陥っている無駄
最近、見えていなかった無駄が見えるようになってきました。
- レジ袋消費が減ったけどマイバック消費が増加:差で増えているプラスチック消費が無駄
- YouTubeで音声データだけ通信したいけど音声データのみは有料:無料だと動画データの通信が無駄
- 家の水道でお湯が出るまで水を出し続けなければいけない:水の分が無駄
こういった無駄は経済的なものや技術的なもの、様々な理由があるのでしょう。
これまでは当たり前のこととして何も考えていませんでしたが、昨今のSDGsの流行りから急にこういったことがすごく気になりだすようになってしまいました。
こういった無駄は、短期的、局所的にはメリットがあるように思えますが、長期的、全体的にはデメリットが大きくなっています。何と言いますか、囚人のジレンマのような状況に陥って抜け出せないみたいなことになっているかと思います。
これに対して自分ができることは大きくはないのですが、自分はシステム作りの仕事をしているので、少なくとも自分が関わるシステムに対しては、上の原因となるナッシュ均衡みたいなものを考えておいて、結果として囚人のジレンマとして無駄を作り出してしまわないように意識をしたいなと思いました。もちろん、必要な無駄もあるので、サステナブルを害するものだけなんですけれども。
ということで、無駄に気をつけようと思った今日この頃でした。
非日常に変わっていくもの
地元や実家って昔は日々を暮らしていた日常の場だったのに、帰省する度に、家族が増える度に、段々と非日常へと変わっていく。
慣れ親しんだはずなのに時によそよそしく、当時は当たり前だった仕草なのに時に恥ずかしく、捉え方が変わってしまう。
捉え方が変わることで自分が成長しているなと思う一方、何か哀しさを感じる今年の正月の帰省でした。
Let's act positively!
生活しているとポジティブなインプット(誉め、賞賛)もあればネガティブなインプット(責め、非難)もあります。
何も考えずにこういったインプットを受けると、同じアウトプットを返しがちになります。誉められたら誉め返してあげたいし、責められたら相手の粗探しをして責め返したくなる。いわゆる前者は好意の返報性だし後者は嫌悪の返報性。
好意、嫌悪だけでなく行動を含めたすべてのことに対して無意識に返報性が働いていて、インプットと同じ内容が返報としてアウトプットに働きがちになります。
これが家族や組織の広範囲に広がることで正の連鎖、負の連鎖に発展し、それがそのコミュニティーの文化や慣習へと定着することになります。
となると、正の連鎖は促進したいし、負の連鎖は断ち切ろうと考えてしまうことになるのですが、ここで大切なのがインプットに対する返報としてのアウトプット。初めに言ったようにインプットにはネガティブポジティブ両方の種類があります。ついついネガティブにはネガティブ、ポジティブにはポジティブとアウトプットを返しがちですが、これを断ち切り、変えていく必要が出てきます。
そのためには、インプットがネガティブであろうとポジティブであろうと、それをポジティブに捉えてポジティブなアウトプットを返す意識付けが大切になってくるかと思います。それが巡り巡って正の連鎖を促進し、負の連鎖を断ち切ることにつながるはずだから。
Let's act positively!
心機一転のアクション ~2019年の抱負~
はじめに
久しぶりの投稿。
どうも、旧「つれづれシバイヌ」から新「つれづれにダイスケ」です。
新年に入ったので心機一転です。
最近更新が滞っていたので、今後は内容をもう少しライトにして、「読みやすく・書きやすく・気づきやすく」を心がけたブログにしていきたいと思っています。
2019年の抱負
さて、本題。今週のお題「2019年の抱負」。
自分にとって、2019年は平成の終わりであり、20代の終わり。
まさに平成の始まりである平成元年に生まれた自分にとって、「平成の終わり、20代の終わり」が同時に来るので2019年は何とも感慨深い。
そんな2019年だからこそ、思うこともたくさんある。
2019年に心がけたいこと、抱負は3つ。
- 保守より革新
- 異なる価値観の受容
- 「考え」→「行動」のタイミングを良くする
保守より革新
年齢を重ねてきて、自分の居心地の良い行動、態度、考え方、哲学が段々と分かってきた。
なので、日々無意識に過ごしていると、ついつい居心地の良い方向へと向かい、それに留まってしまう。
もちろんそんな人生もアリだと思う。
人間幸福を求めていかないと人生やってらんないし、その幸福の一つが居心地の良さであって全然いい。
ただ、自分の場合はブログの説明でも書いてるように『思わぬ発見、気付き』をすごく重要視している。
思わぬ発見があるとすごく嬉しいし、自分の場合はそれが幸福につながる。
だからこそ、それを得るために今年は「保守より革新」というスタンスをより重要視したいと思っている。
というのも、去年のはじめからだろうか、仕事について転職を考えている。
仕事の内容自体はとても興味があり、主体的にやっているのだけれども、先の「保守より革新」というスタンスで見たときに、周りの人間関係というかコミュニティに少し物足りなさを感じ始めてきた。
熱意だけじゃビジネスはできないのはごもっともなことなんだけれども、こういったスタンスが文化としてある企業に自分の身を置いたら自分はどう変化していくのだろうかと興味が湧いている。
人間、やっぱり影響を一番受けるのは周囲の環境。
今年は周囲の環境を時には大胆に変化させる、広げることで、『思わぬ発見、気付き』をより求めていきたいです。
異なる価値観の受容
上で述べたように自分たるものが段々分かってきたので、自分が大事にしている価値観も何となく分かり始めてきた。
しかし、分かってきたがために、最近は自分とは異なる価値観に出会うと、「そういうものなんだ」とついつい突き放して考えるようにもなってきた。
でも、突き放してばかりいては、みんなで何かを成したいときに異なる価値観の人は動いてくれないし、時には敵対してしまうことになる。
2018年は幸い仕事ではそういったことで目立ったことはなかったが、恋愛面で相手と考え方のすれ違いが起こり、上手く行かなかった経験をした。
これも裏には相手の価値観を突き放して受容しようとしなかったことが原因としてあったのかもしれないと思っている。
昔の記事(こんなのやこんなの)で書いたように、価値観に正解はない。
他人同士、自分とは絶対に価値観は違う。
今年は異なる価値観を突き放すのでは受容して、お互いのギャップを歩み寄って埋めていくような良い関係を築けるよう心がけたいです。
「考え」→「行動」のタイミングを良くする
最近タイミングの重要性を感じている。
特に「考える」→「行動」のタイミング。
自分はこのタイミングがかなり悪い。
本当は考えて行動してそれで考えを確信するって感じだけど、考え煮詰まってから行動してしまっている。
これじゃ遅い。
2019年はこれを何とかしたい。
具体的には、すごくベタな考えだけど、「考え」たら、すぐにできそうな「小さな行動」に分解して、とりあえずやってみようということを心がけたいと思う。
考えに対しては周囲の環境からのフィードバックが欠かせない。
「小さな行動」でとりあえずやってみて、すぐフィードバックを得て考えをブラッシュアップできるような、そんな習慣をまずは作っていきたいです。
まとめ
今週のお題「2019年の抱負」。
堅い感じになってしまったけど、今年の抱負プラスワンになるけれども、
ブログでは文の体裁を多少気にせず、どんどん意見を表に出していきたいと思っています。
今年もよろしくお願いします。
ではでは。
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pythonでRedmineのチケットを自動でつくる!
最近Redmineのチケットを生成するpythonのスクリプトをつくっていたのですが、残念ながら公式のサイトなどのサンプルがあまり充実していませんでした。
ということで、せっかくなのでサンプルとして私の作ったスクリプトを載せておきます。公式のREST APIを使って、XMLをPOSTしています。
チケットをpythonのスクリプトでつくれるようになると、例えばリポジトリへのコミット時にフックして付随するチケットを生成するなど、チケットをイベントに対して自動で生成することができるようになり、とても便利です。
# -*- coding:utf-8 -*- from xml.etree.ElementTree import Element, SubElement, Comment import xml.etree.ElementTree as ET import xml.dom.minidom as minidom import urllib2 if __name__ == '__main__': issue = Element('issue') project_id = SubElement(issue, 'project_id') project_id.text = '5' subject = SubElement(issue, 'subject') subject.text = 'TEST TICKET' tracker_id = SubElement(issue, 'tracker_id') tracker_id.text = '2' priority = SubElement(issue, 'priority') priority.text = '4' priority = SubElement(issue, 'assigned_to_id') priority.text = '3' custom_fields = SubElement(issue, 'custom_fields', {'type':'array'}) custom_field_1 = SubElement(custom_fields, 'custom_field', {'id':'1'}) custom_field_value_1 = SubElement(custom_field_1, 'value') custom_field_value_1.text = 'A' watcher_user_ids = SubElement(issue, 'watcher_user_ids', {'type':'array'}) watcher_user_id_1 = SubElement(watcher_user_ids, 'watcher_user_id') watcher_user_id_1.text = '4' watcher_user_id_2 = SubElement(watcher_user_ids, 'watcher_user_id') watcher_user_id_2.text = '3' string = ET.tostring(issue, 'utf-8') pretty_string = minidom.parseString(string).toprettyxml(indent=' ', encoding="utf-8") # API key api_key = '***' # Redmine URL url = 'http://localhost/redmine/issues.xml' # POST request = urllib2.Request(url, data=pretty_string) request.add_header('Content-Type', 'text/xml') request.add_header('X-Redmine-API-Key', api_key) request.get_method = lambda: 'POST' response = urllib2.urlopen(request) ret = response.read() #print(ret)
(API Reference)
www.redmine.org
ではでは。
最適化しすぎるのもよくない。
最近仕事とかスマホでディスプレイの見過ぎで、基本的に目が疲れたまんまになっている今日この頃。
私の目はちょっと特殊で、片方は遠視気味で遠くのものを見る目、もう片方は極度の近視で近くのものを見る目といったように、役割分担しながらモノを見ています。
そのような中、遠視目は視力が下がっていないのですが、近視目の方が日々の見過ぎ労働のせいか、視力がどんどん落ちてきています。視力が落ちてくるのはまぁ視力が悪くなった方からすると当たり前かと思うのですが、問題は視力の落ちた先。視界がはっきりする限界距離が「普段私がスマホを眺めている距離そのもの」なのです。それでふと思ったのです。
「最適化されてない?笑」と。
それでこのブログタイトルです。スポーツや仕事、人間のやること何でもそうですが、慣れてくると動作や考えがブラッシュアップされ、まさに最適化されていきます。ただ、この最適化ですが、適用されるのはここで言う「特定のスポーツや、仕事」のみです。特定のものに対しては大きな効果を発揮しますが、最適化してしまったがゆえ、時として他の環境下では途端に足を引っ張ってしまうことがあります。今の私の近視目なんかまさにそうです。スマホの画面を見るときには、画面がとても見やすく、大きな効果を発揮するのですが、それ以外はまったく役に立ちませんし、むしろ立体視がしにくくなるため、生活に支障が出るレベルです。
しかも、この最適化、人間は器用なので、無意識にやっちゃいます。近視目も、近視になっていることは認識しているつもりでしたが、スマホに最適化されているのはこれを書いている今日初めて認識しました。
このように、特定の環境下では最適なので良いことなのですが、この最適化は別の環境になった途端、まったく使い物にならなくなってしまうケースが多いのです。このように考えて見ると、自分の仕事も当てはまっているように感じます。
仕事はよく「効率化」と叫ばれていますが、効率化の行き着く先は「最適化」だったりします。ですが、この最適化を「特定の環境下」でやってしまうと、変化の早い昨今の社会だとすぐに別の環境に変わってしまい、すぐに使い物にならなくなってしまいます。さらに最悪の場合、私の近視目のように他の環境に対応したくとも対応できないものになってしまう可能性もあるのです。
人間慣れて最適化、効率化するのは良いことなんですが、その最適化は「何の環境」に対してなされているのか、別の環境でも対応できるのか?
「特定の環境に最適化する」のではなく、「最適化する方法を最適化」する。
今日気がついた、「目」から得た1つの「視点」でした。
ではでは。