今週の気になるメモ(2015/10/25 ~ 11/07)
今週の気になるメモ(2015/10/25 ~ 11/07)
最近ブログが滞りつつある今日このごろですが、気になるメモいきます。先週休んだのでたっぷり5つ!
- 「日本の企業はおかしい。欧米の企業から見たら……」ベネッセ・原田氏の働き方
- 日本人は「限界費用ゼロ社会」を知らなすぎる
- 今年のニャマハ発動機はヤバイ! 2輪メーカーなのに、まさかの…
- 「やりたいことをしよう」が仕事のアドバイスとして最悪な理由
- 「4年間で変わったこと、変わらないこと」
「日本の企業はおかしい。欧米の企業から見たら……」ベネッセ・原田氏の働き方
内容は上のリンク参照。以下感想です。
成果評価だと評価は難しいかもしれないけれど、時給評価だとそもそも時間をかけされすればお金がもらえてしまうというのが問題。時間をかければ成長につながる、お金が出ている以上人は時間内に工夫してきっちり成果を出すという性善説を信じるならばいいですが、現状としては時間がかかれば働いている感が出る、時間をかければ残業代というエクストラボーナスが出るということで時間をかけることが常に善みたいな認識ができあがっているような気がします。
ということで、就業時間や残業といった時間に縛られた働き方よりも成果に縛られた働き方にしていこうとするのが欧米、日本が今目指そうとしている?働き方なわけですが、そのためには仕事をするとき、あるいは仕事を部下に割り当てるときにきっちり「仕事の定義」をすることが必要だと思います。「仕事の定義」ができていれば、それに対する実際の仕事結果に対して評価できるし、時間で評価する必要もなくなる。と、そういえばこのように思ったのは以前読んだ大前さんの本の影響を受けたからかもしれない。とにかく、仕事を簡単に「〇〇時間かかる大変な仕事」と定義するのではなく、難しいかもしれないが「〇〇をして△△を行う大変な仕事」と定義して捉えられるようにすることがまずは必要なのかもしれない。あと、個人的にはただ時間をかければもらえる残業のシステムを何とかしたいと思っています。残業代というお金のインセンティブのせいで、定時内に仕事を終わらせるためにはどう効率的にタスクをこなすかを考えることが疎かになってしまうからである。そりゃ、時間内に終わらせるよりも残業代もらって終わらせるほうがお金がもらえるとなったら残業しますよね。人の意識を変えるには先に何よりもシステム(普段の習慣)を変えてしまったほうが早いです。
日本人は「限界費用ゼロ社会」を知らなすぎる
こちらも内容は上のリンク参照。以下感想です。
こちらの記事はまず「限界費用ゼロ」という言葉が印象的。「限界費用」とは「生産量の増加分一単位あたりの総費用の増加分」、つまり、「限界費用ゼロ」とは「総費用を増やすことなく、生産量を増やすことができる」ことを言います。上の記事では総費用を増やさないために、IoTを利用した分散型のグリーンエネルギーシステムを利用することで実現可能であると言っていて、IoTとグリーンエネルギーの組み合わせでこういったことができるのかと読んでいて感心。最近流行りのこのIoTですが、インフラ技術ということもあって可能不可能はさておいて様々なアプリケーションが考えられるだけに、とりあえず使っておけば良い印象を持たれる魔法のコトバ(マジックワード)のようなものと言えますね。
今年のニャマハ発動機はヤバイ! 2輪メーカーなのに、まさかの…
自動操縦の対象としてそもそも二輪の必要があるか?(乗り心地を無視できるので4輪の方が安定するはず)、自動操縦モジュールが人の形の必要がある?といったように開発意義やその目的に対する突っ込みどころは満載ですが、技術アピール、斬新さといった面からも面白い試みです。
「やりたいことをしよう」が仕事のアドバイスとして最悪な理由
この記事はタイトルにある理由の説明に注目するのではなく、「仕事の捉え方」に注目すべきです。記事では仕事を以下の3つの視点で捉えることが重要と言っています。
(a)私がやりたいこと
(b)報酬を支払ってもらえそうなこと
(c)私が得意なこと
引用しますが記事ではこの3つに対し、
(b)と(c)だけを満たした仕事をしている人は、しばらくするとお金をもらうためだけの仕事をしていることに気がついてしまいます。また、(a)と(c)を満たしているだけでは、お金を稼ぐことができないと気づきます。そして(a)と(b)だけの人は、悲しいことに数年後に自分の才能が足りないことに気づくでしょう。
と説明しています。こうして自分の仕事を捉え、自分の仕事がこの3つをすべて満たしているかどうかを考えみると面白いと思いますよ。
「4年間で変わったこと、変わらないこと」
最後ははてなブログの今週のお題。4年前と言えば2011年。パッと思いつくので書いてみると、
- 4年間で変わったこと:住まい(4回も引っ越し笑)、仕事(勉強から研究、研究職から技術職へ)、ものの捉え方・考え方、ブログを書くようになった
- 4年間で変わらないこと:身体(身長、体重)、見かけ
たぶん探せばもっとありますが、適当に思いついたのはこれだけです。まだ20代ということもあって正直4年前とは何もかもが変わっています。むしろ常に何かを変えようと奮闘してきたので変わってないとおかしいです。
最近仕事で社内システムについて考える機会が多かったのですが、システムは一度作ってしまうと簡単に「変えることができません」。なので、システムは運用前にしっかりと仕様を決め、問題点を洗い出すなど、「初め」が肝心となります。なぜ、システムの話をしたかというと、システムを簡単に変えることができないのは、それを実際に利用する人間を簡単に変えることができないからです。人間は一度習慣化してしまうと簡単には変えることができないため、習慣化の元となるシステムも一度人間をそのシステムに慣れさせてしまうと簡単に変えることができなくなってしまいます。そう考えてみると、「4年間で変わったこと」というのは、ある意味この「習慣化の地縛」を抜け出し、新たな活動ができるようになった証拠とでも言えるのではないでしょうか。なんちゃって。良い習慣も悪い習慣もあるので、習慣化の地縛は良くも悪くもありますからね。
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いかがだったでしょうか?皆さんも、普段の生活で気になったものは、忘れる前に何らかの形で残したり、詳細を調べて知識として身につけちゃいましょう。
ではでは。
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