徒然なるままな想い書き

日々の『思わぬ発見、気付き』をつれづれに。

スマホには負けねぇ!私が考えるデジイチのメリット(あとデメリットも)

f:id:tsurzur:20150725074104j:plain

 

はじめに

最近、デジタルカメラの販売台数が落ちてきています。

BLOG: デジタルカメラ メーカー別 タイプ別 販売台数の推移 【資料】

これは、スマホのカメラで十分ということが一番の理由でしょう。スマホだと常に持ち歩いているので、いつでも直ぐに写真を撮ることができます。

 

でももちろん、スマホでは敵わないデジタルカメラの持つ良さ、メリットも当然ながらあります。それも特にデジタル一眼レフカメラデジイチ)において。私自身もデジイチを持っていて、旅行などで頻繁に使ってバンバン撮っています。そこで、今回は私が思うデジ一のメリット、そして触れたくはないけどデメリットも同時に、私独自の目線・考え方で書いていきたいと思います。

 

メリット

場面を切り取る:光学式ファインダー

光学式ファインダーはメリット・デメリット両方の考え方があると思いますが、私はメリットだと感じています。「ファインダーとは何ぞや?」という方は、こちらの説明が分かりやすいです。

 

この光学式ファインダーを使うと、「まさにその一瞬・一場面」を「まさに自分の目で見たまま」写真として残すことができます。電子式でも同様のことはできますが、あくまで電子情報を目で見て撮るので、「自分の目で見た一瞬・一場面を写真として切り取る」という感覚が得られにくく、どうしても臨場感が欠けてしまいます。あと、デジイチはこれに伴って写真を撮るときにシャッター音が機械音で鳴るので、まさに「切り取る感覚」「臨場感」を強く体感することができます。

 

綺麗な一瞬を切り取る力、様々な視点でモノを見る力が養われる

これは別にスマホカメラでもできますが、先ほど光学式ファインダで説明したように、デジイチは「自分の目で見たもの」を撮ることができます。そのため、デジイチに慣れてくると、段々と自分の目で見たときに、「これはいい絵になる」、「ここから見ると、絶対キレイに見える」といったような、モノを綺麗に見る、捉える見方ができるようになっていきます。どうしてもスマホカメラだと「サクッと記録する・残しておく」という感覚が強いので、写真の構図を気にしたり、どうすればキレイに撮れるかは二の次になりやすいのです。

 

また、ここから見たらこう見える、あそこから見たらこう見えるという考え方も身につくので、モノを様々な視点で見ることができるようになります。これによって、どんなに初めは悪く見えるモノ・ヒトでも、見方を変えることによってそこから良い一面を見つけとる力が身につくと思います、多分。

 

写真が圧倒的にキレイ

まぁ、これは言うまでもないでしょう、割愛。

 

写真の知識がつく

これも言うまでもないでしょう。シャッタースピードとかF値とかISOとか。割愛。

 

写真を堂々と撮れる

スマホカメラだと恥ずかしくて撮りにくいようなシチュエーションでも、デジイチだとカメラマン気取りで堂々と撮ることができます。そう、自分の心持ちが強くなるのです笑

 

デメリット

重い

これもわざわざ言う必要はないでしょう、割愛。

 

写真は編集・加工によってある程度どうにでもなる、という真実を知る

スマホカメラだと気にしませんが、デジイチだと写真をRAWで撮ることができます。

RAWの説明はこちらで。

デジタル一眼レフカメラ入門初心者講座/JPEGとRAWの違い

簡単に言うと、カメラレンズに入った光をそのまま記録している生の状態の写真です。

 

リンクを見てもらうともっと分かりやすいですが、このRAWで撮ることによって後の編集・加工によって写真の内容をかなり変更することができるようになります。例えば、真っ昼間に撮った写真でも、色温度を変えることによって夕方のような写真に、暗くてぼんやりしている写真は明るくクッキリとした写真に、といった具合です。

 

Photoshopなんかを使うと、これにさらに拍車がかかります。太っているヒトでも痩せて見え、目が小さい人でも大きく見せることができます。デジイチは写真をRAWで撮ることによってとてもキレイに撮れることは事実なのですが、キレイだけに、このように劣化なく簡単に編集・加工することができ、自分の目を欺けるほど写真を劇的に変えてしまうことができるということを自ら知ってしまうのです。

 

その場を楽しみにくくなる

これはカメラあるあるだと思っているのですが、「カメラで撮る」ということに夢中になるあまり、「その場を楽しむ」という感覚が弱まってしまいます。デジイチは確かに「その場を切り取る」力に長けていますが、それは光学・視覚情報だけで、それ以外のモダリティ、例えば聴覚や嗅覚といったものを含めたまさに「その場の空気、感じ」というものは切り取ることはできません。そういった意味では当たり前ですが、「その場を楽しむ」ということが一番に決まっています。ですが、写真に夢中になると結構こういった当たり前のことが忘れがちになってしまいます。これは要注意です。

 

まとめ

以上デジイチのメリット・デメリットを自分なりに書いてみました。デメリットも書きましたが、自分自身はデジイチを買って後悔はしていません。メリットのほうが大きいです。スマホカメラだとどうしても写真は「記録」になってしまいますが、デジイチのように写真を「創る」ってのはいかがでしょうか?

 

ではでは。

 

ちなみに

カメラを撮る上で、以下のサイトが面白かったので、リンクを載せておきます。