徒然なるままな想い書き

何気なく見たり聞いたりした時に得られる『思わぬ発見、気付き』を読者の皆さまに届けています。

効率化された仕事よりも非効率と思える仕事の方が良いかもよ?

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 今回は「何でふとあんなツイートしたんだろうな?」と感じた以前のツイートについて考えてみます。

 

 

仕事の効率化

そもそも効率化とはどういうことでしょうか?仮に対象を仕事としますと、その効率は簡単ですが以下の式で表せるかと思います。

 

仕事効率 = (仕事量 ー 無駄な仕事量)/(仕事にかけた時間 + 無駄な仕事にかけた時間)

 

基本的には仕事効率は仕事に慣れていくと上がっていきます。仕事が慣れてくると一つ一つの作業に対するスピードが段々と上がっていき、結果として仕事にかける時間を短くすることができます。また、慣れてくるとその仕事の目標に対して本質的でない無駄な仕事をしないようになり、量、時間ともに減らすことができます。この2つのことから、上の式の結果が大きくなり、仕事効率は上がっていきます。

 

 

このような効率化は定型業務に対してはかなり効果的でしょう。毎週必ず会計をする、毎月必ずプレゼン資料を作る、などなど。行う仕事が決まっている場合は、その仕事に慣れやすく、一度効率化できてしまえば後々にも利用することができます。

 

 

効率化の弊害

しかし効率化できると逆に問題も出てきます。効率化とは上の式で表しているように、目標に対して「無駄な仕事」の量を減らし、結果としてそれに充てる時間を減らすことです。これは確かに定型業務に対しては良いことですが、一方で非定型業務に対しては良くないことが出てきます。ここで、非定型業務は型に当てはめることができない業務、事業アイデアの発見であったり新技術の開発であったりと、定型業務では実行しにくい、型にはめにくい業務です。

 

 

非定型業務にとってはこの「無駄な仕事」が案外重要だったりします。寄り道をすることで本質的にしなければならない仕事を客観的に見つめなおすことができたり、周辺の知識を身に付けたりすることができます。また、本質的な仕事をしようと試行錯誤するので、色々と考えながら仕事を行うこともできます。「無駄な仕事」がなく効率化してしまえば、仕事のやり方に対して向上の余地がなくなり、考える量が減ってしまいます。

 

 

無駄そうだけどやってみる価値のある仕事

とは言え、やはり「無駄な仕事」は「無駄な仕事」です。薬品の研究をしている人が会計業務をしても無駄としか言いようがありません。ですので、ここで言う「無駄な仕事」というのを「無駄そうだけどやってみる価値のある仕事」として定義してみます。そうすることで、確かに本質的な仕事に対する効率化という点では最適化はできませんが、この「無駄そうだけどやってみる価値のある仕事」をすることで、考える量の減った無意識的な仕事が減り、より考えながら仕事ができるはずです。私の場合、ツイートでつぶやいていたように、この「考えながら」、「試行錯誤しながら」というのが仕事の楽しいところだと感じています。

 

 

これからの人間がするべき仕事のあり方という観点で考えてみても、「無駄な仕事」は人間こそがやるべき価値のある仕事であると考えています。今の科学技術からして、効率化された仕事の最終的な形は「機械化・自動化」です。電車、掃除機(ルンバなど)、洗濯機などはすべて「移動・掃除」が「機械化・自動化」された最終形です。もはや人間は操作するだけとなり、人間自体が行う仕事の比率は相当少なくなっています。なので言ってみれば、「効率化できる仕事」は人間がするべきではなく、「機械化・自動化」してアウトソーシングするべきです。その代わりとして、まだまだ効率化できそうになく、「無駄な仕事」も含んだ仕事というものを人間は行っていくべきです。効率化してルーティン化された仕事はある意味誰でも(機械でも)できるような仕事になってしまっており、自分がわざわざやるのはつまらないと感じてしまいます。

 

 

 

まとめ

今回は以前つぶやいたツイートから色々と考えてみました。効率化してルーティン化してしまった仕事は、定型業務からすると効率化され、最適化されていますが、言う慣ればもはや人間が考える必要のない「機械化・自動化」できるような仕事になってしまっています。それを人間がやるのはやはり面白くないですし、退屈です。なので、人間はあえて「無駄な仕事(無駄そうだけどやってみる価値のある仕事)」を行い、考えながら、試行錯誤しながら仕事をしていくべきです。人間にしか0から1を生み出したり、寄り道してアイデアを見つけてくることができませんからね。

 

 

 

「何でふとあんなツイートしたんだろうな?」と考えて書いてみたら割りと大それたものができあがって自分でもびっくりしていますが、皆さんの仕事のあり方はどのようなものでしょうか?

 

 

ではでは。