徒然なるままな想い書き

日々の『思わぬ発見、気付き』をつれづれに。

ブログで得られる重要スキル『インプット→スループット→アウトプット』

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ブログを始めたきっかけ

今週のお題が「私がブログを始めたきっかけ」ということで、今回はブログを始めたきっかけ、そしてブログを書いていく中で得られたものを書いていきます。

 

ブログを始めたきっかけは、自分にとっての「思わぬ発見、気付き」を残し、それが読者にとっての「思わぬ発見、気付き」となって欲しいと思ったことがきっかけです。言うなれば、「思わぬ発見、気付きの共有」です。

 

tsurzur.hatenablog.com

 

このきっかけを通じてかれこれ一年半ほどブログを続けてきました。ブログがあることで自分にとっての「思わぬ発見、気付き」をカタチに残そうという意識ができてアイデアを忘れにくくなりました。また、少なからずブログの読者やTwitterのフォロワーもでき、読者の人の「思わぬ発見、気付き」になっているのかなぁと実感しています。

 

 

ブログで得られた「インプット→スループット→アウトプット」

と、ブログを始めたきっかけはこのような「思わぬ発見、気付き」でしたが、最近ブログを書いていて、ブログに対する新たな「思わぬ発見、気付き」を得たと感じています。それは、「インプット→スループット→アウトプット」の流れの確立です。

 

 

私がブログを書くきっかけとした「思わぬ気付き、発見」は、ここで言う「インプット」に当たります。「インプット」は自分が得た入力であり、日頃の生活で学んだこと、感じたことなどに当たります。この「インプット」は常に得られるので量が莫大なものとなり、人間はそのほとんどを忘れながら生活しています。実際、昨日見た光景や匂いを完璧に覚えている人なんていませんよね。ですが、この「インプット」の中で忘れてはいけない大事な情報も数多くあります。仕事のやり方だとか、友達の性格だとか。こういった情報を忘れないためには、次のスループットを行います。

 

 

スループットでは、「インプット」で得られた情報を忘れない情報、自分の情報に変換します。学校の勉強を例に挙げると、「スループット」は先生の板書という「インプット」を自分の言葉でノートにまとめる作業のことを指します。この「スループット」がないと情報は覚えれませんし、自分のものとして取り扱うことができません。「この人説明はできているけどちゃんと内容を知っているのか?」と聞き手が感じる人は、大抵「インプット」はできているけどこの「スループット」ができていない人です。この「スループット」があることで、単なる「情報」は自分にとってのかけがえのない「アイデア」となります。

 

 

私のブログを始めたきっかけは、正直この「スループット」までしか意識していませんでした。ブログを通じて「スループット」を行うことで、「インプット」が定着するものとだけ考えていました。ですが、ブログを書き続けてみて、次のステップである「アウトプット」の重要性を実感していくようになっていきました。

 

 

アウトプットの役割

「アウトプット」は「インプット」「スループット」を経て得られたアイデアを、何らかのカタチで外部に出力することです。それはモノをつくってみたりだとか、人に話すだとか、ブログに書くだとか、周囲に対する行動すべてに当たります。「インプット」「スループット」までは自分に対して内向きですが、このアウトプットは自分に対して外向きのものとなります。ですのでついつい別個のグループとして分けてしまいがちですが、実はこの「アウトプット」こそが「インプット」「スループット」をより加速させ、実際にできているかどうかの評価を行うものとなるのです。

 

tsurzur.hatenablog.com

 

上の記事は「アウトプット」が「インプット」「スループット」を加速させることについて以前書いたものです。ぜひ読んでみてください。「アウトプット」が「インプット」「スループット」の評価となる点については、大学卒業時の論文、そして最近のブログ記事執筆で実感しています。

 

 

論文にしてもブログ記事にしても、文章には必ず目的となる伝えたい情報があり、自分のアイデアを情報に載せることで相手にそのアイデアが伝わるように「アウトプット」することが主な作業となります。この「相手にそのアイデアが伝わる」という点が大事で、相手という存在を考える機会は、自分のこれまでの「インプット」「スループット」を客観的に見つめる絶好の機会となります。この機会を経ることで自分のアイデアを「相手が理解できるアイデア」へと修正でき、本当の意味での「自分が理解できるアイデア」へと「スループット」ができるのです。「相手が理解できる」ほど整理されたアイデアは、相手と同じ人間である自分にとっても理解できるアイデアのはずだからです。

 

自分の頭の中がモヤモヤしている時に他人に話すと何かスッキリする。人に説明すると覚えが良くなる、自分が理解できていなかったところが分かる。これらは全て上で挙げた「アウトプット」の効果と言えます。最近私はブログでレビュー記事を度々書いていますが、レビューという「アウトプット」を行うことで対象に対する自分の感想、意見(「スループット」)を改めて客観的に見直することができ、整理し直せています。その結果、対象に対する理解がさらに深まるという恩恵を受けられています。

 

 

 

まとめ

私がブログを始めたきっかけは「思わぬ発見、気付きの共有」で、当時ブログは「思わぬ発見、気付き」というインプットというレベルでしか考えていませんでした。ですがブログを続けるうちにブログの捉え方のレベルが上がり、ブログに書こうとする態度が「思わぬ気付き、発見」を自分のアイデアに変換しようとする「スループット」を生み出し、さらには実際に書くという「アウトプット」が「インプット」「スループット」を「自分の真のアイデア」へと変えてくれることを実感していくようになりました。

 

 

アイデア・知識の定着は情報の「インプット」という観点だけでなく、自分の情報として落としこむ「スループット」、何らかのカタチで他者に伝える「アウトプット」を含めて捉えていくべきだと思います。自分が実感しているからこそ、読者の皆さんにも当てはまると思います。アイデア・知識の定着に困っている人は、自分が「インプット」「スループット」「アウトプット」のどこに問題があるのかを考えてみて、改善を図ってみてはどうでしょうか?

 

 

ではでは。

 

 

 

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