつ)が寝そべっています。圧倒的な大きさです。一度見ると、写真以上に壮大さにびっくりするはずです。私たちの感覚からすると仏像が寝そべっていることは奇妙に感じるかもしれませんが、寝そべっているのは、釈迦が死ぬ(入滅)直前の様子を表しているからです。ちなみに、このような像には目が閉じているものと開いているものがあり、目を閉じたものは既に入滅したもので、目が開いているものは生きていて説法をしているものらしいです。

 

タイ王宮(Grand Palace)

タイ王宮

タイの王宮です。ですが、京都御所のように、実際は国王は現在住んでいません。王宮の建物はとても豪華であり、タイの豪華絢爛っぷりを肌で感じることができます。あと、日本ではあまり馴染みがないですが、王宮に入るためにはドレスコードが必要なので、注意しておきましょう。王宮に対しては敬意を称し、きちんとした態度で望むことが必要です。

 

 

タイのお国柄

ここからはバンコクを旅して感じたタイのお国柄について感じたことを書いていきます。完全に主観だけでしかないので、ご注意を笑

 

食事

基本パクチーが入っています。パクチーは好き嫌いが分かれるということは聞いていましたが、私はこれまでパクチーを意識して食べたことがありませんでした。それで今回意識的には初めて食べてみたのですが(というか食べるしかなかった)、私には口に合いませんでした。しかし、人間は不思議なもので、パクチーを繰り返し食べていると、段々口が慣れてきたからか、少量のパクチーならば味のアクセントになると感じるようになり、旅の最終日にはあってもいいなと思えるほどまでに口が許容するようになってしまいました。人間の慣れって不思議ですね笑

 

水回り

写真はありませんが、洋式トイレの横にシャワーがついています。ユニットバスという意味ではありません、トイレの機械にくっついています。どうやらこのシャワーでお尻を洗うようです(日本で言うとウォシュレットですね)。結局使う勇気がなくて使いはしませんでしたが、中々のカルチャーショックでした。

 

交通

バンコクに限ったことにはなりますが、バイクが日本に比べてかなり多いです。あと、車やバイクが渋滞になりながらも、ひっちゃかめっちゃか走ってます。バンコクの交通ですが、タクシーやトゥクトゥクの乗り方が印象的でした。日本ではこういったものに乗ると初乗り〇〇円、その後メーターに合わせて料金をプラスという仕組みですが、バンコクのタクシーなどはそういった明示的に値段を設定していません。行き先を告げると〇〇バーツと言われ、仮にメーターだとしても、初乗り〇〇バーツのメーター△△バーツと言われ、値段が全て交渉によって決まります。なので、タクシーやトゥクトゥクによっては明らかに外国人だということで値段を吹っかけてくることがあります。どうやら、タクシーなどは会社と個人契約しているらしく、ある程度会社に支払えばあとは自分の取り分となるため、稼ぐために値段上げに必死なようです。なので、バンコクに行くときは予めタクシーや公共交通機関の相場を知っておき、それと比較して値段交渉をするようにしましょう。とは言え、2015年3月の現在では吹っかけられたとしても日本よりもかなり安いんですけどね。

 

英語

バンコクはだいぶ観光に力を入れているせいか、大体のところは英語が通じます。ただし、バンコク市民がよく使っているであろう屋台は若干怪しい時もあります。あと、英語の会話だと、異文化同士の会話が多いので、基本的に、「相手は自分のことは理解していない、英語できちんと自分の言いたい内容を伝える」というスタンスが必要です。日本のように何となく言っても、相手が上手く理解してくれると思ったら大間違いです。今回のバンコクでは色々とトラブルがあったため、英語で交渉することが多かったのですが、このことをつくづく痛感しました。

 

 

まとめ

以上、タイのバンコク周辺の旅行記と紹介でした。前回の海外旅行のエディンバラと比べ、今回は卒業旅行で友達と行ったため、旅行中も割りと安心して過ごすことができましたが、トラブルが起こるとやっぱり自分は今海外にいるとうことを感じることを実感しました。旅行は何もトラブルがないことが一番ですが、もしものトラブルシューティングは事前に勉強してできるようになっておきたいものです。ただし、こういったトラブルが起こって初めて内容を理解、力が身につくこともあるので、海外と言えども何ごともやってみるということが必要なのかもしれません。やっぱり、海外に行くと日本の常識が通用しないので、色々と知る・学ぶことができますよ。

 

 

ではでは。

 

 

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